第一階層(ミニイベント2)


本ページでは第一階層、4〜5階のミニイベントを記載する。
1〜3階のミニイベントはこちらに記載。



種別 階層 / 場所
汎用          テキスト集トップ タイトル画面 キャンプメニュー その他
メインシナリオ     オープニング   ミッション
樹海

第一階層   1F   2F   3F   4F   5F  第四階層  16F 17F 18F? 19F? 20F
第二階層   6F   7F   8F   9F 10F 第五階層 21F 22F? 23F? 24F? 25F?
第三階層 11F 12F 13F 14F 15F 第六階層 26F 27F 28F 29F? 30F
ミニイベント  第一階層 第二階層 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層
遺跡 メインシナリオ B1F   B2F   B3F   B4F   B5F? ミニ B1F   B2F?   B3F?   B4F?   B5F?
NPC  フロースの宿 シトト交易所 鋼の棘魚亭 冒険者ギルド ラガード公宮
酒場情報収集  第一階層 第二階層 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層



第一階層   1F   2F   3F   4F   5F  第四階層  16F 17F? 18F? 19F? 20F?
第二階層   6F   7F   8F   9F 10F 第五階層 21F 22F? 23F? 24F? 25F
第三階層 11F 12F 13F 14F 15F 第六階層 26F 27F 28F 29F 30F
宿泊イベント  第一階層 第二階層 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層?
公国直営料理店 会話する メニュー開発(1~2) メニュー開発(3~4) メニュー開発(5~6) 
メニュー開発(スペシャル) 探索準備 宣伝計画 都市開発
ボイス集        放置ボイス 
※このリンク表は、テキスト集ストーリーモード共通のものです。編集はここから
※メインはメインシナリオ、ミニはミニイベントの略です。サイズの関係で略しています。



座標の見方


1
A a,1 a,2 a,3 a,4 a,5
b,1 b,2 b,3 b,4 b,5
c,1 c,2 c,3 c,4 c,5
d,1 d,2 d,3 d,4 d,5
e,1 e,2 e,3 e,4 e,5


4階


C-5(a,1) 空間(クエスト「輝きの陰」受注前)


 【ナレーション】
何やら向こう側に空間があるように
感じられるのだが、隙間はどこにもない。

少なくとも今頑張ったところで
この先へは行けそうになさそうだ。

F-5(b,1) 木に刺さったハリネズミ(四回目)


 【ナレーション】
君たちが樹海の行き止まりに
差し掛かると、一本の木の根の前に
何かがいることに気づく。

 【フラヴィオ】
「ん? あれって…あのハリネズミか?
珍しく、気に刺さってないけど」

 【ベルトラン】
「それじゃ、別のヤツじゃねぇの?」
ん?

 【アリアンナ】
いいえ、いつものハリネズミさんですよ。
お顔に見覚えがありますもの」

 【ナレーション】
どうやら、アリアンナにはハリネズミの顔を
見分けることができるようだ。

その言葉を信じるならば、
あのハリネズミと君たちは少なからず
縁がある存在と言える。

向こうはこちらに気づいていないようだし
声をかけても良いかもしれない。

声をかけますか?
声をかける 
放っておく

 声をかける
(「声をかける」へ進む)

 放っておく

 【ナレーション】
ハリネズミは一見して困ってる様子もなく
ただゆったりと時を過ごしているだけだ。

ならば関わる必要はないだろう、と
君たちは探索に戻ることにする。

《二回目以降》

 【フラヴィオ】
…あのハリネズミ、
まだあそこでボンヤリしてるぞ」

 【ベルトラン】
「…何度見ても、しまりねぇ後ろ姿だなあ」
はぁ…

 【ナレーション】
君たちはここで会ったのも何かの縁と
ハリネズミに挨拶していってもいい。

(「選択肢」へ進む)

声をかける

 【ナレーション】
だが、声をかけるにしても
普通に近づいていいものだろうか?

