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スレイヤーズ ろいやる - (2013/03/10 (日) 13:57:46) の1つ前との変更点

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*スレイヤーズ ろいやる 【すれいやーず ろいやる】 |ジャンル|RPG|&amazon(B000069URG)| |対応機種|プレイステーション&br()セガサターン|~| |発売元|角川書店&br()エンターテインメント・ソフトウェア・パブリッシング(ESP)|~| |開発元|オニオンエッグ|~| |発売日|1998年6月25日|~| |定価|5,800円(税抜)|~| |備考|キャラゲーとしてはそこそこ&br()ゲームとしては凡ゲー|~| |>|>|CENTER:''[[スレイヤーズゲームリンク>スレイヤーズシリーズ]]''| **概要 神坂一原作のライトノベル『スレイヤーズ』を原作としたRPG。 -SFCで発売されたRPGとは違い、街中やフィールドは行きたい場所を選択するADV形式で簡略化されている。 --街中は基本的に場所ごとに一枚絵が用意されており、その絵の中の人物にカーソルを合わせれば会話することが出来る。 --ダンジョンも自由に移動するといった要素はなく、基本的に選択肢で進む。TRPGに近い形式。 -戦闘はSRPG風になり多数のキャラが入り乱れて戦う。 --魔法は待機時間が設定されており、魔法使用後やダメージを受けると蓄積されるため位置取りが重要となってくる。 --本作にはレベルの概念がなく、敵を倒した際に出現するアイテムを取得するとステータスが上昇するようになっている。 **あらすじ ガウリイと共に旅を続けていたリナの前に、かつての相棒である白蛇のナーガが現れた。~ ナーガを交えて街道を行く途中、魔族に襲われているエルフの少年ラークを助けた3人は、魔族たちがエルフの宝を狙い何らかの計画を立てていることを知る。 **評価点 -原作をうまく再現した戦闘シーン。 --例えば、魔族に対して「崩霊裂(ラ・ティルト)」などの一部をのぞく精霊魔法は無効化されたり((スレイヤーズの魔族は精神生命体で、ダメージを与えるには一部の精霊魔法や黒魔法、光の剣などの魔力剣でなければならないという設定がある。))、同じ魔法でも効果範囲の違う「アレンジ版」が用意されている。 --「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」などの範囲が広い魔法を使うと建物を破壊できたり、地形が変化するといったギミックがあり爽快感がある。 --魔法使用時、ランダムで呪文詠唱の演出が入る。原作でも描写されないような術の詠唱まで収録されているのはファンには嬉しい要素と言える。 --また、キャラクター別に専用の必殺技が用意されており、使いこなすとかなり強力。 ---リナの「スリッパ」は麻痺や気絶を回復でき、ナーガの「高笑い」は通常攻撃のダメージをほとんど無効化できる…など。 -アドベンチャーパートはアニメ版のノリを再現しており、メインシナリオはフルボイスで展開される。 --もちろん、重要な場面では本作のために製作されたオリジナルのアニメーションも流れる。 -ミニゲーム「スレイヤーズクイズ」が熱い。 --原作を元にしたクイズ100問が収録されている。中には裏設定に関する問題もあり非常にマニアック。 **問題点 -戦闘の処理速度が遅めでテンポがやや悪い。 --AI戦闘が用意されているが、これがかなり馬鹿なのであまり使えない。 -魔法の種類は多いが、制約はほとんどないので結局は強力な魔法をぶっ放すぶっぱゲーになりやすい。 --屋内では大魔法を自粛するため、一部の魔法が使えなくなる。その割に屋外で建物を破壊できるなど、ややチグハグな印象を受ける。 ---一応、原作再現ではある。 ---原作を優先した結果「無駄に使えるだけ」の魔法が増えた、といえる、たくさん魔法を使えるのが売りのキャラなので、わかりやすさを重視して使える魔法を減らすと別の方面に叩かれるため、これは仕方ない。前述の通り魔族に効きにくい、魔法は選択使を埋めてるだけになり下がりがち -一般的なレベルアップのシステムを採用しておらず、ステータス上昇も微々たるもののため成長を実感し難い。 --そもそも原作者が「主人公たちは一般的なRPGでいうとレベル99」と答えているので仕方のない部分かもしれないが…。 --無理にアイテムを拾う必要がないという点は評価されている。 -''ガウリイが「光の剣」を使えない。''アニメシーンでは使っているのに…。 --このため本編の敵である魔族に対して完全な役立たずに成り下がっている。一応最低1ダメージは与えられるが…((リナからも「盾になれ」と言われてしまう。))。 --魔族以外の敵や亜魔族に対しては問題ないのだが、代名詞を使えないのはキャラゲーとしてどうなのか。 **総評 -ゲーム化するにあたって問題の多い原作をTRPG形式でうまくゲーム化できている。 -しかしながら、原作を再現できている所とできていない所の差が激しくゲーム自体も凡ゲーレベル。 -ファンならそこそこ楽しめる出来、といったところか。
