【めたるすらっぐしっくす】
ジャンル | アクションシューティング | ![]() |
対応機種 | アーケード(ATOMISWAVE) | |
発売・開発元 | SNKプレイモア | |
稼働開始日 | 2006年2月 | |
判定 | なし | |
ポイント |
やはり難しいが理不尽が減りマトモになった難易度 演出の総入れ替えは賛否アリ 『怒』からラルフ&クラーク登場 イージーではミッション4まで |
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メタルスラッグシリーズ |
3度に渡るモーデン元帥の野望は全て打ち砕かれた。
しかし、その生死は未だ確認されていない。
束の間の平和に人々が酔いしれる中、以前にも増して強化された情報部へ、このところ頻繁に入ってくる信じがたい情報があった。
未確認飛行物体、宇宙人、大型生物の目撃情報である。
幸いな事に被害は報告されていないが、その背後にはマーズピープルやモーデンの影が感じられた。
そしてしばらくした後、決定的な一報が正規軍にもたらされる。
モーデン軍らしき一団が兵器を集め、集落を作り、山岳地帯に潜伏しているというのだ。
ただ、一団の中にモーデン元帥の姿は確認されておらず、その目的もはっきり賭していない。
現時点では、モーデン軍であるという確証すら得られていないのだ。
だが、参謀本部は決断を下し、直ちにあの4人を召還した。
PF隊のマルコとターマ、スパローズのエリとフィオ。
前の戦いから間もないだけに、誰も口を開こうとはしなかった。
しかも、その場には見慣れない2人の兵士が・・・。
「君たちを信頼していない訳ではないが、上層部の命令により、今回の作戦には傭兵部隊より2名が同行する」
「ラルフ・ジョーンズだ。バシッといこうぜ!」
「クラーク・スティル。皆さんのお力添えになれれば光栄です」
新しく支給された銃を手に、6人の兵士はパラシュート降下を開始した。
これが最後のミッションとなることを祈りながら。
『4』『5』と2作連続して不安定な完成度であったため、当然本作でも不安視されていた。
SE関連の入れ替えや(改善されたとはいえ)高い難易度は問題視されているものの、それでも反省点を活かした作りはされており評価もそれに比例する形となっている。
一応「イージー+マルコ」というある程度手軽に爽快感が味わえる組み合わせも存在するが、これまでと比べて複雑化したシステムと操作やシリーズでもやや高い方の難易度から、どちらかといえば『更に歯ごたえのあるメタスラやアクションゲームをじっくりと腰を据えて遊びたい』という人向けの作品と言えるだろう。
*1 イージーではヘヴィマシンガン
*2 バルカンの固定機能+バルカンの威力1.5倍+耐久力2倍
*3 イージーではビッグヘヴィマシンガン
*4 ただし1度被弾すると移動速度が遅くなる。また一部の攻撃は防ぐことは出来ずに1発アウトとなる
*5 前方へパンチの高速連打をお見舞いする技。出に若干隙があるが、技中は前後移動が可能で更に他の近接攻撃とは異なり戦車にも有効。
*6 小型の生物系のザコ敵を投げ飛ばすことが出来る技。1000点から連続して投げることで倍々となり最大16000点まで上がる。なおアルゼンチンバックブリーカーと名付けられているが、『KOF』と違いただ上に放り投げるだけの技。
*7 武器名と敵の弾をかき消す性能や衝撃波の形状からして、同社の格闘ゲーム『龍虎の拳2』やKOFシリーズに登場する如月 影二の超必殺技、斬鉄波が元ネタと思われる
*8 例として「HとS」をストックした状態でRを取得した場合、右側のSがなくなり「RとH」となる。
*9 従来のシリーズでは攻撃範囲か射程が広がるのみ。本作では廃止されてるがデブ化したときもビッグ系武器とは強化のされ方が異なるが、一部を除いて射程か範囲が広がる強化が施される仕様だった。
*10 「蒼穹紅蓮隊」、「レイディアントシルバーガン」、「ベイグランドストーリー」などの楽曲を手掛けた崎元仁氏が社長を務めるサウンド制作会社。
*11 主に虫姫さま等のケイブ製STGを担当することが多い。
*12 厳密には強化版のメタルスラッグ TYPE-R
*13 ミッション2ボスは第2形態であればナイフがギリギリ届く。
*14 『5』で登場したスラグガンナーの試作型という設定の乗り物。なお、シリーズでの時系列では本作は『4』、『5』より前の出来事となっている
*15 スラッグから降りた際の長い無敵時間を利用して攻撃を避けるシリーズのテクニック。
*16 例えばヘヴィマシンガンは他シリーズでは200発のところ、今作のラルフだと50発。