君たちは少なからずあのハリネズミには
痛い目に遭わされている…。

それを踏まえた上で、どのようにして
近付くかを決めるといい。

どうしますか?
策など必要ない 
死角から抱き上げる 
物音を立ててから近づく

 策など必要ない
(「策など必要ない」へ進む)

 死角から抱き上げる
(「死角から抱き上げる」へ進む)

 物音を立ててから近づく
(「物音を立ててから近づく」へ進む)

策など必要ない

 【アリアンナ】
「そうですね、こちらが構えてたら
向こうにもそれが伝わるかもしれません」
はい

「自然体、自然体…リラックス、です!」
ハハッ

 【ナレーション】
君たちはあくまでも自然体を装い
ハリネズミに近づくことにする。

あと数歩のところまで近づいたが
ハリネズミは気づく様子がない。

 【ベルトラン】
「…こいつ、野生として大丈夫か?」
やれやれ

 【フラヴィオ】
「シッ!」

 【ナレーション】
あまりの無防備さに思わずもれた声に
ようやくハリネズミは反応して
君たちの方へと振り返る、…が。

 【アリアンナ】
あっ…」

 【ナレーション】
…勢い余ってしまったのか、ハリネズミは
そのまま足を滑らせ、転倒してしまった。

しかも警戒しつつハリを膨らせて仰向けに
倒れたせいで、背中のハリが木に刺さって
抜けなくなってしまったようだ。

…ある意味では見慣れた姿になった
ハリネズミを君たちは見降ろす。

 【ベルトラン】
「…こいつ、本当に野生で大丈夫か?」
はぁー…

 【クロエ】
「これは、もうこの個体の特性。
それで…どうする?」

 【ナレーション】
君たちはそのドジなハリネズミに
救いの手を差し伸べてもいいし、
構ってられないと放置してもいい。

ハリネズミを助けますか?
助ける 
放っておく

 助ける
(「助ける」へ進む)

 放っておく

 【ナレーション】
いま助けても同じことを繰り返すだけだ。
今回のことで君はそのことを確信した。

他人の手を当てにすることが
ハリネズミがこの愚行を繰り返す理由ならば
手を出さないほうがいいだろう。

君たちはハリネズミをそのままにして
探索に戻っていく。

《二回目以降》

 【ナレーション】
君たちの前の木の根には、背中のハリが
刺さってしまい、身動きが取れなくなった
ハリネズミがいる。

 【アリアンナ】
あの、やっぱり助けてあげませんか?
なんだかお気の毒で…」

 【ナレーション】
哀れなハリネズミを気の毒に思うなら
君たちは助けの手を差し伸べてもいい。

(「選択肢」へ進む)

助ける

 【ナレーション】
もはや手慣れた作業になっていることだし
君はハリネズミに救いの手を差し伸べる
ことにする。

ハリネズミも慣れたもので、
じっと大人しく力を抜いてハリが抜けるのを
待っているようだ。

君はいつもの様に木からハリを抜き終えると
静かに地面に下ろしてやる。

 【フラヴィオ】
「…ん? なかなか逃げないな」

 【ナレーション】
フラヴィオの言うとおり、ハリネズミは
じっと君たちのことを見上げている…。

ようやく、自分たちを助けてくれる存在だと
認識してくれたのだろうか?

どうしますか?
頭を撫でてみる 
微笑みかけてみる 
油断できない

 頭を撫でてみる

 【ナレーション】
もしかして…今なら
撫でられるかもしれない。

そう思って、君が手を伸ばした瞬間!

 微笑みかけてみる

 【ナレーション】
敵意はないことを示すように、
君はハリネズミに微笑みかける。

だが、その瞬間!

 油断できない

 【ナレーション】
いいや、甘い夢はこの樹海では禁物だ。

ハリネズミも何をしでかすか分からないと
君が少し距離をとった、その時!

 【アリアンナ】
え!?
な、何をしているのですか!?」

 【ナレーション】
本当に何を思ったのか、ハリネズミは
自分が刺さっていた木に対して
ぶちかましをしかけた!

そして、その衝撃を受けた木はたまらず
大きく揺れて枝から木の葉の雨を
君たちに向けて降らす!

