このページでは『三國志III』(良作)と『三國志DS』(判定なし)を紹介する。
【さんごくしすりー】
ジャンル | 歴史シミュレーション | ![]() ![]() |
対応機種 |
PC-9801、FM TOWNS、X68000、 スーパーファミコン、メガドライブ、 メガCD、PCエンジン スーパーCD-ROM2、 プレイステーション、Windows 95~XP、Macintosh |
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発売・開発元 | 光栄 | |
発売日 |
【PC98】1992年2月20日 【FM TOWNS】1992年6月1日 【X68000】1992年6月17日 【SFC/MD】1992年11月8日 【MCD】1993年4月23日 【PCE】1993年10月1日 【PS】2002年2月22日 |
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定価 | 14,800円(税別) | |
判定 | 良作 | |
三國志シリーズ |
『三國志』シリーズの3作目。 それまでのシリーズと同様に、三國志の君主の一人になって中国全土、全46都市の統一を目指すことが目標。
次回作以降に比べると、奇抜な特殊能力などもなく、武将の個性が弱い。
しかし良く言えば、指令を出す上の制約が少ないということでもある。遊びやすい長所とも言えなくもない。
内容は前作から大幅にボリュームアップしており、特に武将数については後期作品にも見劣りしない。
AIの完成度もまずまずで委任プレイも快適。
次回作への課題はいくつか残るものの、十分に良作と呼べる作品だろう。
ジャンル | 歴史シミュレーション | ![]() |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
発売・開発元 | コーエー | |
発売日 | 2006年2月23日 | |
廉価版 |
KOEI the Best 2008年7月10日/2,800円 |
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判定 | なし | |
ポイント |
『三國志III』のパワーアップ版 DSモードは調整不足 |
『三國志III』をベースに武将・シナリオ・アイテム・短期の目標を達成すればクリアの「チャレンジシナリオモード」を追加したもの。
『三國志III』を手軽に遊べるメリットは大きい。
武将追加は『三國志X』からの流用とは言え、後半シナリオが遊びやすくなった効果は絶大。
反面、DSの追加要素はAIやゲームバランスの調整不足であり、大味になっている面がある。
後に3DSで再リメイクされ、エディット機能の追加や操作性の改善が行われた。
*1 太守という身分もあるがそれはまた別扱い。
*2 「おらおらおらぁーーっ!」と連撃を加えるもの、これが出ると多少の武力差があってもひっくり返せるほど強力
*3 イベント武将の貂蝉を入れると532人。
*4 『II』のコンシューマー版では漢字が「新君主」に固定されるなどで不自由だった。
*5 『三國志V』でも援助要請は可能だが、ただで成功するのは1度だけでかつこちらから援助内容が指定不可能、2回目以降はこちらから贈り物を出さないと成功しないようになっている。また、『V』の場合は名声の減少や自分が裕福な時には成功しないと言うリスクもある。
*6 厳密には武力85以上か、武力70以上で魅力+(陸指+水指)/2が120以上
*7 蜀漢の人物でも張嶷など、ストーリー展開の都合で正史より評価が低くなっている人物はこの限りではない。
*8 孫権の後継を孫和・孫覇が争った事件。最終的に孫和は廃嫡、孫覇は自害させられ、末の息子の孫亮が後継になった。
*9 ただし、演義のみの登場人物や、正史で無能だが演義で大活躍した人物の能力が大きく下がったわけではない。
*10 通常の戦争では陸指、水戦では水指が1上がる。
*11 通常通り、門を攻撃して壊さなくてはならない。
*12 ゲーム内の誤字で、正しくは太史享。太史慈の子。