ナタネ(ポケモン)

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ナタネ(ポケモン) - (2023/09/07 (木) 07:35:19) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/09/15 Web 01:16:17
更新日:2023/11/29 Wed 18:58:39
所要時間:約 6 分で読めます




ポケットモンスターシリーズの登場人物。
初登場は『ダイヤモンド・パール』から。


◆概要


ハクタイシティジムリーダーであり使用するポケモンはくさタイプ
茶髪とヘアバンドとヘソだしルックが特徴的な女の子。胸は結構ある。

くさタイプ使いなだけあり植物や自然が大好き。
草ポケモンに対する異常なこだわりを持ち、
くさタイプのポケモンの近くにいると「良い匂いがする」とか言っちゃったりくさタイプの良いところを10個は軽く語れたりするらしい。
またくさタイプの弱点の多さを理解してなお使い続けるまさにくさタイプマニア。

キャッチコピーは「映える緑のポケモン使い」

ちなみにお化けがとても苦手らしくあの「もりのようかん」の調査の仕事をプレイヤーに押し付けてくる。
くさタイプの幽霊のポケモンが出たらどうしようか不安がってもいる。
そんな彼女の疑念は現実のものとなり、XYで遂にくさ・ゴーストの新ポケモンのボクレー&オーロット、バケッチャ&パンプジンが登場。
更にはポケモンSMジュナイパーダダリンが、ポケモンSVでアノクサ&アノホラグサが登場しており、少しずつくさ・ゴースト複合のポケモンは増え続けている。
彼女がもし出会ったらどんなリアクションを見せるのだろうか。

また下記の「しょうぶどころ」で戦った後の台詞では「もりのようかん」を怖がりながらも何かをはぐらかすような台詞を聞けるため、
「もりのようかん」の事件や謎に何らかの形で関わっているのでは?とも噂されている。


◆手持ちポケモン


ゲーム内ではニ番目に戦うジムリーダー。
彼女に勝つと勝利の証であるフォレストバッジを入手でき、更にわざマシン86(くさむすび)を受け取る事が出来る。また秘伝技の「いあいぎり」も使えるようになる。

■ダイヤモンド・パール

ポケモン 性別 Lv. 特性 技構成 持ち物 備考
チェリンボ 19 ようりょくそ くさむすび
せいちょう
やどりぎのタネ
しんぴのまもり
-
ナエトル 19 しんりょく くさむすび
はっぱカッター
からにこもる
リフレクター
ロズレイド 22 しぜんかいふく くさむすび
マジカルリーフ
どくばり
しびれごな
オボンのみ

何気に御三家を手持ちに加えているジムリーダーはポケモンスタジアムシリーズを除くと彼女が初。
全体的に使用する攻撃技がくさタイプに偏っており弱点も被っているため最初にヒコザルを選んだ人やムックルを育てている人には楽勝。
ズバットあたりも優秀な壁になる。
ただしロズレイドの「しびれごな」やチェリンボの「やどりぎのタネ」には注意。
あと今一つであってもC125のロズレイドの「マジカルリーフ」も結構痛いので注意しておこう。

■プラチナ

  • ジム戦
ポケモン 性別 Lv. 特性 技構成 持ち物 備考
ナエトル 20 しんりょく くさむすび
はっぱカッター
リフレクター
にほんばれ
-
チェリム 20 フラワーギフト くさむすび
マジカルリーフ
しんぴのまもり
にほんばれ
ロズレイド 23 しぜんかいふく くさむすび
マジカルリーフ
どくばり
しびれごな
オボンのみ