 【フラヴィオ】
んなっ…

「こら、お前ーー!!」

 【ナレーション】
フラヴィオが怒鳴るが、
ハリネズミはとっくに姿を消している…。

 【ベルトラン】
やれやれ、最後まで期待を裏切らねえな」

 【ナレーション】
だが、木の葉の雨が止んでから足元を見ると
降り注いできた木の葉と木の葉の間で
何かがキラリと光っている。

木の葉をかき分け、それを確認してみると、
それは君たちにとって有用な
採集物であることに気が付く。

 【アリアンナ】
「まさか、これをくださるために…
頭突きをしたのでしょうか?」
えっと

 【クロエ】
「…クロエは、違うと思う」
うーん

 【ナレーション】
ハリネズミの真意はともかく、
君たちはせっかくの収穫物を拾い集めてから
探索に戻ることにする。

蜜のかけらを5個手に入れた!!!

死角から抱き上げる

 【ベルトラン】
ああ、出来るかもな。
どうもアイツはマヌケみたいだし」

 【ナレーション】
その一点においては議論の余地はない。
君たちはそっとハリネズミの死角から
近寄る…。

…やはり、気づく様子がない。

もしかしたら死角から近づかなくても
気づかないのではないだろうか、と
いぶかしみながら君は背後につく。

そして一気にハリネズミの脇をかかえ
抱き上げる!

いきなりのことにハリネズミは驚き
チィチィと悲鳴を上げながら
バタバタと暴れる!

…ハリネズミの腹は、
ぷっくりしてあたたかい…。

少し太っているのか、プリプリしていて
病みつきになりそうな感触だ…。

 【アリアンナ】
「あっ、あのっ、(主人公)様?
私も抱いてみたいのですけれど…」

どうしますか?
アリアンナに渡す 
いやだ

 アリアンナに渡す

 【ナレーション】
気をつけろよ、と注意して
君はアリアンナにハリネズミを渡してやる。

…が、

 【アリアンナ】
「きゃっ!?」

 【ナレーション】
アリアンナに手渡す一瞬の腕の緩みを狙って
ドジな割に機敏なハリネズミは
君の腕から飛び出した!

 いやだ

 【ナレーション】
君はこの感触を手放してなるものか、と
アリアンナに背を向けようとする…が、

その一瞬の腕を緩みを狙って
ドジな割に機敏なハリネズミは
君の腕から飛び出した!

 【ナレーション】
しかし、着地までは考えてなかった
のだろう、目前の木へと見事な頭突きを
披露した!

そして、その衝撃を受けた木はたまらず
大きく揺れて枝から大量の木の葉を
君たちに向けて降らす!

君たちがその光景に目を向けているうちに
ハリネズミの姿はどこかに消えてしまった。

 【ベルトラン】
あーあーあー…」

 【フラヴィオ】
「なんか…可哀想なことしちゃったな」
うーん

 【アリアンナ】
「……」

 【ナレーション】
だが、木の葉の雨が止んでから足元を見ると
降り注いできた木の葉と木の葉の間で
何かがキラリと光っている。

木の葉をかき分け、それを確認してみると、
それは君たちにとって有用な
採集物であることに気が付く。

 【クロエ】
「…えっと、痛み分け?」

 【ベルトラン】
「ちょっと違うと思うぞ」
ふぅ…

 【ナレーション】
痛い目に遭わせてしまったことを反省しつつ
君たちはせっかくの収穫物を拾い集めてから
探索に戻ることにする。

蜜のかけらを5個手に入れた!!!

物音を立ててから近づく

 【ナレーション】
縁があるとはいえ、相手は魔物だ。
向こうの出方を待ってから近づいた方が
いいだろうと判断する。

 【フラヴィオ】
「うん、それがいいんじゃないか?
襲ってきても対処できるしな」

 【ナレーション】
君とフラヴィオはすぐそばにある茂みを
わざと揺らして音を立てる。

さすがに音には敏感なのか、
ハリネズミは首を伸ばしてこちらを見る。

…こちらは向こうを覚えているが、
向こうはどうだろうか?

君たちとハリネズミの間に
奇妙な緊張が生まれる…。

すると、ハリネズミは急に踵を返し
君たちに背中を見せたかと思うと…

 【フラヴィオ】
「…ええ!?」

 【ナレーション】
すぐ背後にあった大きな木に
頭からぶちかましをしてみせた!

…ハリネズミが、何を考えているのか
君にはさっぱり分からない。

 【アリアンナ】
「私、存じ上げないのですけれども…
ハリネズミさんは木に頭突きする習性が
あるのでしょ……」
あの…

「きゃあ!?」

 【ナレーション】
ハリネズミの謎の行動を怪訝に思う君らの
頭上に、大量の木の葉が降り始める!

