ブラッドウェブ
ブラッドウェブ(Bloodweb)は、
パーク(Perk)と消耗品(※)を提供するシステムであり、またキャラクターのレベルアップを促すシステムでもある。
キャラクターはブラッドウェブで取得したパークを装備することで能力を向上させることができる。
消耗品は、プレーヤーがゲームを有利に進めるために用意されており、
アイテム(Item)・
アドオン(Addon)・オファリング(Offering)の3種類がある。
ブラッドウェブはキャラクターごとに存在する。
キャラクターはパークの取得と消耗品の使用によりブラッドウェブを利用してレベルアップしていく。
※消耗品という用語は、上記3種類の項目をまとめるための便宜上の用語であり、ゲーム中には登場しない。
ブラッドポイント
プレーヤーはブラッドポイント(Blood Point、BPと略される)と呼ばれるポイントを使用して、ブラッドウェブからパークや消耗品を取得できる。取得するには、ブラッドウェブ上にある欲しいパークや消耗品のアイコンを長押しする。
ブラッドポイントは全てのキャラクター間で共有しているので、例えば殺人鬼で稼いだブラッドポイントを生存者のブラッドウェブで使用できる。
一度に貯めておけるブラッドポイントの上限は200万ポイント。
ブラッドポイントの得点数はゲーム内での行動や条件によって定められている。
得点数と取得条件は
得点表を参照。
パークと消耗品の特徴
| 項目 |
説明 |
パーク |
キャラクターの能力を向上させるスキルで、消耗しない。
最優先で取得したい項目。 |
アイテム |
生存者専用の装備品(条件付きの消耗品)。
ブラッドウェブだけでなく、ゲーム内の宝箱からも入手可能。
残量のゲージが消えるまで使い切るか、回線を切断するか、もしくは死亡した場合にアイテムは失われる。
生きて脱出できた際、ゲージが僅かでも残っていれば持ち帰った後に再使用できる。
持ち帰った場合はゲージも回復する。 |
アドオン |
生存者のアイテム強化、殺人鬼の能力強化のためのオプション(条件付きの消耗品)。
1ゲームにつき2つまで装備可能。
生存者側は、装備したアイテムに関連付けられたアドオンのみ装備可能。
生存者側、殺人鬼側共に1回限りの消耗品。
ただし魔除け系のオファリングを使用していれば、回線切断を除き勝敗に関係無く持ち帰れる。
PC版では殺人鬼側のアドオンがゲーム終了後も残っているように見えるバグ(※)があるので注意。 |
オファリング |
1ゲームで1回限りの消耗品。
自分だけに有効なものと、プレイヤー全員に有効なものがある。
一部は儀式終了まで使用者以外に種類が表示されない。 |
ミステリーボックス |
中になにが入っているかわからない、ランダムボックス。
開封するとアイテム/アドオン/オファリングの中から1つ入手する。
レアリティの関係については以下の表を参照。
Ver6.4.0より通常は出現しないがイベント時に出現する可能性がある。 |
※PC版のVer.1.8.3では殺人鬼側で前のゲームで使用したアドオンが、
かなりの頻度でゲーム終了後にも自動的にセットされるバグがある（正しくは空欄であるべき）。
アドオン自体は1回のゲームにつき1つ消費されているため、このバグに気が付かずに延々と使い続けると、
インベントリ内の同アドオンを使い果たしてしまうので注意。
ミステリーボックスのレアリティ確率
|
 |
|
|
|
|
コモン
アイテム |
アンコモン
アイテム |
レア
アイテム |
ベリーレア
アイテム |
ウルトラレア
アイテム |
|
40% |
35% |
18% |
6% |
1% |
| コモン ボックス |
|
- |
53% |
28% |
14% |
5% |
| アンコモン ボックス |
|
- |
- |
58% |
26% |
16% |
| レア ボックス |
|
- |
- |
- |
65% |
35% |
| ベリーレア ボックス |
|
- |
- |
- |
- |
100% |
| ウルトラレア ボックス |
|
|
|
|
|
|
|
コモン
アイテム |
アンコモン
アイテム |
レア
アイテム |
ベリーレア
アイテム |
ウルトラレア
アイテム |
イベント
アイテム |
|
27% |
26% |
17% |
9% |
1% |
20% |
| コモン ボックス |
|
- |
39% |
26% |
13% |
1% |
20% |
| アンコモン ボックス |
|
- |
- |
42% |
18% |
20% |
20% |
| レア ボックス |
|
- |
- |
- |
52% |
28% |
20% |
| ベリーレア ボックス |
|
- |
- |
- |
- |
80% |
20% |
| ウルトラレア ボックス |
ブラッドウェブとレベルとパークの関係
ブラッドウェブ上のマスを取得した結果他に取得できるマスがなくなるとブラッドウェブが更新され、キャラクターのレベルが1つ上がる。
ブラッドウェブが更新されるごとにレアなパークやレアな消耗品の出現頻度が高まる。
キャラクターがレベル5, 10, 15に達するごとに、装備可能なパークの数が2, 3, 4に増える。
