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モンスター収集ゲーム

登録日:2018/05/12 Sat 21:28:32
更新日:2026/09/09 Wed 14:54:25
所要時間:約 16 分で読めます




モンスター収集ゲームとは、「登場するキャラクターを収集・育成し、戦わせることでクリアを目指す」ゲームジャンルの総称である。
「モンスター育成ゲーム」海外では「クリーチャーコレクター」というジャンルとして確立している。


【概要】

作品によってシステムは異なるが共通する点はおおむね以下の通り

  • 敵としても登場するモンスター(あるいはロボットなど)を収集・育成する
  • 登場モンスターは基本的にすべて入手・育成可能で、「敵専用モンスター」は少ない
  • 図鑑埋めや隠しモンスターなど、コレクション要素が強い

もっとも、すべての作品がこれらを完全に満たしているわけではなく、独自システムによって差別化を図った作品も少なくない。

なお、『パズル&ドラゴンズ』『モンスターストライク』などのソーシャルゲームは、ガチャを中心とした運営構造やゲームシステムが大きく異なるため、本項では別ジャンルとして扱う。


【代表的なモンスター収集ゲーム】

コンピューターRPGの元祖である Wizardry の時点で仲間モンスターを味方にして戦わせるというシステムは存在した。
「交渉」というコマンドは初期の作品では主に戦闘を避けるだけのシステムだったが、作品の進化とともに交渉で敵キャラクターを寝返らせて仲間に引き入れるということが可能になった。
仲間出来るorしやすいか交渉を行うPCの種族や職業、性格によって変化し、例えば種族では人間であればを仲間にしやすく、エルフであれば森の動物を仲間にし易い。職業であれば魔術師は魅了(チャーム)の呪文で仲間にし易さを上げたりゴーレムや魔法生物を仲間にし易く、ネクロマンサーであれば対話することでアンデットや幽霊を仲間にし易い。
敵キャラクターを仲間に引き入れる方法も多岐にわたり、動物であれば餌となるアイテムを渡せば仲間になってくれたり、傭兵や暗殺者といったキャラクターであれば取引や賄賂で買収できる。
しかしこの仲間にするシステムはあくまで選択肢の一つに過ぎず、必ずしも利用する必要のないものであった。
また仲間にできないキャラクターも多く、自由度が高すぎるゆえに手順が複雑で仲間にする条件が分かりづらいという問題があった。
1987年にこのシステムを中心にした初のゲームである デジタルデビル物語 女神転生 ファミリーコンピュータで発売された。崩壊した近未来の東京を舞台とした作品でRPGのモンスター=倒すべき敵であり悪という固定概念を破壊したとして有名。
仲間にできるのは神話の神々や悪魔で、それらが全て悪魔として呼んでいる。
Wizardryの影響が大きく「会話」によって仲間にするシステムで、悪魔の性格や属性によって嗜好が違う。
悪魔からのお願いを受け入れたからと言って必ずしも仲間になってくれるとは限らず、
サキュバスのお願いを全部聞いてあげたのにただ弄ばれていただけなんてことも。
また月齢システムが存在し満月のときは悪魔はみな興奮しており交渉が出来ない。
画期的なシステムとして邪教の館による悪魔合体システムが存在し、2体の悪魔を合成して別の悪魔を生み出すというもの、同じ仲間を何度も集める動機づけになる。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズの配合システム等、形を変えて多くのゲームに影響を与えている。

  • アレサシリーズ(やのまん)
1990年発売のRPGゲーム、アレサにおいてGBでは初となるモンスターを捕獲して戦わせるカプセルモンスターシステムが登場した。
当時では珍しい女性主人公で女児向けのゲームとして開発されており、当時の感性としてドラクエ等の表現であっても「ゲームの敵であっても殺害することは残酷」とされ、女性からの忌避観が根強く、それゆえモンスターを倒すのではなく仲間にするという選択肢が前面に押し出されたものと思われる。
女児向けということもあり、全体的にかわいい絵柄でデフォルメ化されたモンスターを仲間にして戦かってもらうことができた。
捕獲方法はファイアーボールでとどめを刺すという一風変わったもので、これはアレサの世界のモンスターが全てガラスで構成されているという設定故。
モンスターは赤と白のツートンのカプセルに入れて保管しており、これはカプセルトイをイメージしたもので、実際にモンスターのフィギュアのカプセルトイが販売されていた。
初期の作品では当時のGBの限界でモンスターは使いきりだったものの、ハードの進化に合わせて後に育成可能なシステムとなる。
1992年に発売した RPG で、ドラゴンクエストシリーズ第5作。
このジャンルに火をつけ、連日ゲーム屋に長蛇の列ができるという社会現象にまでなった作品。
仲間モンスターシステムの追加で今まではただ倒して図鑑に登録するだけだったモンスターたちを仲間にすることが可能になった。
本作で仲間にすることができたモンスターは42種類。現在でもこの42種は根強い人気を誇りシリーズでも常連のモンスターとなっている。
前述の作品群では仲間にするためには特殊な手順が必要だったが、ただ倒すだけで確率で仲間になるためとっつきやすくなっている。また単調になりやすいレベリング中に思わぬ収獲になることも。
ドラゴンボールの影響もあり、鳥山デザインのモンスターを集められるという部分が受け、バトルエンピツ等をはじめ大きくグッズ展開され、モンスターをグッズの主軸にするという転換点となった。
後にドラゴンクエストモンスターズシリーズとしてこのシステムは独立するとともに、本編ではこのシステムは影が薄くなっていく。(後述)
1996年2月27日にポケットモンスター 赤・緑が発売された。当時に仲間にできるモンスターは150+1種類。

