本稿はソーシャルゲームが原作のゲームを扱っています。
本Wikiはソーシャルゲームの執筆が一切認められていないため、本作(パズドラストーリー)の詳細に関する記述に限定し
原作に関する情報は割愛しています。
本作は不定期なアップデートが行われます。
現在の本稿は、Ver1.5.3(2025年3月4日配信)に基づく内容です。
【ばずるあんどどらごんず すとーりー】
ジャンル | パズルRPG | ![]() |
プラットフォーム | iOS 13.5以降、macOS 11.0以降 | |
メディア | Apple Arcade配信タイトル | |
開発元 | ガンホー・オンライン・エンターテイメント | |
配信日 | 2023年12月5日 | |
定価 |
Apple Arcade 月額900円 ※ゲーム内課金なし |
|
プレイ人数 | 1人 | |
対象年齢 | 4歳以上 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
Apple Arcadeにパズドラ参入 入門者向けの優秀なUI 定期追加コンテンツが自由に遊べる 副題の割にストーリーは微妙 |
|
パズル&ドラゴンズシリーズ |
2012年に配信されたソーシャルゲーム『パズル&ドラゴンズ』を原作として、iOSのゲームサブスクリプションサービス「Apple Arcade」向けに制作された作品。(*1)
本作は協力・対戦機能などを持たない完全な1人用ゲームであり、オリジナルのストーリーに沿って進むシンプルな面クリア制のパズルRPGである。パズドラシリーズの初心者向けにデザインされており、「チームを育てながら世界中のダンジョンを踏破し、ドラゴンを巡る大冒険に出かける」というパズドラの原点に沿った構成となっている。UIやゲームルールは前作となる『パズドラSwitch』から流用されつつ、チーム編成やキャラクター育成といったRPG要素が再び取り入れられている。
基本ルールは前作『パズドラSwitch』の冒険モードを一人で遊ぶ場合とほとんど同じなので、そちらを参照して頂きたい。本項では前作からの変更点を中心に述べる。
+ | アップデートで改善された問題点 |
Apple Arcade向けに調整が施されたパズドラシリーズの新たな意欲作。
『パズドラSwitch』のシステムをベースに、チーム編成および育成機能を復活させ、
多様なクリーチャーからチームを作りダンジョンを攻略していく、
原作パズドラにより近い体験が可能な作品となっている。
シリーズ入門者・初心者向けの優しめなゲームバランスと優秀なUIが光り、
毎週追加されるダンジョンで新たなクリーチャーに次々と出会える。
ゲーム内課金やガチャの要素はなく、全てのクリーチャーを入手できることもプレイ中の安心感に結びつく。
月額課金制のため、ユーザーフレンドリーな設計に反して導入ハードルが高いのが玉に瑕だが、
パズルRPGの源流で楽しめるゲーム体験は今作でもしっかりと実装されているため、
環境があれば是非ともプレイしていただきたい一作。
ただし、タイトルに冠されている割に『ストーリー』自体は簡素で読む人を選ぶ。
「パズドラの世界観で重厚な物語を楽しみたい」ことを動機としてプレイするのは、あまり推奨できない。
*1 Apple ArcadeはAppleに対する月額課金制のサービスであり、加入期間中はApple Arcade内で配信されているゲームアプリを自由にダウンロードし、iPhoneやMac等のiOS機種でオンライン・オフライン環境いずれでもプレイできる。同じApple IDで登録している端末間でデータの共有も可能。また、Apple Arcade内で配信されているゲームには追加の課金や広告の要素が一切ないのが特徴。
*2 もともと副属性がないクリーチャーの場合は第3属性ではなく副属性がつく。
*3 リリース当初は10秒だったが、Ver1.1.0アップデートで延長された。
*4 その代わり、コンティニュー機能は無くなっている。
*5 「黒薔薇の邪影華」が該当する。
*6 しかし当の黒薔薇は、2025年に入っても原作における関連イベントが復刻しておらず、まだ原作に登場していないままである。
*7 コロシアム4は固定出現の敵に火属性が多く、逆に水と木属性はランダム出現のみであり、火のマナは1周で安定して40000程度手に入るのに対し水や木は運が悪いと0〜500しか貰えなかったりする。
*8 特に、ダンジョンボーナスと「追加攻撃」を両立できるクリーチャーは、Ver1.5.3が配信されるまで存在しなかった。
*9 ただし、原作ゲーム内ではごく断片的にしか語られていないが。
*10 Ver1.2.0時点では、他のクリーチャーのスキルでは多くても3コンボまでしか加算できなかった。