【くらっしゅ ばんでぃくーふぉー とんでもまるちばーす】
ジャンル | アクション | ![]() ![]() |
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対応機種 |
プレイステーション4 Xbox One Nintendo Switch プレイステーション5 Xbox Series X/S Windows |
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発売元 | Activision | ||
開発元 | Toys For Bob | ||
発売日 |
【PS4/One】2020年10月2日 【Switch/PS5/XSX/Win】2021年3月12日 |
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定価(税込) |
【PS4/PS5】7,590円 【One/XSX】7,560円 【Switch/Win】5,390円 |
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レーティング | CERO:A(全年齢対象) | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
初期三部作の正統続編となる『4』 親しみやすさの増したデザイン 爽快感が復活 難しすぎて悲鳴も増大 |
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クラッシュ・バンディクーシリーズ |
『クラッシュ・バンディクー』シリーズはNaughty Dog開発の初期三部作(『1』『2』『3』)の評価が高いが、それ以降は開発会社の変更や作風の変更もあり、評価は芳しいものではなくなっていった。
満を持して発売された本作は、初期三作の世界観やゲーム性を受け継いだ「正統派続編」として制作されており、原題も『Crash Bandicoot 4: It's About Time』と原語版では『2』ぶりにナンバリングが付けられている(*1)。
開発は『スカイランダーズ』シリーズ、初期スパイロ3作のリマスター版である『Spyro Reignited Trilogy』の他、『ブッとび3段もり!』(以下『3段もり』)のSwitch版に関わったActivision傘下のToys For Bob。
『3』のエンディング後、クラッシュとココの活躍により遠い過去の次元に閉じ込められたコルテックス達。
しかし、ウカウカの力によりコルテックス達は「タイム・プリズン」からの脱獄に成功。その影響で時空が歪み、平和な日々を送っていたクラッシュの島にも次元のねじれが発生してしまう。
時空を元通りにするため、他の次元からやってきた仲間たちや「4つのマスク」の力を借りて、クラッシュの冒険が再び始まる。
4種類の操作キャラ
4つのマスク
+ | ネタバレ注意 |
+ | ネタバレ注意 |
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+ | ネタバレ注意 |
+ | ネタバレ注意 |
+ | ネタバレ注意 |
日本では久々となるクラッシュシリーズの最新作は、操作性の向上や丁寧に作り込まれたコースにより、初期3部作のころの爽快感あふれるアクションが見事復活。
キャラクターとしての掘り下げもやや賛否はあるとはいえ、台詞がない代わりに一々表情豊かなクラッシュなど見ていて面白い映像となっている。
難易度はかなり高いものの、一応残機の実質廃止という手法で強引に解消はしており、ノーヒントで攻略法がわからないような要素は隠し系のみ。
高品質なアクションゲームを求めるプレイヤーにとっては満足できる完成度といっても過言ではない。
だが『3』から引き継がれなかったアクションなどを惜しむ声はある。
また、恒例の完全クリアまでやりこもうとすると、ロードや難易度がストレスになってくる。純粋に楽しめるのはダイヤコンプ位までなのが惜しい。
とはいえ続編を匂わせる要素が存在するため、この点は今後の展開に注目したいところである。
+ | それがこの動画である |
*1 日本語版『3』の原題は『Crash Bandicoot: Warped』とナンバリングはされていないが、タイトルロゴが3作目であることを意識したデザインになっている。
*2 ミスしていると半透明となり入手できない
*3 名称こそボディプレスだが、モーションは『旧4』のココのストンピングと同じ
*4 例外として、前半ディンゴ・後半タウナで操作するステージが一つだけ存在する
*5 このやられモーションはクラッシュとココだけでなくプレイアブルキャラ5人全員に用意されており、下着もクラッシュは白地に赤のハート柄のボクサー(海外版『がっちゃんこ』で見せたものと類似)、ココはピンクのブラジャーとパンツ、タウナは黒地にピンク縁のブラジャーとパンツ、ディンゴは青と紺のストライプ柄のトランクス、コルテックスは白のブリーフ(『Mind over Mutant』で見せたものと類似)とやたら凝っている
*6 汎用の天使化が『3』のトゲトゲミイラ作業員のやられモーションのような空気が抜けながらしぼんでいくものに変わる
*7 飯塚昭三氏が高齢であり、近年ではクラッシュシリーズに限らず飯塚氏が演じているキャラクターの声優変更も少なくない。ただし、同時期に他作品に出演はしているので、引退というわけではなく仕事量のセーブの一環だった可能性が高い
*8 タイムラインで操作キャラが変わる際もアクアクは引き継がれない
*9 ただしボーナスに入るとチェックポイント扱いになるため、クリアする気がなくても入ったほうが得をする
*10 設定で出現させないことも可能
*11 4の原題であるWrathではなく、~に相当するという意味のWorth
*12 コルテックスが無断でココにあげた
*13 ゲーム内では『1』では一切ココの存在は語られず、『2』では冒頭で一切説明なく既知キャラ扱いのため、スタッフがプログラムとして打ちこんだ分ではどういう出自なのかはっきりしていなかった。
*14 ココだとYeah!になる
*15 『3』や『3段もり』ではメニュー画面から「やり直す」を選択すれば数秒でスタート地点に戻れたのだが、何故か改悪している
*16 右スティックを傾けることで、少しカメラを動かすことは可能
*17 厳密にはダイヤ全部とゴールドレリックまででよく、プラチナレリックはあくまでやり込み要素であった
*18 一度壊した1UP箱には金リンゴが再補充される
*19 他のスキンは全て日本語に翻訳されている
*20 最初のステージをクリアした際のスキンやあべこべモード解放時のポップでも「カラーダイヤ」と表記しているので、勘のいい人は気付いただろう
*21 プレイ中に何らかの理由(回線障害やサーバーダウンが発生したなど)でインターネット接続が切れてしまった場合は強制終了する。
*22 その他にもイスラム諸国、キューバなどの社会主義国家、韓国、北朝鮮などがおま国化されているため、これらの国でプレイするには海外アカウントを作成する必要がある。