キャラクターレベルが初めて30,35,40に達した時、ブラッドウェブに必ずティーチャブルパーク（オレンジ色のパーク）が出現する。
ティーチャブルパークは取得されるまで以後のすべてのレベルのブラッドウェブに出現する。
キャラレベルの上限は50であり、レベル50のブラッドウェブをすべて取得するとプレステージを行うことになる。
特定のレベルおよびレベル25以降ではパークが2つ、レベル45以降では3つ、レベル50では4つ出現する。
ただしパークが揃い切っていて未取得のパークが2つ未満の場合はそれに応じて出現数も減少する。
以下にレベルアップによる変化、およびレベルに応じた出現/取得可能パーク数をまとめた表を記載する。
| レベル |
出現パーク数 |
取得可能パーク数 |
変化 |
| Lv1 - |
1 |
1 |
|
| Lv5 |
2つ目のパークスロットが解放 |
| Lv6 - |
|
| Lv10 |
2 |
1 |
3つ目のパークスロットが解放
エンティティが出現 |
| Lv11 - |
1 |
|
| Lv15 |
2 |
4つ目のパークスロットが解放 |
| Lv16 - |
1 |
|
| Lv20 |
2 |
1 |
このレベルのみパークが2つ出現 |
| Lv21 - |
1 |
|
| Lv25 - |
2 |
出現するパークが2つに増加 |
| Lv30 - |
|
| Lv40 - |
3 |
2 |
出現するパークが3つに増加 |
| Lv50 |
4 |
出現するパークが4つに増加
プレステージが進行可能 |
エンティティ
レベル10以降、下記のいずれかの条件を満たすことではブラッドウェブ上のマスをエンティティと呼ばれる黒いモヤが侵食するようになる。
- ブラッドウェブ上に2つ以上のパークマスがある時にパークマスを取得する
- そのレベルのブラッドウェブで一定個数(5～)のマスを取得する
エンティティに侵食されたマスはブラッドポイントを消費して取得することができなくなるため、どうしても欲しいパークやアイテムのマスは優先的に取得すべきと言える。
侵食を始めたエンティティはプレイヤーがマスを1つ取得するごとに、侵食中のマスに繋がったマス1つをある程度の法則性に応じて侵食する。
その際、「侵食されたマスにしか繋がっていない未取得マス」は侵食済みマスと同じ扱いとなる。
この現象（連鎖的侵食）をうまく利用することで、通常より少ない消費ブラッドポイントでキャラレベルを上げることも可能。
エンティティの移動法則
エンティティは最初に出現したマスから移動しながら侵食を続ける存在と考えることができる。
これを前提として、エンティティの移動先決定法則は以下のようにまとめられる。
- エンティティは現在存在するマスと線で繋がった未取得かつ未侵食のマスに移動する
- 線で繋がった未取得かつ未侵食のマスが複数ある場合、ブラッドウェブの中心から見て最も遠いマスをランダムに選択し移動する
- 次の移動によって発生する連鎖的侵食でそのレベルのブラッドウェブが完了してしまう場合、その移動を行わずブラッドウェブの最も外側にある未取得かつ未侵食のマスのいずれかにランダムで移動する
- 線で繋がった未取得かつ未侵食のマスがない場合、ブラッドウェブの最も外側にある未取得かつ未侵食のマスのいずれかにランダムで移動する
プレステージ
レベル50のブラッドウェブを取得すると、プレステージを上げることになる。(上げるには20,000ポイントが必要)
プレステージは100段階あるが、プレステージを上げるとレベルが1に戻るため、プレステージを上げるには再びレベルを50まで上げる必要がある。
(メリット)
- 血塗れの衣装が得られる(※1)
- 固有パークの魔除けが得られる
- レア度の高い消耗品の出現確率が少し上昇(※2)
- 固有パークが他のキャラクターで使用可能になる(※3)
※1:生存者は胴、脚、頭、
ドクター登場前の殺人鬼は武器、頭、体、(
ヒルビリーは武器、上半身、下半身)
ドクター以降の殺人鬼は武器、体、頭の順に血塗れの衣装が得られる
※2:プレステージIの場合はレアが10%、プレステージIIの場合はレアが20%/ベリーレアが10%、プレステージIIIの場合はレアが30%/ベリーレアが20%/ウルトラレアが10%、出現確率が上昇する。
※3プレステージIの場合は、他のキャラクターでも固有パークのレベル1が使用できるようになり、ブラッドウェブに出現するようになる。("プレステージⅡ＝固有パークレベル2"・"プレステージⅢ＝固有パークレベル3"のように、プレステージと使用可能になる固有パークレベルが対応)
プレステージ前の留意点
プレステージを1に上げると、レベル1の固有パークを全キャラクターが取得し、Lv2以降がブラッドウェブ上に出現するようになる。
逆に言えばプレステージ1・2のキャラクターが多いと狙ったパークを引き当てづらくなっていく現象が起こる。
そのため、一気にプレステージを3に上げることで、ブラッドウェブのパークプールを増やさずに済むようになる。
何を取得するかにもよるが、プレステージ1回につきおよそ110万前後のBPが必要なため、プレステージ0から一気に3に上げるのは不可能に近い。