プラチナではレベルが1上がったほか、チェリンボがチェリムに進化し「にほんばれ」を使ってくるが基本的な対策は変わらない。

  • しょうぶどころ
ポケモン 性別 Lv. 特性 技構成 持ち物 備考
ワタッコ 61 ようりょくそ とびはねる
ぎんいろのかぜ
どくどく
にほんばれ
-
キレイハナ 62 ようりょくそ ギガドレイン
ドレインパンチ
ねをはる
にほんばれ
チェリム 62 フラワーギフト ソーラービーム
どくどく
やどりぎのタネ
にほんばれ
ドダイトス 63 しんりょく ウッドハンマー
じしん
ストーンエッジ
かみくだく
ロズレイド 65 しぜんかいふく リーフストーム
ヘドロばくだん
シャドーボール
はかいこうせん
オボンのみ

プラチナではクリア後に他のジムリーダー同様「しょうぶどころ」で強化版と再戦が可能。

ワタッコ、チェリム、キレイハナは「どくどく」や「やどりぎのタネ」を基本に使いジワジワ戦法で戦い「にほんばれ」による能力アップを狙う。
一方でドダイトスとロズレイドはガチフルアタのエース仕様。

基本的に強化前同様、ほのおタイプひこうタイプが育っていれば楽勝。
育っていなくてもくさタイプの相性ゆえ他のジムリーダーよりも楽に倒せると思われる。
ただしドダイトスの「じしん」や「ストーンエッジ」には注意したい。

余談だが、強化後だと「くさむすび」は誰も覚えていない。そのためドーブルにスケッチさせ、わざマシンの節約をしたければジム戦にドーブルを参加させることになる*1


ブラック2・ホワイト2

  • PWT(シンオウリーダーズ)
ロズレイド
マスキッパ
チェリム
モジャンボ
リーフィア
ドダイトス

  • PWT(ワールドリーダーズ・タイプエキスパート)
ロズレイド
トロピウス
キノガッサ
モジャンボ
リーフィア
ドダイトス

リーフィアがついに手持ちに入った。ちなみに同期のブイズはプラチナの時点で氷使いの手持ち(強化後)に入っていた。


■ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

  • ジム戦
ポケモン 性別 Lv. 特性 技構成 持ち物 備考
チェリンボ 19 ようりょくそ くさむすび
マジカルシャイン
せいちょう
しんぴのまもり
-
ナエトル 19 シェルアーマー くさむすび
はっぱカッター
ふるいたてる
リフレクター
きせきのタネ
ロズレイド 22 テクニシャン くさむすび
はなふぶき
どくばり
しびれごな
オボンのみ

リメイクのBDSPでは手持ちとレベルはDPと同様だが特性や技が変化しており、
中でも特性『テクニシャン』となったロズレイドはかなりの脅威
注目すべきは「くさむすび」の威力が60以下になった場合にもテクニシャン補正がかかるので、体重が49.9kg以下のポケモンは常に「くさむすび」に補正がかかる。
つまり威力60になる25.0kg~49.9kgのポケモン(コロトックルクシオなど)は、(タイプ一致補正を加えて)威力135となった技をC125から放たれるようになる。当然2番目のジムでこの火力は反則的であり、たとえ半減で受けても体力をごっそり削られることも。
なお、バランス調整のためか威力60の「マジカルリーフ」が物理技で威力90の「はなふぶき」に置き換わっている。
しかし「はなふぶき」もタイプ一致補正で 威力135 であり、威力が変動する「くさむすび」と違いこちらは常に威力135であるため、A70とはいえこちらも反則的な火力である。

とはいえ、リメイク前同様にモウカザルやムクバードが育っているなら難なく突破できるだろう…がそうでない場合は 非常に鬼門と化する ジムである。


ちなみにチェリンボとナエトルはヒョウタ同様に個体値努力値すべて0となっている。

  • 再戦(殿堂入り後)
ポケモン 性別 Lv. 特性 技構成 持ち物 備考
ワタッコ 66 ようりょくそ ギガドレイン
ねむりごな
やどりぎのタネ
にほんばれ
あついいわ
ドダイトス 68 しんりょく ウッドハンマー
じしん
ストーンエッジ
アイアンテール
いのちのたま
キノガッサ 68 ポイズンヒール きあいパンチ
キノコのほうし
やどりぎのタネ
みがわり
どくどくだま
チェリム 69 フラワーギフト ソーラービーム
はなふぶき
せいちょう
にほんばれ
きあいのタスキ
キマワリ 70 サンパワー ソーラービーム
-
-
-
こだわりスカーフ
ロズレイド 72 しぜんかいふく ソーラービーム
ヘドロばくだん
グラスフィールド
にほんばれ
パワフルハーブ

