【ぽっぷんみゅーじっく ぽーたぶるつー】
ジャンル | 音楽シミュレーション | ![]() |
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |
発売・開発元 | コナミデジタルエンタテインメント | |
発売日 | 2011年11月23日 | |
定価 |
UMD版:5,040円(税込) ダウンロード版:4,500円(税込) |
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廉価版 |
PSP the BEST:2013年3月14日 UMD版:2,940円(税込) ダウンロード版:2,300円(税込) |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
まさかのポータブルの続編 実質『CS16』 DLCで曲が追加できるが、やや難あり 初期バージョンでは一部不具合 |
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ポップンミュージックシリーズリンク |
2010年2月4日に『ポップンミュージック ポータブル』が発売され、多くのファンが歓喜した。その成功を受け、翌年に発売されたのが本作である。
本作はAC版『ポップンミュージック 16 PARTY♪』(以下AC16)をベースとしており、前作と違いUI等のデザイン面もおおむねAC16に準拠したものになっている(*1)ため、実質的な移植版の趣がより強い。
もちろんそれのみならず、前作同様に家庭用独自のストーリー付きモードが採用されるなど、ただの移植に留まらない作品となっている。
ポップンタウンに引っ越してきたミミとニャミは、MZDの一存で引っ越しお祝いパーティを開くことになり、顔なじみとなった街中の人々を自宅でのパーティに招いていく。
その中で、「最高に盛り上がったパーティにだけ姿を現す謎のマジシャン」の噂を聞いた2人は、噂の真偽を確かめるべく、様々なフィールドを渡り歩きながら招待客を集めバラエティ豊かなパーティを開いていくのであった。
フリープレイモード
パーティーモード
本作のメインとなるストーリー付きのモード。
MZD主催の元、ミミかニャミのうち最初に選んだ方を操作し、フィールド上にいるキャラ達を招待して様々なパーティーを開催していく。
前作のアドベンチャーモードを継承した形式だが、今作では「出逢ったキャラをパーティーに誘う」という、AC16のイベント「あつまれ!ポップンパーティー」に相当する要素が組み込まれている
+ | 【ゲームの遊び方】 |
上記2つのプロセスを繰り返しながらゲームを進行させていく。
ETCモード
+ | ... |
みんなでパーティー
アーケード&トレーニング
コーディネート
オプション
ダウンロード
メディアインストール対応
収録曲
パーティーモード関連
その他
パーティーモード
前作より改善された点は幾つかあるが、やはり解禁作業がダレるといった意見もある。
収録曲に関して
DLC関連
初期バージョンにおける不具合
その他
パーティーモードの仕様やDLC関連、バグ等の問題点もあるが、前作同様丁寧に作り込まれているうえ、DLCも含めるとボリュームは充分で、出来は概ね良好。
携帯機ゆえに据え置き機と同じ感覚でプレイすることはできないものの、総合的には良作と言える内容に仕上がっている。
特にキャラクター要素の強化は前作以上となっているため、キャラクター関連も重視するファンにはお勧めできる作品である。
*1 パーティバトルや通常楽曲プレイ後のリザルト画面等、一部のUIは新規のデザインになっている。また、ハリアイ画面での歓声のSEがAC19のものになっている。
*2 招待状を送ってもパーティ開催中の画面内にキャラアイコン付きで登場することはない
*3 担当キャラの山吹は、元々コンテンポラリーネーション3の担当キャラの候補に挙がっていたが、没案となっていた。
*4 AC版『8』での他機種からの移植曲全曲においてa-アーティスト名が「♪♪♪♪♪」と表記されており、2021年現在の最新作である『解明リドルズ』においてもいまだに修正されていない。
*5 TOMOSUKEがポップンシリーズとIIDXシリーズをメインに手掛けたファンタジーRPG風の世界観をモチーフにした連作楽曲シリーズ。(既に完結済)
*6 話の展開やAC17のキャラクターが一部先行出演している点等から、時系列的にAC16からAC17の間の出来事と位置付けられているようだが、AC16本編で既に面識があるはずのキャラクターの中に初対面(ノクスとマタン等)扱いになっている者がいたり、AC16 におけるさなえちゃんの担当曲パーティトラックが未発表の新曲扱い(本来はAC16で披露されたという設定である)になっていたり、AC16で担当曲が一発削除されてしまった都合でハウスガールの存在が完全に抹消されていたりと、前作同様、パラレル的なストーリーとなっている。
*7 厳密にはAC2の「ユーロクイーン」がポップン初のREMIX曲なのだが、当時はREMIX曲というカテゴリーは存在していなかった。
*8 ただしAC4ではREMIX担当のみ新規カラー。AC5でMZDに交代している。
*9 AC版でもうさ猫以降は同様に原曲のキャラがREMIXを担当する形式に変わっている。
*10 このうち「デジロック」の新音源と新N譜面のみ、後にアーケード版20 fantasiaにて旧譜面を上書きする形で逆輸入された。
*11 総ポップ君数が1537以上になるとゲージが非常に増えづらくなる現象
*12 先のエリアに進むためにAC15初出のデフォルト新曲、解禁済みのイベント隠し曲の全譜面にクリアマークを付けるという条件を満たさなければならなかったため、初級者~中級者レベルの腕前ではイベントの完遂自体が不可能だった。
*13 ルーレット形式になって完全な運任せになったCS10,仕様変更により必然的にプレイ回数を増やさないとイベントが進みづらくなったCS11等例外はある。
*14 サングラスをかけた大量のポップ君が画面全体を覆い隠してしまう物で、初出のAC7から現行作まで特に凶悪なオジャマの一つとして受け継がれている
*15 「月光花」「そばかす」「ケロッ!とマーチ」「月のワルツ」「天体観測」など。うち、「創聖のアクエリオン」のみ前作で先行収録されていた。
*16 いずれも『beatmania』からの移植である「ケルトランス/NORTH」「ハウス/20,november」
*17 CS10・14では吸血鬼繋がりでユーリが代理担当していた。
*18 名前表記やハリアイの大きさまで微妙に違う
*19 この関係上、オフライン稼働の『20 fantasia』では遊ぶことが不可。その後も継続収録はされているため、現行の筐体であればプレー可能。