【しんさんごくむそうふぉー えんぱいあーず】
ジャンル | タクティカルアクション | ![]() ![]() |
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対応機種 |
Xbox 360 プレイステーション2 |
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メディア | DVD-ROM 1枚 | ||
発売元 | コーエー | ||
開発元 | コーエー(オメガフォース) | ||
発売日 | 2006年3月23日 | ||
定価 |
【360】4,270円 【PS2】4,280円 |
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プレイ人数 | 1~2人 | ||
周辺機器 | PlayStation BB Unit対応(HDDインストールのみ) | ||
レーティング | CERO:12歳以上対象 | ||
コンテンツアイコン | 暴力 | ||
廉価版 |
PlayStation2 the Best:2010年8月5日/1,480円 360・ダウンロード版:2012年11月6日/1,900円 |
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判定 | 良作 | ||
無双シリーズ |
知で治め、武で統べよ。
荒削りながらも独自の魅力を持った『Empires』は、無双シリーズに新たな方向性を示した。
本作では『真・三國無双4 猛将伝』をベースに、多数の追加要素、仕様改変を行っった『Empires』シリーズ第2弾である。
基本的な仕様は前作参照。ここでは、前作からの変更点を主に解説する。
なお、『4』と『4 猛将伝』への引継ぎはビジュアルデータベースの要素の一部解禁と、エディット武将の引き継ぎに留まる。
シナリオの追加
環境設定
これらはある程度シナリオをクリアしないと選択できないが、争覇モード開始時の設定項目が多数生かされている。
その他
前作から引き続き本作の内政も、戦略パートと作戦パートの2つに分けられる。
戦略パートでは政策を駆使して自軍を強化したり、武将を地域に配置して戦闘に備える。
作戦パートでは、攻守の地域を選択したり、戦闘地域への指示を行う。
戦闘を行うか、もしくは戦闘せずに終了するとターンが終了して季節が変わる。
政策
名称 | 内容 |
提案 | 前作と同じ基本的なアクション。ランダムで4人の主将が政策を2つ提案する。1回ごとに命令回数を1つ消費し、それにつき政策を2つ行えるのが利点。 |
委任 | 武将1人が命令回数分、政策をランダムで実行する。実行後は命令回数が0になる。特定武将が所持している固有の政策を獲得するのに有利。 |
政策 | 既に使用したことのある任意の政策を1つ実行する。1回ごとに命令回数を1つ消費する。 |
武将配置
アイテム
名称 | 効果内容 |
神速蹄 | 馬・象の移動力上昇 |
弾返極意 | 弾き返しの威力上昇 |
象鐙改 | 武将象に乗ってスタート |
虎輪改 | 虎を三匹連れて行ける。ただの虎輪とセットで四匹にもできる |
前作の拠点・兵站線システムが続投されている。
拠点の仕様変更
再出撃の仕様変更
方針指示
指示内容 | 方向キー | 主な特徴 |
攻撃 | 方向キー上 | 積極的に武将撃破や拠点奪取を目指す |
防御 | 方向キー下 | 拠点防御に専念させる |
集結 | 方向キー左 | プレイヤーの周りに集結し、追従するようになる |
委任 | 方向キー右 | AIの判断で各自行動させる |
戦場策
捕縛
前作のレベル式や個人目標は廃止され、概ねナンバリング本編に近い方式になった。 ちなみにモブ武将も1人ずつレベル管理されている。
育成
武器
自由度が大きく増した
武将配置システムによる戦略性の向上
イベント
BGM
内政
戦闘
エディット
その他
360版
荒削りだった前作から手堅い改良点が非常に多く、飛躍的に完成度を高めた。
事実上、本作で無双『Empires』シリーズは大方の完成を迎えたといっていい。
『戦国無双2 Empires』においても概ね本作のシステムを肉付けした形に落ち着いたのがその証左だろう。
その後、『真・三國無双 Empires』シリーズは「全武将プレイ」および「エディットモード大幅拡張」へと路線を変更し、新たな方向性を模索し始める。
この点もやはり『戦国無双』シリーズ全体にも小さくない影響を与えることになるわけで、本シリーズは無双シリーズの実験作と言った側面を少なからず持った作品となっていることがわかる。