先発の『あついいわ』持ちのワタッコが「にほんばれ」を使うほか、合計3匹が「にほんばれ」を覚えている、いわば『晴れパ』構成。
中でもサンパワースカーフソラビ一点の太陽神キマワリは一目置く存在。
ただ、ドダイトスとキノガッサ以外は「にほんばれ」ありきの構成であるため、天候を書き換えれると一気に弱体化する。相手もすぐに展開しなおしてくるためその隙を狙うのが得策。

なお、キノガッサはポイヒ毒珠胞子やどみがきあパンというまさに悪意の塊のような超害悪型であるため、早々に倒さないと非常にうざったい展開が繰り広げられる。幸い耐久は低く、弱点も多いため倒しやすいのが救い。


◆アニメ版


声:本多知恵子

アニメではそのくさタイプマニアっぷりが更に強化されており、
他人のくさタイプのポケモンに見境無く抱きついたりくさタイプのポケモンの攻撃をわざと食らう等の変態っぷりを見せつけドM疑惑まで出る始末。
また、コジロウサボネアに可能性を感じ、訓練のため預かった。
ちなみにシンオウジムリーダーの中では登場回数が他のゲスト登場ジムリーダーと比べて多く、レギュラーキャラ以外で次回予告を務めたり、レギュラーであるコジロウのサボネアを預かるなどジムリーダー内で特に優遇な扱いを受けている。
アニメ登場当時はその容姿や変態な性格も相まって人気となり、ポケモンファンの間でナタネ祭りと化した。

なお、アニメにて彼女を演じていた本多知恵子氏が平成25年2月18日に多発性ガンにて逝去したため、
現段階ではアニポケにジムリーダー役で出演した女性声優では初の鬼籍となっている。
(2011年6月9日、卵巣がんのため逝去した川上とも子氏を含めれば二人目となるが、川上氏は出演の大半をポケモンの声で担当していた)


ポケットモンスターSPECIAL


原作同様明るく怖がりだが、人の話を聞かない困ったところがある。
バトルでは相手から距離を置き、射程が長い技で攻撃を行う戦法を得意としている。


◆余談


二次創作ではそのくさタイプマニアっぷりをネタにされくさタイプとの触手プレイや粉による洗脳プレイをさせられる率が非常に高い。
恐らく触手プレイ率の高さはエリカに次ぐ。
またアニメの影響でドMキャラが定着したのか虐められる事も多い。

一方で、ロケット団の離脱した手持ちポケモンを語る際で、よく話題に挙げられるキャラとなっている。
コジロウとサボネアが別れた経緯はサトシのリザードンと似ているが、別れたポケモンが再会あるいは戦線復帰する例は
コジロウのガーちゃんムサシソーナンスくらいしかなく、
サボネア含め他のポケモンは回想や言及くらいしか登場していない。*2
更に、上記のようにナタネの声優が亡くなられているのも一因となっている。

名前の由来はアブラナ科アブラナ属の二年生植物「アブラナ(菜の花)」の別名「菜種(ナタネ)」。
花言葉は「快活な愛」「競争」「小さな幸せ」。
草ポケモンへの愛をあふれさせる彼女らしい。是非ともくさ/ゴーストタイプのポケモンも変わらず好きでいてほしいものである。



追記・修正はウツボット・マスキッパに飲み込またり、サボネアに抱かれたりしながらお願いします。

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