 【フラヴィオ】
んなっ…

「こら、お前ーー!!」

 【ナレーション】
フラヴィオが怒鳴るが、
ハリネズミはとっくに姿を消している…。

 【ベルトラン】
やれやれ、最後まで期待を裏切らねえな」

 【ナレーション】
だが、木の葉の雨が止んでから足元を見ると
降り注いできた木の葉と木の葉の間で
何かがキラリと光っている。

木の葉をかき分け、それを確認してみると、
それは君たちにとって有用な
採集物であることに気が付く。

 【アリアンナ】
「まさか、これをくださるために…
頭突きをしたのでしょうか?」
えっと

 【クロエ】
「…クロエは、違うと思う」
うーん

 【ナレーション】
ハリネズミの真意はともかく、
君たちはせっかくの収穫物を拾い集めてから
探索に戻ることにする。

蜜のかけらを5個手に入れた!!!


5階

A-6(d,3) 水場(昼)


 【ナレーション】
森の道を進んでいると、
君はふと足元に妙な違和感をおぼえる。

 【フラヴィオ】
「なんか地面が急に柔らかくなったけど…
これって、苔か?」
うん?

「でも、何でこんな所に?」
うーん…

 【ナレーション】
フラヴィオが疑念に思うのも無理はない。
苔が自生するのは多量の水分がある場所だが
…肝心の水場が見つからないのだ。

 【クロエ】
「…地面自体は、濡れてる」

「でも水源が奥にある感じじゃない…
何か、時間で変化があるのかも」
むう

 【ナレーション】
君たちはこの苔が生える謎を解きたいと
考えるなら、時間を変えてから…
になってから訪れてみるといいだろう。

《2回目以降》

 【ナレーション】
君たちの足元には先刻と同じく
苔が生えているのが見て取れる。

しかし、再度確認してみても、
この場所には水気はさしてないように
感じられる。

 【クロエ】
「地面の濡れ具合、見てみると…
何か、時間で変化が起きるのかも」

 【ナレーション】
この謎を解きたいと思うなら、
になってから訪れてみてもいいだろう。

A-6(d,3) 水場(夜)(クエスト「ホラ吹きチャップの一つの真実」受注前)


 【ナレーション】
うす暗い広場を進む君たちは、
足元に妙な違和感をおぼえて立ち止まる。

 【フラヴィオ】
「なんか…急に足場が柔らかくなったな。
これって、苔か?」
うん?

「近くに水場でもあるのかな」
うーん

 【ナレーション】
フラヴィオの言うとおり、苔が自生するには
多量の水分が必要だ。

この近くに水場があるのだろうか、と
君たちは周囲を見回す。

 【アリアンナ】
あら…? (主人公)様!
足元を御覧になってください!」

 【ナレーション】
アリアンナが驚いて足元を示すその先で
じわじわと水がしみ出していき
あっという間に小さな浅瀬が出来上がる!

こんこんとわき出した水は月の光を浴びて、
風もないのにまるで生き物のように
ゆらめき、輝く…。

不思議なその美しい光を眺めるうちに、
君たちは気持ちが安らぐのを感じる…。

全員のTPが35回復した!

 【ベルトラン】
月から涙がこぼれ落ちた…」
フッ

「…なんて、柄でもねえか」
ハッハ

 【ナレーション】
詩の一節のような言葉を口にして
ベルトランは頭を掻いて視線をそらす。

だが、それも無理はない。
この幻想的な光景を前にすれば…
誰もが心を夢幻の中に遊ばせるだろう。

不思議なその美しい光を眺めるうちに、
君たちは気持ちが安らぐのを感じる…。

全員のTPが35回復した!

 【ナレーション】
君たちは美しき月から涙がたまる泉の情景を
その眼にしっかりと焼き付けていると、
ふと、あることに気づく。

明日になれば、今日とは違う空を映し、
また一味変わった光景を目にすることが
出来るのではないだろうか。

君たちは、再び訪れる意味がありそうだと、
この場を覚えておくことにして、
静かな足取りで探索へと戻っていく。

《2回目以降》

 【ナレーション】
こんこんとわき出す水は月の光を浴びて、
風もないのにまるで生き物のように
ゆらめき、輝いている。

幻想的な光景は今宵も変わらず
その美しさをたたえている…。

B-6(e,3) 硬貨とハリネズミ


 【ナレーション】
君たちが緑生い茂る樹海を歩いていると、
その道の途中に何か光る物が落ちている。

どうやら、それは普段街で使用している
通貨のようだ。他の冒険者が落として
いったのだろうか?