特徴といえるのが
  • レベルアップなどによって「進化」し、姿や能力が変化する
  • 通信交換や通信対戦による交換・対戦要素がある
  • 登場モンスターの異なる複数バージョン商法
  • 子供向け月刊誌との連動展開
……などが挙げられる。
前述のドラゴンクエストVの影響を強く受け、聡明期は バトルエンピツ などのグッズ展開も模倣していたこともあり、
デフォルメ化されたデザインの類似性から、当時は圧倒的な知名度のドラクエと混同されることも多かった。
斜陽気味だったゲームボーイ市場の復権に貢献しただけでなく、アニメカードゲームグッズ展開などのメディアミックスも成功し、今や誰もが知る巨大コンテンツとなっている。
開発者によれば、本来『赤・緑』は「子供の頃に虫取りをしていた大人」をターゲットにしたゲームだったという。
シリーズ30周年を迎えた現在もなお、ジャンルの頂点に君臨し続けている。
ピカチュウ」の知名度についてはもはや説明不要だろう。

2013年発売の第1作から爆発的人気を獲得したシリーズ。
妖怪を「捕まえる」のではなく、「友達になる」という設定が特徴で、代表キャラクターは「ジバニャン」など。

アニメ化によって社会現象級のブームを巻き起こし、「妖怪メダル」の大ヒットや紅白歌合戦出場など、一時は子供向けコンテンツ市場を席巻。
ポケモンの牙城を脅かすほどの勢いを見せた。

現在はスマホゲームの『妖怪ウォッチ ぷにぷに』が継続しているものの、シリーズ展開としては事実上沈静化している。

「メダロット」と呼ばれるロボットをパーツ換装で強化し、「ロボトル」で戦わせるシリーズ。
代表キャラクターは「メタビー」「ロクショウ」など。

独自色の強いシステムと世界観で人気を獲得し、紆余曲折を経ながら現在までシリーズが継続。

「ロボポン」と呼ばれるロボットを集めて戦わせる作品。
代表キャラクターは「ロボまる」「ナース」など。

GB版初代は「サン」「スター」に加え、「ムーン」「ボンボンスペシャル」を含めた4バージョン展開という攻めた販売形態だった。
独自の育成システムや個性的なキャラクターデザインにより、掲載誌が同じ『メダロット』との差別化にも成功していた。

「ボンボンスペシャル」の原型となったタモリはタルによる漫画版は、王道少年漫画として高い完成度を誇る一方、やたらおっぱいが凄まじいことで有名

旧コーエーから発売されたGB用RPG。
モンスター同士が直接戦うのではなく、「レースで競う」という独特の形式を採用している。
モンスターごとに得意な地形が違い、リレーのように交代させながらレースさせていく。
ミックスと呼ばれる合成システムが存在し、このシステムでしか生まれないモンスターも。

地形ごとの得意不得意、スタミナ管理、ブレーキ時間など、レースゲーム的な要素を取り入れたシステムが特徴。
後にPSやGBCで続編も発売された。「ウリラン、マジロン、トプスにウーニャ……」とモンスター名を歌い上げる独特のCMも有名。

あまり知られていないが、実はワンダースワン版が存在する。
料理を擬獣化した「フードン」を戦わせる異色の作品で、漫画・アニメ展開も行われた。

ただしアニメはNHK-BS2という比較的マイナーな放送枠で、DVD化もされていないため、知名度はやや低め。

  • 携帯電獣テレファング(スマイルソフト)
ゲーム機を携帯電話に見立てたシステムが特徴の作品。
「パワー」「スピード」の2バージョンが発売された。

登場する「電獣」は、ポケモン的なマスコット性よりも“カッコよさ”を重視したデザインが多く、例えるなら「ポケモン風デザインのデジモン」といった趣。
『デビルチルドレン』系統にも近いテイストを持つ。

