本稿はソーシャルゲームであるアプリ版が原作のゲームを扱っています。
本Wikiはソーシャルゲームの執筆が一切認められていないため、Switch版の詳細に関する記述に限定し
アプリ版に関する情報は割愛しています。
【ばずるあんどどらごんず にんてんどー すいっち えでぃしょん】
ジャンル | パズルRPG | ![]() |
対応機種 | Nintendo Switch | |
メディア | ダウンロード専売ソフト | |
発売・開発元 | ガンホー・オンライン・エンターテイメント | |
発売日 | 2022年2月20日 | |
定価 |
500円 ※ゲーム内課金あり |
|
プレイ人数 |
オフライン時: 1~4人 オンライン時: 1~8人 |
|
レーティング | CERO: A(全年齢対象) | |
判定 | なし | |
ポイント |
パズドラ10周年記念作品 手軽に「みんなで、パズドラ。」 シリーズ初のダンジョンエディット機能 チーム編成・育成要素は非搭載 |
|
パズル&ドラゴンズシリーズ |
みんなで、パズドラ。
2012年2月20日にリリースされ大ヒットを起こし、ソーシャルゲームの主要タイトルの一つとなったスマートフォン用ゲーム、『パズル&ドラゴンズ』(通称: パズドラ、以下「本家」)。 本作は本家がサービス10周年を迎える2022年2月20日に発売された、Nintendo Switchのダウンロード専用ソフトである。
基本システムは本家をベースとしているが、本作はキャッチコピーの通り多人数プレイに対応しているのがウリの一つとなっている。また、本作限定の新たなモードも存在する。
サービス開始10周年を迎え今なお続くパズル&ドラゴンズ、本作はそのSwitch移植版。
「みんなで、パズドラ。」をキャッチコピーとし、短時間で手軽に遊べるバランスに調整した上で、対戦・協力の双方を備え多人数でのプレイに間口を広げることに成功した。
加えてシリーズ初となるダンジョンエディット機能を搭載し、「パズドラを作る」という新たな楽しみ方をプレイヤーに提供した意欲作と言える。
一方で、シリーズの定番要素だったモンスターの育成やチーム編成のシステムは大胆にも全てカットされており、スキル表記などの演出も簡素化し、キャラクターの個性の表現は犠牲になっている。旧来通りの楽しみ方の全てがSwitch上に再現されている訳ではない。
本体価格だけなら500円とボリュームに比して安価であり、ガチャの課金要素があるものの青天井ではなく、無料ガチャの機会も積極的に設けられている。
10年の歴史を経て長大化・複雑化した本家パズドラに敷居の高さを感じる方は、よりシンプルに再構成された本作を一度プレイする価値があると言えるのではないだろうか。大人数でカジュアルに楽しめるパズル作品を探している方にも、試しにダウンロードしてみて欲しい一作である。