「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容はアーケード版からの変更点の追記です。
ストライクガンナー S.T.G
【すとらいくがんなー えすてぃーじー】
ジャンル
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シューティング
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対応機種
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スーパーファミコン
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メディア
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8MbitROMカートリッジ
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発売元
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アテナ
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発売日
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1992年3月27日
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定価
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8,900円(税別)
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プレイ人数
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1~2人
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配信
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プロジェクトEGG:2015年7月14日/500円(税別)
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判定
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ゲームバランスが不安定
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ポイント
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難易度や残機数の設定で初心者にも優しい 1ステージが長くテンポに難あり
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概要
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エイリアンの侵略から地球を守るために全8ステージを攻略していく。
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ゲーム自体は1991年に同社がACでリリースした同名のSTGをベースにしているが、AC版とは内容がかなり変更されている。
ゲーム内容
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オーソドックスな縦スクロールシューティング
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雑魚敵や中ボスを撃破しつつ進み、ステージごとのボスを倒してクリアになる。
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特殊武装について
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プレイヤーは各ステージ開始前に15種類の特殊武装から1つを選択して出撃する。
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一度選択した武装は別のステージで再度使用できないため、ステージごとに適切なものを選ぶ必要がある。
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特殊武装は使用するごとにエネルギーゲージを消費し、0になると使用不可能になる。
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オプション設定について
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4段階の難易度(EASY/NORMAL/HARD/OTAKU)から設定できる。
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難易度が上がるにつれて敵の弾数や弾速が上がっていく。
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初期残機数を0から9の間で設定可能。
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難易度EASYで残機9スタートなら楽々プレイできる。
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2Pモードについて
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2Pプレイ時にのみどちらかのプレイヤーがXボタンかYボタンを押すと2機が合体する。
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合体しているときは通常のショットの特性が変化する。
評価点
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初心者に優しいオプション設定
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シューティングゲームがあまり得意でないユーザーでもステージを進めることができる。
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2Pプレイならそれぞれ別の特殊武装を持てるので、もっと攻略しやすくなる。
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特殊武装の選択によって変わるゲーム性
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どの武装がステージに合っているか試行錯誤したり、2Pプレイ時には別の武装を選択してサポートしあうことができる。
問題点
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テンポが全体的に悪い。
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中ボスやボス戦前以外の、雑魚敵との戦闘の合間に敵の出てこない待っているだけの時間がある。
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その先にある敵の攻撃を意識させる「溜め」の演出とも取れるが、暇な時間になっているのは確か。
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それでいて敵キャラの種類も少ない構成で1ステージが約5分前後あるのはかなりの拷問。
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BGMのループが短い
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不快であったり、ステージにあっていないわけではないが短いフレーズの繰り返しなので飽きやすい。
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特殊武装の使い勝手の差が大きい
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一定時間無敵になる「SHIELD UNIT」や画面全体に攻撃&敵弾を消す「SONIC WAVE」、エネルギーゲージを全消費するがボスでさえ一撃で倒す「MEGABEAM CANNON」はかなり有用。
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一方で一発の威力が低い「SPLAY MISSILE」や上記「SONIC WAVE」の前方向のみバージョンの「SONIC SHOOTER」などは有効に使えるステージがない。
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最終面をクリアしてもスコアが出ない
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SFC版はステージクリア時にのみスコアが表示されるが、8面をクリアするとスタッフロールが流れるだけ。そのため7面クリア時のスコアが最終スコアになる。
総評
荒削りな部分があり、とりたてて良作というゲームではない。
シューティングゲームを不得意とするスーパーファミコンの初期の作品でもある。
元々あまり出来の良くないアーケード版を元に、使用できるウエポンの追加やステージを追加したりして作り直してみたものの、前述の間延び感とウエポンの選び方ではトータル一時間近く掛かる内容となり、どちらにしても評価し難い内容になっている。
最終更新:2024年06月13日 20:45