倒したモンスターの電話番号を入手し、電話で呼び出すというシステムも特徴的で、ある意味『妖怪ウォッチ』的な先見性もあった。

GBAで続編も発売されたが、大きなヒットには至らなかった。
なお、海外ではなぜか海賊版が『Pokemon』名義で販売されていた。ポケモン側からすればいい迷惑である。

  • トレジャーガウスト ガウストダイバー(バンダイ)
ある意味では『ポケモンGO』の先駆けとも言える隠れた名作。

DS本体がガウストの発する“霊力”を感知してサーチするという、当時としてはかなり斬新なシステムを採用していた。
その仕組みはファンタジー的超理論で説明されることが多く、独特の世界観づくりにも一役買っている。

続編を示唆する展開も存在したが、人気が伸び悩み、未完のままシリーズは終了した。


〔既存のシリーズやブランドの分岐・外伝作品として制作されたゲーム〕

『ドラゴンクエスト』シリーズのモンスターたちを仲間にして戦わせるシリーズ。

スライム」をはじめとする既存人気モンスターの知名度に加え、配合システムが好評を博した。
わたぼう」など、このシリーズ発祥のモンスターも多い。

1998年発売の第1作『テリーのワンダーランド』を皮切りに、主に携帯機で展開。
本編『ドラクエ』シリーズでも『V』以来モンスター仲間システムは存在していたが、DQMの成功以降、モンスター収集要素はこちらに集約されていくこととなった*1

こちらはドラクエと並ぶ国産RPGの雄『ファイナルファンタジー』シリーズのモンスターたちを仲間にして戦う。

原作が比較的リアル寄りのデザインだったこともあり、本作ではモンスターたちが大幅にデフォルメされている。
従来作にも存在した「一時的にモンスターを捕獲する」要素を、本格的な収集システムへ昇華した作品と言える。

  • 真・女神転生 デビルチルドレンシリーズ(アトラス)
真・女神転生』シリーズの派生作品で、小学生向けに展開された。
初代は「黒の書」「赤の書」の2バージョンで発売された。

元々メガテン自体が“悪魔を仲魔にする”システムを特徴としており、本作はそれをよりポケモン的な方向へ再構築した作品と言える。
もちろん「ジャックフロスト」などおなじみの悪魔も登場し、悪魔合体システムも健在。

とはいえシナリオはかなりメガテン寄りで、主人公消滅エンドなども普通に存在する。
児童向けの皮を被った、いつものアトラス作品。

漫画・アニメ・TCGなどメディアミックス展開も活発で、特に漫画版のハードな作風は今なお語り草
2004年発売の『メシアライザー』以降シリーズ展開は止まっているが、現在も根強いファンが多い。

同系統の中でも色々な意味で有名なゲーム。バージョンは「未来編」「過去編」に分かれ、「ときのかけら」と呼ばれるモンスターを集めて戦わせる。
キャラ崩壊したサンリオキャラクター、不安定なゲームバランス、ウンチンボーヤなどかなり評価が分かれる内容。
後に『スペースネット』と名前を変えて続編にあたるソフトが発売されているが、こちらはかなりマイナー。

  • 超魔神英雄伝ワタル まぜっこモンスター(バンプレスト)
魔神英雄伝ワタルシリーズの第3作『超魔神英雄伝ワタル』のスピンオフ作品。1作目はヒミコしか登場しなかったが、2ではワタル達も登場する。

『超』の劇中でヒミコが扱う、ペットボトルで育てるモンスター「もんペット」を育成するゲームで、戦闘よりも育成・お世話要素が中心。
システム的にはモンスター収集ゲームというより、たまごっち系育成ゲームに近い。

もんペットには種族や合体要素が存在し、特定の組み合わせでしか入手できないレア種も存在する。

  • SDガンダムジェネレーション(バンダイ)
スーファミターボ*2向けに発売されたSLG。
作品ごとに複数バージョンが展開され、それぞれ登場するモビルスーツが異なっていた。

敵母艦を撃破することで敵機を鹵獲でき、育成によって別機体へクラスチェンジしていく。
さらに、育成した部隊同士を別カートリッジ間で対戦させることも可能だった。

スーファミターボ自体が極めて短命だったため知名度は低いが、後の『Gジェネ』シリーズの原型とも言える作品。
モンスター収集ゲーム的要素から、独自路線へ進化した珍しい例でもある。