貯めるのは程ほどでも良いだろう。
欲しいパークの出現率を上げる方法
「すでに取得しているレベル3未満のパークを優先して取得し、抽選の分母を削る」
至極当たり前のことだがこれが最も手っ取り早く現実的に効果のある方法である。
一つのブラッドウェブには最大で2つのパークしか出現しない。
必要ないパークが一度に2つ出現した場合、レベルが高い方を優先して選択し、できるだけ早くレベル3まで上げてしまうと良い。
レベル3まで上がったパークは抽選対象から外れるため、目的のパークの出現率がわずかだが上昇する。
言ってしまえば単なる総当り・虱潰しの類であり、攻略法と呼べるほどのものでもないが、無計画に出てきたものを取得するよりは効率的と言える。
たとえば、最大レベルに達していないパークが残り20個の場合、目的のパークの出現率は10％。
5回ほど他のパークを最大レベルにして残り15個にすれば、目的のパーク出現率は13.3％。
10回やれば残り10個なので、出現率は20％となる。
ティーチャブルパークの注意点
ティーチャブルパークはより強いキャラクターを育てる上で欠かせないが、一度解放すると元に戻せない。
つまり、不必要なティーチャブルパークを解放してしまうと、その後他のキャラクターのパーク取得の邪魔になる可能性がある。
ティーチャブルパークは取得するまで常にブラッドウェブに出現し続けるが、前述の通りブラッドウェブにはパークが2つ出現するため、1つは無視することが出来る。
例として、
カニバルLv35で取得できる殺人鬼の人気パーク「バーベキュー＆チリ」を解放したい場合。
この場合、Lv30の時点で「ノックアウト」が出現するが、ノックアウトを当面使う予定が無いならば、取得せずにLv35まで上げれば「バーベキュー＆チリ」だけをティーチャブル解放できる。
ただし、Lv40のティーチャブルパークを解放したい場合は、そのままLv40に上げてもLv30・35のティーチャブルパークがブラッドウェブに居座るため、レベル45までそのまま上げるかどちらかを取得する必要がある。
また、この方法を使うと常に取得しないティーチャブルパークがブラッドウェブに出現し続けるため、本人のパーク取得に支障を来たす。
そのため「キャラクター自体を使う予定は無いが、パークだけ欲しい」という場合に活用すると良い。
一応レベル50までパークを取らないことでティーチャブルを一切解放しないままパークを揃えられるが、レベル35から49までの15パークが取れなくなる。
ティーチャブル解放汚染のダメージは新規にキャラを育てるほど積み重ねていくため幅広くキャラクターを育てたい場合はあえてそうするのもあり。
(参考)ver2.7.3以前のレベル50以降のブラッドウェブの法則
※ver3.0.1現在法則性が変化し、この欄の法則性は当てはまりません
以下の内容はpatch2.6.4現在のもの。バージョンによっては法則性が異なる可能性がある点に注意。
キャラクターレベルが50を超えている場合、以下の法則に基づき出現するパークが決定される。
- 出現するパーク候補にベリーレアのパークがあれば、そのうちの1つが必ず出現する。
- もう片方のパーク候補は必ずベリーレア未満となる。両方がベリーレアとなることは(残るパーク候補がすべてベリーレアの場合を除けば)ない。
つまりベリーレアのパーク候補が1つしかなければ、必ずそのパークが出る。
連続して同じパークが出現するのは、
パークレベル1(2)を獲得する→そのパークのレベル2(3)がベリーレアであり、他にベリーレア候補がないので必ず出現する、というカラクリ。
以上の理由から、不屈などレベル3でもレア止まりのパークはなかなかレベル3にならないようになっている。(連続で出現しない上、他のパークが連続で出続けて出現が阻害されるため)
こういったレア止まりのパークが必要ならば、見かけ次第とくに優先的に取得するようにしよう。
また、ベリーレア以上のパークを全て取得し、残りのパーク候補がレア＆アンコモンしかない場合、BW上に出現するパークの候補は必ずレアとアンコモンの組み合わせになる。
レアリティについて以下の法則がある。
- レアリティがレアのものは、必ず6個(パークとアイテム合算)。
- 同様にベリーレアのものは必ず3個。
例外として、レア(ベリーレア)のボックスからまれにベリーレア(ウルトラレア)のアイテムが出現することがある。
この場合にかぎり、結果的にレア5個、ベリーレア4個などになることがある。
BWの中心からの距離1には6マス、距離2には10マス、距離3には10マスが必ず生成される。
よってレベル50以上の場合、合計で26マス生成されることになる。
なお、キャラクターレベル50未満の場合はこの法則に当てはまらないことがある。
こちらは検証不足だが、レベル50未満である場合はベリーレアパークが連続で出現することが少なく、
逆にレア以下のパークが出現しやすい。不屈などを狙うなら低レベルのうちがオススメ。
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最終更新：2023年10月23日 02:12
