「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容は「特徴欄「味方が敵に回るシステム」の事実と異なる部分の修正」です。
【さーかでぃあ】
ジャンル | アドベンチャープラス | ![]() |
対応機種 | プレイステーション | |
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント | |
開発元 | アルヴィオン | |
発売日 | 1999年1月14日 | |
定価 | 5,800円(税抜) | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象)(*1) | |
配信 | ゲームアーカイブス:2007年10月24日/628円 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
海中都市で勧誘活動 親しくない友は明日の敵 |
ユウゴウノ トキハ …チカイ
かつてソニーが行なっていたゲームクリエイター発掘オーディション「ゲームやろうぜ!」の企画の一つとして開発されたソフトであり、アルヴィオンの処女作。
不思議な力に目覚めた学生達が異変に立ち向かっていく、所謂「学園伝奇モノ」「ジュブナイル」と言った類の作品であるが、
『東京魔人學園剣風帖』『女神異聞録ペルソナ』などのファンタジー色が濃い同系統の作品に対して本作は近未来を舞台としたSFチックな世界観となっている。
また、登場人物の会話を読み進めながらストーリーを進行するアドベンチャーであると同時に、恋愛シミュレーションとコマンドバトルの性質を併せ持つ。
ごく普通の高校生、片山弘樹は育ての親である叔父、片山茂の仕事の都合で、海中都市ブルージェネシスへ引っ越してきた。
そのころブルージェネシスには、幽霊がでる、「ナイトメア」と呼ばれるモンスターに襲われた、といった冗談めいた噂が流れていた。
そして、弘樹もまた、ブルージェネシスに到着した直後から、なんとなく普通ではない気配を感じていた。引っ越し当夜、弘樹の前に「ナビ」と名乗る正体不明の生き物が姿をあらわした。
ナビと共生することによって、弘樹は超能力者として覚醒、ブルージェネシス内を徘徊するナイトメアと戦う能力を身につけた。ナビによれば、弘樹たちが暮らす物質界には大異変が起こしつつあり、それを防がなければ世界が崩壊、消滅してしまうという。
世界の崩壊を防ぐには、超能力者が力を合わせて意識界(=サーカディア)からの敵と戦わなければならない。ナビの指示のもと、弘樹は超能力を覚醒させた仲間を探しはじめた。
(取扱説明書より)
+ | 長いので折りたたみ |
+ | …が、楽に勝つ方法も |
様々なキャラとのコミュニケーションを取りながら過ごしつつ、やがて世界の危機に立ち向かっていくというジュブナイルものとして王道の作風ながら、独特の世界観とシステム、そして魅力的なキャラを揃えた意欲作。
独特を通り越して尖った仕様もあってか一般受けはせず、続編などの新展開も見られなかったのは残念ではあるが、その魅力に取り付かれたファンも多く「隠れた名作」とも評されている。
*1 ゲームアーカイブスで付与。
*2 イデアイベントクリアの翌登校日に乗っ取りが判明するため、最終日の7月3日にクリアした場合は対象外
*3 最初のイデアイベントの対象者である優美と、6月20日のイベントで出てくる聖を除く
*4 オブジェクトが重なった順番に合わせて正しくボタンを押すミニゲームで、内容はキャラによってハンバーガー作りだったり薬品の実験だったりする。
*5 大抵、その日の行動の1回目で発生する。つまりイデアイベントをやるならその日はそれだけに専念する事になり、他の場所には行けなくなる。逆に他の場所に行くならその日のイデアイベントを諦めなければならない。
*6 単独開発と言えばPS2の『ポイニーポイン』と『チェインダイブ』ぐらいで、後は元がインターネットコミュニティサービスだった『プーペガールDS』程度だった。開発協力でなら大型タイトルを幾つも手掛けている。