  • ザ・グレイトバトルPOCKET(バンプレスト)
トレンドに敏感で流行りに便乗することに定評のあるコンパチヒーローシリーズが、ポケモンブームを見逃すはずもなかった。

本作では従来のアクションゲーム路線ではなく、モンスター収集ゲーム形式を採用。
そのため登場キャラクター数は非常に多く、ウルトラマンジョーニアススカイライダーなど珍しいキャラも使用可能。

一方で、初期ステータス差が覆せないゲームバランスのため、キャラゲーとしてはかなり大味。
当時の最新ヒーローだったウルトラマンガイアの露骨な優遇も語り草。

  • ハロボッツ(サンライズインタラクティブ)
『サンライズ英雄譚』の外伝のようなゲームで、サンライズ作品のロボットに変形する能力を持ったハロを戦わせて育成する。
勇者シリーズエルドランシリーズといった人気作品群からダンバインボトムズレイズナーなどスパロボ系作品常連組、『星方武侠アウトロースター』や『超者ライディーン』までが出てくる。ただし『ガンダム』と名の付く作品からの出演はハロひとり
なんだかんだで4作目までシリーズが続いたが、サンライズインタラクティブの解散もあってシリーズが途絶えて久しい。


〔モンスター収集要素があるが、システムが異なるゲーム〕

先述した作品群とはゲーム性が大きく異なる作品を扱う。

厳密にはモンスター収集ゲームと同列に扱うのはやや難しい作品。
というのも、元々は『たまごっち』を男子向けにアレンジした携帯育成ゲームとして誕生したシリーズだからである。

「デジタルモンスター」「デジモン」という名称からポケモンの影響は感じられるものの、それ以外のゲーム性はかなり異なる。
特に初期デジモンはアメコミ色の強いデザインが特徴で、当時の児童向けキャラクターとしてはかなり異質な雰囲気を放っていた。

ただし、後年のゲーム作品には収集・育成・対戦やバージョン違いといった、いわゆるポケモン的要素を取り入れた作品も存在する。
もっとも、独自の進化システムなどの影響もあり、ゲーム性としてはむしろ『ドラゴンクエストモンスターズ』寄り。

旧テクモによる育成シミュレーション作品。
「円盤石」と呼ばれる媒体からモンスターを再生し、育成・対戦させていく。
代表キャラクターは「モッチー」「スエゾー」など。

最大の特徴は、PSの機能を生かし円盤石こと実際のCDを読み込むことでモンスターを生成するというシステム。
当時としては非常に斬新で、ゲーム外のCDを片っ端から読み込ませる遊び(令和の移植版・『ウルトラ怪獣モンスターファーム』ではデータベース登録された各種CD名からに変更)も大きな話題となった。

アニメも好評で、シリーズは長期化。
ただし、本シリーズは図鑑埋めや収集よりも「1体のモンスターを長期間育成する」ことが主軸であるため、本項では別枠扱いとする。
一応、RPG要素を押し出した『モンスターファーム5 サーカスキャラバン』なんて作品も出たがファンからはコレジャナイ扱いされがち。

専用携帯機「タリスポッド」と、別売のガシャポンで入手する「ソウルドール」を連動させて遊ぶ作品。
ソウルドールをタリスポッドに装着することで、「レジェンズ」と呼ばれるモンスターを育成できる。
玩具連動型コンテンツ色がかなり強い作品だった。

アニメ版は独特のテンションと作風でカルト的人気を獲得。
後年になって再評価する声も多い。

ゲーム版としてはGBA用ソフト『甦る試練の島』『サインオブネクロム』が発売された。
評価自体は悪くなかったものの、専用アダプタや別売りタリスポッドがないと自由な編成ができないという仕様がネックとなった。

その特殊性ゆえ、現状では移植や復刻もかなり難しいと見られている。

元々はトミーから発売されていた食玩シリーズ。
ゲーム版は複数存在するが、特にGBA版『宇宙大作戦チョコベーダー ウチュウからの侵略者』が該当する。

宇宙人を仲間にして戦うRPGで、全体的にはギャグ色が強いものの、ストーリーは意外と熱い。
隠れた名作として評価する声もある。

なお、登場する宇宙人は世界各地のUMA・宇宙人伝承をモチーフとしているが、全体的にかなり胡散臭い。

本編を普通に進めるだけなら気づきにくいが、仲間キャラクター枠には大量の空欄が存在する。

これはリーザの特殊能力「ラヴィッシュ」でモンスターを仲間にするための枠であり、収集・育成要素が存在する。
仲間にしたモンスターは成長によって新技を覚えたり、上位種へ進化したりも可能。

