【ていとくのけつだんつー】
ジャンル | ウォーシミュレーション | |||
対応機種 |
PC-9801、FM TOWNS、Windows 95、 スーパーファミコン、セガサターン、プレイステーション |
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発売・開発元 | 光栄 | |||
発売日 |
【PC98】1994年1月29日 【TOWNS】1994年6月24日 【SFC】1995年2月17日 【SS】1996年2月23日 【PS】1996年8月23日 |
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定価 |
通常版:14,800円 Withサウンドウェア:17,200円 |
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判定 | なし | |||
ポイント |
前作よりボリューム大幅増加 一方でテンポは悪化 死ぬほど面倒な会議 |
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提督の決断シリーズ I / II / III / IV |
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コーエー歴史SLG作品 |
1993年に光栄(現・コーエーテクモゲームス)が製作・発売した歴史シミュレーションゲーム。
『提督の決断シリーズ』の第2作で、第二次世界大戦を扱ったWW2シリーズとしては『ヨーロッパ戦線』に続く第3作である。
前作がビデオゲームならではの要素を取り入れたシミュレーションゲームとして人気を博したが、それをさらにパワーアップさせた作品。
前作よりボリュームや忠実性が増加し、本格的なシミュレーションゲームとなった。
しかし、熱意を込めて実装されたはずの会議については、一部の不興を買った節がある。
*1 航空機は天気さえよければ瞬間的に配備されるが、陸上部隊については道または島伝いにトコトコ移動させるか、艦隊配備の輸送船でそれを行うかとなる。本作では1艦隊につき一度で2個師団まで輸送可能。
*2 例外として敵母港占領時は強制的に海軍の、首都占領時は強制的に陸軍の管轄となる。なおゲーム開始時に設定されている海軍/陸軍基地の属性を変更したいなら、一度敵に占領させてから、任意の兵で奪還すればよい
*3 川内型軽巡の2番艦で、開戦時の第二水雷戦隊旗艦。
*4 高速で重雷装の艦隊型駆逐艦。
*5 天龍、大鳳など多くの艦船を撃沈した米潜水艦。
*6 雷、谷風など多くの艦船を撃沈した米潜水艦。
*7 不満度的には、むしろ大蔵大臣の方を敵視していたりする。その点においては陸軍には中立的であるだけでしかないのであるが、総理大臣の予算・物資分配などの提案がそもそも陸軍よりなのである。
*8 『覇王伝』の論功行賞も、非常に面倒な上に半強制的にやらされる。
*9 「見ない」モードだと、最大でも1艦船にしか被害を与えない。そのため、自国の潜水艦の戦いは「見る」、相手の潜水艦の戦いは「見ない」にするのがお得、と公式攻略本にも書いてある…。
*10 いわゆるウルフパック(群狼作戦)といわれる戦術。
*11 更に、ワシントンは海軍陸戦隊だけで攻略すべきであるとも…。
*12 艦の横腹を見せた形だと命中率があがる。これは当時のリアル軍艦でも同じ。また、敵の先頭艦から順に総力で集中攻撃を加え順番に撃沈していく、各個撃破の理想型の一つである。ちなみに本当にリアルの実戦では敵もちゃんと考えて動くため、難しい。
*13 他の新兵器については搭載に主に時間的なコストはかかるものの様上の明確な副作用はない
*14 海軍予算・物資とも、前月の使い残しがあると、当月割り当てられる最大値はその分減少してしまう。いかにもお役所的である。物資については使い切らずとも、各基地の海軍用倉庫にひっそりしまい込んでおけば、国家収入が十分かつ会議でうまくやれば、貯蓄も可能であるが、何故こんなセコい手を使わねばならないのか…。
*15 このゲームでは、配備したての航空隊の錬度は20少々。日数をかけて教練すれば、教練だけで60まであがる。この為通常は、激戦を重ねる前線基地/機動部隊を支援するため、後方で交替用の航空隊を育成することが公式攻略本でも推奨されている。
*16 例えばある空母の搭載数が(最大)30機だった場合、偵察機を載せずに20機・10機の2航空隊を搭載するか、1隊20機だけ搭載し10機の偵察機を載せるかは、プレイヤーの任意である。
*17 艦隊速度=行動力は艦隊で最も速度の遅い艦船のそれによって決まるため、速度が突出した戦艦がほんの何隻かあってもこの点においては意味が無い
*18 「独軍ポイント」というマスクデーターを持っており、「欧州派兵数」が2個師団以下だと徐々に上がっていく。逆に3個師団以上だと減っていく。
*19 独軍ポイントが「0」になるとドイツは降伏し、全ての基地・艦船・部隊は消滅する。逆に「90」になるとイギリスが、「99」になるとロシアが降伏してしまい、それらの所有物は全てドイツ軍のものとなってしまう
*20 独軍ポイントが高いと、ドイツ軍基地に強力な兵器が登場しやすい。