僕の私の塊魂
【ぼくのわたしのかたまりだましい】
| ジャンル | アクションゲーム |  
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| 対応機種 | プレイステーション・ポータブル | 
| 発売元 | ナムコ | 
| 開発元 | ナムコ ナウプロダクション
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| 発売日 | 2005年12月22日 | 
| 定価 | 5,040円(税5%込) | 
| レーティング | CERO:全年齢対象 | 
| 廉価版 | PSP the Best 2006年12月7日/2,800円(税別)
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| 判定 | なし | 
| 塊魂シリーズ | 
 
概要
『塊魂』シリーズの3作目であり初の携帯機で遊べる作品。
PSPにはアナログスティックが1つしか無いため、方向キーと○×△□ボタンを使う操作になっている。
ストーリー
南の島にバカンスにやってきた王様ファミリー、王様がまわりのコジマを流してしまうほどの泳ぎをして遊んでいました。
一方「楽園諸島」で暮らしていた動物たちは大波に飲み込まれて漂流生活を余儀なくされ、王様に相談し、王子が島を作って上げることになりました。
特徴・評価点
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ボタンでの操作となるが操作性は良好。
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王子ダッシュが上と△を交互に連打、王子ターンが左と○の同時押しになっているのを気をつければ従来通りに操作ができる。
 
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ステージの数は21と多め。
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ステージは初代『塊魂』とシチュエーションは似ているが新規に作られたものである。
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1.5mにする街のステージは雪が降っている、酔っ払いがいる花見のステージと構造自体は同じだがバリエーションがある。
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特殊な課題がある火山島は、決められたモノを巻き込む課題をこなしていくカメレオンのステージや、砂漠に埋もれたお宝を巻き込むラクダのステージと個性的。
 
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カメラが全体マップでも使用可能になった。
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カメラで保存した画像はPSPの壁紙にすることが可能。
 
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初代『塊魂』前作『みんな大好き塊魂』で使用されたBGMがほぼ全て収録されている。
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さらに、一度それが流れるステージをクリアすれば他のステージのBGMとして任意に流すことが可能。
 
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エンディング恒例のミニゲームは8ビットの世界を転がす横スクロールアクション。
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3種類の難易度の異なるステージがありやりごたえがある。
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バックに流れる曲は初代に続いて松崎しげる氏が熱唱する「輝け! Mr.サンシャイン」は、初代の「愛のカタマリー」にも劣らぬ良曲と好評。
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いつも通り、「日に焼けた肌」に関する歌詞が途中で何の脈絡も無く飛び出すが、今回は結構長めで内容も無駄に濃い。思わず吹き出してミニゲームの方の操作を誤らないように注意。
 
 
問題点
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モノが消えるのが速い。
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塊魂の仕様として塊が大きくなると、小さなモノが消えていくようになっているが、PSPの性能ゆえに据え置きの前作以上に周囲のモノが消える。
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特に顕著なのが塊を1.5mにする街のステージ。75cmで移動できる場所が増えるが、転がしていた場所にあるモノの殆どが消える。
 
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ステージの使い回し
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ステージを進めていくとクリアをすると次のエリアに進むステージが登場する。ステージによっては次に進むステージがランダムで選ばれる事があり、前にやったステージが選ばれる事がある。
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次のエリアに進む時にロードが入るので、終盤のステージは1回のプレイがかなり長くなる。
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ステージがランダムで選ばれるので、ハイスコアを目指すならポイントが稼ぎやすいステージが出るまでリセットする必要がある。
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最終ステージのイトコ達は3体いるが、1回の攻略に1体しか巻き込めないので最低でも3回はプレイする必要がある。
 
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ステージに配置されるモノの数が少なく、モノを取りつくす事が容易にできてしまう。
総評
ローポリな世界観のおかげでPS2よりも性能で劣るPSPでも、そこまで劣化しておらず、据え置き版と同等に遊ぶことができる。
ステージも後半になってくると同じステージをやることにはなるが、前作には登場しなかったバリエーションが追加されている。
ただ、高評価を取るにはステージがランダムで選ばれるステージもあり、やりこみのしやすさでは劣る。
余談
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説明書が一枚の大きな紙に両面印刷されているものが折りたたまれて入っている。
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今作のエンディングゲームをベースとしたモバイルゲーム『塊魂くん』が配信されている。
最終更新:2024年05月21日 17:00