君たちはそれを有難く頂戴してもいいし
必要ないと無視してもいい。

お金を拾いますか?
もちろん拾う 
拾わず立ち去る

 もちろん拾う
(「もちろん拾う」へ進む)

 拾わず立ち去る

 【ナレーション】
欲に目が眩むと、ろくなことにならない。
君たちはお金には触れないことにした。

(「選択肢」に戻る)

もちろん拾う

 【クロエ】
「小銭でも、お金はお金」
そうする

 【ナレーション】
君たちがお金を拾おうとした丁度その時…
君たちは何か強い力で突き飛ばされる!

完全に意表をつかれたせいで受け身も取れず
したたかに体を地面に打ち付けてしまう。

全員のHPが50減少した!

 【フラヴィオ】
「くそ、一体なんだ…!?」
いって…

「って、お前かよ!」
なんだよもー!

 【ナレーション】
君たちが痛みに顔をしかめて立ち上がると
そこには見慣れたドジなハリネズミがいる。

もしや、あの小銭は君たちにこの一撃を
くらわせるための罠だったのだろうか?

とうとう魔物として戦わざるを得ないのかと
君たちが身構えるが…少し様子がおかしい。

ハリネズミはその鼻面をゴツゴツと
君たちにぶつけてくるが、痛みはない。

…まるで、この場から離れろとでも
言ってるかのようだ。

ハリネズミの謎の行動に戸惑ってると
急に横の茂みから現れた魔物が
ハリネズミを叩き伏せてしまった!

 【アリアンナ】
「ハリネズミさん!?」
そんな!

 【ナレーション】
…ハリネズミは格上の魔物からの一撃に
成す術もなくぐったりと倒れ伏す。

 【ベルトラン】
「もしや…罠をしかけたのは
こっちのグループってわけか?」
チッ

 【ナレーション】
獲物へのワナを台無しにされた怒りか
魔物たちは獰猛な息を放ちながら
君たちに敵意を向ける!

…ハリネズミの真意は分からないが
いま君に出来ることは振りかかる火の粉を
振り払うことだけだ。

さあ、武器を取りたまえ!