*スレイヤーズ ろいやる 【すれいやーず ろいやる】 |ジャンル|RPG|&amazon(B000069URG)| |対応機種|プレイステーション&br()セガサターン|~| |発売元|角川書店&br()エンターテインメント・ソフトウェア・パブリッシング(ESP)|~| |開発元|オニオンエッグ|~| |発売日|1998年6月25日|~| |定価|5,800円(税抜)|~| |備考|キャラゲーとしてはそこそこ&br()ゲームとしては凡ゲー|~| |>|>|CENTER:''[[スレイヤーズゲームリンク>スレイヤーズシリーズ]]''| **概要 神坂一原作のライトノベル『スレイヤーズ』を原作としたRPG。 -SFCで発売されたRPGとは違い、街中やフィールドは行きたい場所を選択するADV形式で簡略化されている。 --街中は基本的に場所ごとに一枚絵が用意されており、その絵の中の人物にカーソルを合わせれば会話することが出来る。 --ダンジョンも自由に移動するといった要素はなく、基本的に選択肢で進む。TRPGに近い形式。 -戦闘はSRPG風になり多数のキャラが入り乱れて戦う。 --魔法は待機時間が設定されており、魔法使用後やダメージを受けると蓄積されるため位置取りが重要となってくる。 --本作にはレベルの概念がなく、敵を倒した際に出現するアイテムを取得するとステータスが上昇するようになっている。 **あらすじ ガウリイと共に旅を続けていたリナの前に、かつての相棒である白蛇のナーガが現れた。~ ナーガを交えて街道を行く途中、魔族に襲われているエルフの少年ラークを助けた3人は、魔族たちがエルフの宝を狙い何らかの計画を立てていることを知る。 **評価点 -原作をうまく再現した戦闘シーン。 --例えば、魔族に対して「崩霊裂(ラ・ティルト)」などの一部をのぞく精霊魔法は無効化されたり((スレイヤーズの魔族は精神生命体で、ダメージを与えるには一部の精霊魔法や黒魔法、光の剣などの魔力剣でなければならないという設定がある。))、同じ魔法でも効果範囲の違う「アレンジ版」が用意されている。 --「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」などの範囲が広い魔法を使うと建物を破壊できたり、地形が変化するといったギミックがあり爽快感がある。 --魔法使用時、ランダムで呪文詠唱の演出が入る。原作でも描写されないような術の詠唱まで収録されているのはファンには嬉しい要素と言える。 --また、キャラクター別に専用の必殺技が用意されており、使いこなすとかなり強力。 ---リナの「スリッパ」は麻痺や気絶を回復でき、ナーガの「高笑い」は通常攻撃のダメージをほとんど無効化できる…など。 -アドベンチャーパートはアニメ版のノリを再現しており、メインシナリオはフルボイスで展開される。 --もちろん、重要な場面では本作のために製作されたオリジナルのアニメーションも流れる。 -ミニゲーム「スレイヤーズクイズ」が熱い。 --原作を元にしたクイズ100問が収録されている。中には裏設定に関する問題もあり非常にマニアック。 **問題点 -戦闘の処理速度が遅めでテンポがやや悪い。 --AI戦闘が用意されているが、これがかなり馬鹿なのであまり使えない。 -魔法の種類は多いが、制約はほとんどないので結局は強力な魔法をぶっ放すぶっぱゲーになりやすい。 --屋内では大魔法を自粛するため、一部の魔法が使えなくなる。その割に屋外で建物を破壊できるなど、ややチグハグな印象を受ける。 ---一応、原作再現ではある。 ---原作を優先した結果「無駄に使えるだけ」の魔法が増えた、といえる、たくさん魔法を使えるのが売りのキャラなので、わかりやすさを重視して使える魔法を減らすと別の方面に叩かれるため、これは仕方ない。前述の通り魔族に効きにくい、魔法は選択肢を埋めてるだけになり下がりがち -一般的なレベルアップのシステムを採用しておらず、ステータス上昇も微々たるもののため成長を実感し難い。 --そもそも原作者が「主人公たちは一般的なRPGでいうとレベル99」と答えているので仕方のない部分かもしれないが…。 --無理にアイテムを拾う必要がないという点は評価されている。 -''ガウリイが「光の剣」を使えない。''アニメシーンでは使っているのに…。 --このため本編の敵である魔族に対して完全な役立たずに成り下がっている。一応最低1ダメージは与えられるが…((リナからも「盾になれ」と言われてしまう。))。 --魔族以外の敵や亜魔族に対しては問題ないのだが、代名詞を使えないのはキャラゲーとしてどうなのか。 **総評 -ゲーム化するにあたって問題の多い原作をTRPG形式でうまくゲーム化できている。 -しかしながら、原作を再現できている所とできていない所の差が激しくゲーム自体も凡ゲーレベル。 -ファンならそこそこ楽しめる出来、といったところか。

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