- 分類:短編小説
- 初出:「季刊SUN・SUN」1988年夏号
- 雑誌時挿絵:未確認
- 収録短編集:『背中合わせ』
あらすじ
数寄屋造りの門は、古いがそれだけ重い風格を感じさせた。セツはすぐにその門をくぐる気になれず、足をとめて「藤倉」と達筆の墨字で書かれた分厚い表札を見あげていた。
娘の佳津が、嫁ぎ先から追い出されて実家に戻ってきた。七十万する九谷焼の花瓶を割ったからというが、姑の嫌がらせかもしれないという。セツはいきり立って藤倉家に乗り込むが……。
登場人物
解題
(スタブ)
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最終更新:2017年06月23日 03:51