《戦闘:ラフレシア+マイマイダイオウ》

 【フラヴィオ】
「なんとか勝てたな…」
はぁ…

「って、そうだ!
あいつ! ハリネズミは平気か!?」
うわっ

 【ナレーション】
君たちは戦闘を終えてすぐに
吹き飛ばされたハリネズミを探す。

ハリネズミは、吹き飛ばされた場所で
うずくまったままだが、大した怪我は
なさそうだ。

君たちが近づいても逃げる様子もなく
首をもたげてじっとつぶらな瞳で
見上げてくる。

…何度も接したことがある君は
それがあのドジなハリネズミであることを
確信する。

 【アリアンナ】
「私たちを、助けてくれたのですね…?」
あの

 【ナレーション】
ハリネズミに言葉が通じるわけもなく
返事はない。

しかし、なんとなくそれが
真実であるように思える…。

どうしますか?
ありがとうと礼を言う 
頭を撫でる 
いい頭突きだったと褒める

 ありがとうと礼を言う

 【ナレーション】
君はハリネズミを相手に頭を下げて
命を救ってくれた礼を言う。

あのままの体勢で不意打ちを食らっては
命が危なかったことだろう。

ハリネズミは君の行動を理解できないのか
きょとんと見つめている…。

だが、気のせいだろうか。
どこか嬉しげにしているようにも見える。

 頭を撫でる

 【ナレーション】
あのままの体勢で不意打ちを食らっては
命が危なかったことだろう。

感謝の意をこめて、君はハリネズミの
頭を撫でる。

…ハリネズミの身体は弛緩しており
尖っているハリも柔らかく感じられる。

 いい頭突きだったと褒める

 【ナレーション】
君たちを不意打ちから救ってくれたものの
かなり痛手を食らわさせてくれた頭突きの
ガッツを君は褒めたたえる。

 【フラヴィオ】
「確かに…アレは痛かったなあ」
だな

 【ベルトラン】
「ヘタしたら、あいつらよりダメージを
もらったかもしれねーぞ」
ああ

 【アリアンナ】
「でも、ハリネズミさんらしいです」
ふふ

 【ナレーション】
思えばいつもこのハリネズミは恩を仇で
返してくるし、何かを渡してくる時も
痛みが付き物だった。

…そう考えれば、今回の件は
実にハリネズミらしい恩返しだろう。

 【クロエ】
「ケガ、手当てする。
…さっきの、お礼」
なおす

 【ナレーション】
黒衣の少女の手当てを大人しく受けて、
ハリネズミは元気を取り戻す。

そのまま茂みの奥へ帰してやろうとしても
ハリネズミは君たちの足元から動かず、
手を出せとでも言いたげに鼻を鳴らす。

手を差し出しますか?
手を差し出してみる 
やめておく

 手を差し出してみる
(「手を差し出してみる」へ進む)

 やめておく

 【ナレーション】
今までの経験を踏まえて、
君たちは手を出さないことにする。

しかし、相手はまだ君たちを急かすように
鼻を鳴らし続けている。

(「選択肢」に戻る)

手を差し出してみる

 【ナレーション】
ハリネズミはちょっと背を伸ばすと
差し出された君の手を舐め始める。

それは、ちょうど先ほどの戦いで負った
傷のあたりだ…。

どうしますか?
振り払おうとしてみる 
好きにさせる 
撫でまわす

 振り払おうとしてみる

 【ナレーション】
ハリネズミの舌は意外と分厚くて
どうにもくすぐったい。

君はなんとか振り払おうとするが
ハリネズミは頑として離れようとしない。

 好きにさせる

 【ナレーション】
君は気の済むようにしてやろうと
舐めさせるがままにする。

 撫でまわす

 【ナレーション】
これは好機だ、とばかりに
君はハリネズミをさわさわと撫でまわす。

緊張を忘れた身体は、トゲまで柔らかく
なんともさわり心地が良い…。

(主人公)の 
HPが39回復した!

 【ナレーション】
納得行くまで舐め終わったのか、
ハリネズミはやるべきことは成したと
言わんばかりに、君たちから離れていく。

ハリネズミは最後に1度だけ振り返ったが、
後はさっさと茂みの中に行ってしまう。

 【フラヴィオ】
「…へんなやつ」
へへっ

 【アリアンナ】
「でも、ちょっと…嬉しかったですね」
ウフフ

 【ナレーション】
思わぬところで出来た縁を感じながら
君たちは樹海の探索に戻ることにする。

C-3(a,1) 蒼色の小さな花(クエスト「未だ、名もない花」受注前)


 【ナレーション】
君たちが樹海を進んでいると
ふと見慣れぬ色を見た気がして足を止める。

よくよく見れば、茂みには片手に乗るほどの
小さな蒼い花が咲いていた。

その青は、自然の中では違和感を感じるほど
ただただ青く、美しい…。

 【アリアンナ】
「(主人公)様、
どうかなさったんですか?」

 【ナレーション】
少女は君の手元をのぞきこんで
花を見つけるとその顔をほころばせる。

 【アリアンナ】
「美しい色合いの花ですね。
とても優しい、綺麗な青…」
ウフフ

 【クロエ】
「でも、綺麗なだけ。
わざわざ足を止めなくてもいいと思う」
それで?

 【アリアンナ】
「え、ですけれど…
こんなきれいなお花なんですよ?」

 【クロエ】
「クロエは、分からない。
綺麗なもの、樹海探索の役に立つ?」
疑問に思う

 【アリアンナ】
「それは…」
うーん…

 【ナレーション】
…少々冷たいようだが、黒衣の少女が
言うことももっともだ。

君たちはその蒼い花から離れて、
再び探索を開始する。

《2回目以降》

 【ナレーション】
君たちが立っているすぐそばで、
片手に乗るほどの小さなが、
鮮やかな蒼さで咲き誇っている。

目を奪われるほどの美しい色だが、
その蒼い花は探索の役には立たない。

君たちはその場を離れて探索に
戻ることにする。

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最終更新:2024年01月21日 21:07