彼岸花 - 連城三紀彦データベース（仮）

• 分類：短編小説
• 初出：「季刊SUN･SUN」1991年秋号
• 雑誌時挿絵：未確認
• 収録短編集：『背中合わせ』

あらすじ

　父が死んで早くも七年が過ぎました……

父が死んで七年、私はあることがきっかけで、母の浮気相手だったあなたへと手紙を書き始めた。父は死ぬ直前、自分が死んだら母とあなたを結婚させてやってほしいと言い残したが、その言葉の真意は……。

登場人物

• 私
  • 手紙の書き手。
• あなた
  • 母の浮気相手。
• 父
  • 考古学者。
• 母
  • 「私」の母。
• 女
  • 父の仕事の助手。

解題

（スタブ）

関連作品

• 『背中合わせ』収録作
  • 「優しい雨」
  • 「つぼみ」
  • 「夏の影」
  • 「冬の顔」
  • 「まわり道」
  • 「足音」
  • 「再会」
  • 「背中合わせ」
  • 「先輩」
  • 「灯」
  • 「背後の席」
  • 「誕生日」
  • 「窓」
  • 「鞄の中身」
  • 「紙の靴」
  • 「いたずらな春」
  • 「ねずみ花火」
  • 「あの時」
  • 「切符」
  • 「ガラスの小さな輝き」
• 書簡体形式の作品
  • 「過去からの声」（『夜よ鼠たちのために』収録）
  • 「野辺の露」（『宵待草夜情』収録）
  • 「親愛なるエス君へ」（『瓦斯灯』収録）
  • 「忘れ草」（『夢ごころ』収録）
  • 「北京の恋」（『萩の雨』収録）
  • 「枯菊」（『新・恋愛小説館』収録）
  • 『明日という過去に』