装備面では人間キャラに劣る一方、専用技や高い回避性能など独自の強みを持ち、種類によってはラスボス戦級でも活躍できる。

後にはモンスター対戦に特化した『モンスターゲーム with カジノゲーム』も発売。
本編データとの連動に対応しており、特殊技持ちモンスターなどを本編へ逆輸入することも可能だった。

また、本作は現在に至るまでバグ・裏技研究が続けられている作品としても有名。
それらを駆使して異常に強力なモンスターを作り出す遊び方は、通称「キメラ研究」*3と呼ばれている。

本編クリア後、「もののけ王国」を発展させるためにモンスター収集が可能となる。
「モンスターの壺」を使えば、命中したモンスターをそのまま仲間にでき、さらに他モンスターを合成素材として与えることで簡単にレベルアップも可能。
育成したモンスターは非常に強力で、本編の旅仲間以上に頼れる存在になることも多い。

一方、高難度ダンジョンへ連れ込む場合は所持枠を圧迫するため、運用には悩まされる。
あかずの間」に連れて行くとなると「保存の壺」を持ち込む余裕が減ってしまうのは考えどころ。
特に「神社の隠し穴」はモンスターの壺のみ持ち込み可能という仕様から、モンスターの選定も重要となる。単純に強いモンスターのほか食糧確保、アイテム収取などに長けたモンスターを選ぶと楽。

60階以降まで到達すれば最強の潜在能力を持った女王グモを捕獲でき、もののけ王国完成のためにも一度は捕まえる必要がある。
さらに「もののけ王国」を完成させると、「裏・神社の隠し穴」が解禁され、今度は現地調達モンスターのみで攻略する別ゲームじみた遊びが始まる。

このシステムは後に『トルネコの大冒険』シリーズにも輸入され、『ドラゴンクエストモンスターズ』的要素と融合していくこととなる。

モンスターハンター』シリーズのモンスターと共に戦うRPG。
派生作品ではあるものの、主人公自身も戦闘に参加するため、本項では別枠扱い。
シリーズは2026年時点で3作品展開されている。

発表当初は「モンハンでモンスター収集?」と不安視する声もあったが、発売後はじわじわと評価を高め、シリーズ化に成功。
アニメ『RIDE ON』や児童向けノベライズなど、メディア展開も行われた。

特に2作目『破滅の翼』以降は、Switch・Steam・PS5・Xbox Series X|Sなどへ積極的なマルチプラットフォーム展開を実施。
さすがはモンハンブランド、と言うべきか。

ちなみにシリーズ3作品は、それぞれCEROレーティングが異なる。

  • クロスハンター(ゲームビレッジ)
ゲーム性としてはドラクエ寄りのRPGだが、モンスター収集要素も存在するためこちらに分類。
コミックボンボンが打ち出した「史上最強のRPG計画」企画の中で開発・発売された作品なのだが……。

肝心のゲーム内容についてはお察しください
むしろ有名なのは、漫画版の数々のやらかしである。

GB版『遊戯王DM』シリーズ第4作。
当時流行していた“バージョン商法”を導入した唯一の作品でもある。

「遊戯デッキ」「海馬デッキ」「城之内デッキ」の3バージョンが存在し、それぞれ入手可能カードが異なる。
しかしその結果、バージョン間で極端な性能格差が発生。
特に遊戯デッキの不遇ぶりは有名で、「主人公なのに最弱」「人権がない」とまで言われる始末。主人公だぞオイ。
逆に最強格とされるのは城之内デッキであり、原作と強さの序列が逆である点がよくネタにされている。

なお、売上自体はシリーズ屈指であり、キャラゲー全体でもトップクラス。

制限時間内に動物のつがいを集め続ける、独特なシステムを持つRPG。
1995年発売のPCエンジンCD-ROM作品であり、過酷かつ陰鬱なストーリー展開でも知られる。

捕獲した動物を素材として道具や装備を作成するシステムも特徴的で、後年のクラフト・素材収集系ゲームを先取りしていた側面もある。




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最終更新:2026年09月09日 14:54

*1 ただし『ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君』の「スカウト」など、類似システムを取り入れている作品自体はDQM以降にも発売されている。

*2 バンダイが開発したスーパーファミコン用周辺機器。専用の小型カートリッジをスーファミに挿入する「アダプタ」で、カートリッジを2本入れて通信などが行えた

*3 本編の敵である非道なモンスター実験を行う組織になぞらえた呼び方