- 分類:短編小説
- 初出:「季刊SUN・SUN」1989年春号
- 雑誌時挿絵:未確認
- 収録短編集:『背中合わせ』
あらすじ
改札口を出て数秒足を止めたところへ、「あのう」と声がかかった。立ちどまったのは雨が降りだしていたからというより、一昨日大学入試に合格した弟に今夜は何を御馳走して祝ってやろうかと考えたからだった。
嫁き遅れた33歳の美子は、ある日駅で中年サラリーマンらしき男に声をかけられた。初めは警戒した美子だが、いつしか、自分の人生で初めて声を掛けてくれた男の姿を駅に探していて……。
登場人物
解題
(スタブ)
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最終更新:2017年07月10日 21:44