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【らすとはるまげどん】
人類が己の過ちによって滅亡した遥かな未来、動くものもほとんど無くなった地上に、かつて人類との争いに破れ魔界へと追いやられたモンスターたちが姿を現した。
人類がいなくなった今、地上の新たな支配者は自分たちだと確信したモンスターたちだったが、地上を狙っているのは彼らだけではなかった。
遥かな空からやってきたエイリアンの群れがたちまち地上を制圧し、自分たちこそ新たな地球の支配者だと主張したのである!
そのようなことが認められるはずもないモンスターたちは、各種族選りすぐりの勇者を集め、エイリアン討伐のためのチームを結成した。
今ここに、新たな地球の支配者の座を賭けて、モンスター対エイリアンの「ラストハルマゲドン」が幕を切って落とされたのだ!
後にひかわ玲子の小説が原作のアクションRPG『エフェラ アンド ジリオラ ジ・エンブレム フロム ダークネス』を発売するブレイングレイ製作のRPG。
人類滅亡後の地球でモンスターが主人公という当時としてはかなり異色の作品で、モンスターとエイリアンの地球の覇権をかけた熾烈な生存競争が話題を呼んだ。
後に『BURAI』『学校であった怖い話』などを手掛ける飯島健男(現:飯島多紀哉)の初期の作品でもある。
+ | 魔族の勇者たち |
世紀末な世相を反映した衝撃的な世界観とシナリオが魅力的な作品で、今でも根強いファンが多い。
それゆえにシステムや設定の癖が強いために遊ぶハードルは高いのがネックでもある。
システムやバランスを洗練させれば遊びやすくなる要素もあるのだが、権利関係で配信・リメイクが不可能なのが非常に残念。
*1 月に一度訪れる時間の流れが通常の10分の1となる非常に遅い日のことで、毎月1日が該当。大気の状態も変化して耐えられない者は押し潰されてしまうため破砕日に活動できない種族もいれば、通常の地上の大気組成では活動できないが破砕日の大気組成なら魔界と同様に活動できるという種族もいる。
*2 スフィンクスはライオンの身体に人間や動物などの頭を持つエジプトの怪物。アンドロは「男性」や「人間」を意味するギリシャ語。古代ギリシャのヘロドトスの著書で、人間の頭のスフィンクスは「アンドロスフィンクス」、羊の頭のスフィンクスは「クリオスフィンクス」、隼の頭のスフィンクスは「ヒエラコスフィンクス」などと分類されている。
*3 「一日に1回」なのがミソで、例えば「昼のパーティーで魔界を利用した」場合、夜のパーティーは翌日の0時になるまで魔界を利用することはできなくなる。
*4 D&D以前からあったと言う説もある。
*5 特に有名なのが漫画『BASTARD!!』にD&Dのビホルダーを登場させて抗議を受けた「鈴木土下座衛門事件」。ビホルダーは『ファイナルファンタジー』等多数の作品に登場していたが、リメイク作品ではことごとく名前やデザインが変更されている。
*6 アゾット剣は本来武器を装備できないドラゴンニュート、ジャイアントスネーク、ハーピィ、スライム、アンドロスフィンクスも装備可能。ただし、抜くには一定以上のパラメータが必要で、魔物が死ぬと失われてしまうという欠点もある。
*7 一応、PC88版にも存在した曲のアレンジと言う扱いのようだが、原曲の面影は全くない。
*8 特にPC版では普通の敵に過ぎなかった「グジリム」と「ゲラミズ」と言う敵は、HPが数千に跳ね上がっており通常攻撃だけで倒すのは至難の業となっている。しかし、弱点属性の攻撃魔法を使えばあっさり倒せるが。