どきどきペンギンランド 宇宙大冒険
【どきどきぺんぎんらんど うちゅうだいぼうけん】
| ジャンル | アクションパズル |  
 | 
| 対応機種 | セガ・マークIII/マスターシステム | 
| メディア | 1MbitROMカートリッジ+バッテリーバックアップ | 
| 発売・開発元 | セガ・エンタープライゼス | 
| 発売日 | 1987年8月18日 | 
| 定価 | 5,000円 | 
| プレイ人数 | 1人 | 
| 判定 | 良作 | 
 
概要
SG中期に発売されたアクションパズル『どきどきペンギンランド』の続編。
ペンギンのアデリーを操作し、子供たちに卵を届けるのが目的。
システム
- 
基本的なルールは前作と同じだが、オブジェクトの種類が増えたことでよりパズル的な方向に進化した。
- 
特定の氷ブロックを壊すとスコアアップのほかにアイテムが出現することもある。
 
- 
タイムボーナスの概念が追加。ただしタイムが0になってもミスにはならない。
- 
全50面だが最初にセレクトできるのは30面までで、それ以降はクリアすることで選択可能になっていく。
- 
ステージエディタを搭載。ユーザーが作成可能なステージは20ステージ。
- 
セガハードのソフトでは初のバッテリーバックアップ搭載。前述のステージ進行状況と作成したステージデータを記録してくれる。
評価点
- 
ハードウェアがマークIIIに移行したことにより、グラフィックもパワーアップ。より親しみやすいゲームとなった。
- 
背景がついたことによりゲームの雰囲気もかなり明るめな印象になった。
 
- 
マップのオブジェクトの種類が大幅に増え、よりパズル的要素が強くなり歯ごたえのある作品となった。
- 
システムの基本的なベースは本作でほぼ確立された形。
 
- 
ステージエディタの搭載によりクリア後もステージ作成で楽しめるようになった。
- 
バッテリーバックアップ機能も搭載しているので外部記憶装置を用意する必要もないため、敷居が低くなったのも大きい。
 
- 
BGMも親しみやすく高評価。FM音源ユニットにも対応。
賛否両論点
- 
パズル的要素が強くなった半面、ややアドリブ的なプレイが許容された前作に比べると少々違和感がある。
問題点
- 
ステージエディタで利用できるオブジェクトはすべてをカバーしていない。
- 
エディタでは表現や設定が難しいオブジェクトがあるので仕方がないともいえる。
 
総評
基本的なシステムも確立し、その後のシリーズの展開に一役買った作品。
ステージ数も増えエディタも搭載しているなどプレイバリューも高いので、手ごたえのあるアクションパズルを楽しみたい人にはお勧め。
最終更新:2024年04月01日 00:56