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【ざ きんぐ おぶ ふぁいたーず いれぶん】
ジャンル | 対戦格闘アクション | |
対応機種 | アーケード(ATOMISWAVE) | |
販売元・開発元 | SNKプレイモア | |
稼動開始日 | 2005年10月26日 | |
ポイント |
悪夢のKOF2003から劇的な持ち直し 今までに無かったキャラ選出 スピーディーなマルチシフトバトルの完成型 新世界サウンド完全復活の良質BGM 史上最強のバッタゲーではある |
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判定 | 良作 | |
KOFシリーズ関連作品リンク |
オロチの封印の解除に成功した、謎の組織の一員、『無界』。その混乱に乗じ、『八咫の鏡』の力を奪ったアッシュ・クリムゾン。
それらは大会主催者でもあった神楽ちづるの負傷という結果をもたらし、前回のキング・オブ・ファイターズは混乱の中でその幕を下ろした……。
季節が巡り、時が流れ、今年もまたKOFの開催が宣言された。新たな顔触れを加えつつ、次々に明らかになってゆく参加者たち。
如月影二の復帰を筆頭に、初参加者ではオズワルド、B.ジェニー、ダック・キング、桃子、そしてエリザベート・ブラントルシュ。
鍛えぬかれた戦士たちは、かつてない秘密と脅威が渦巻く世界最高の格闘大会に何を求めて集うのか。
彼らを加えて、大会は例年以上に熱く盛り上がろうとしていた。
華やかな格闘大会という、KOFの表向きの顔。それとは別に、裏側では数々の思惑が交差する。
『遥けし彼の地より出る者』と名乗る謎の組織は、これからどう動くのか?封印を解かれたオロチの力の行末は?
一角を欠いた三種の神器は攻勢に転じることができるのか?そしてアッシュ・クリムゾンの真の目的とは……。
キング・オブ・ファイターズXI、いよいよ開催。今、闘いの扉が再び開く。
本作では主に以下のような変更が行われた。
マルチシフトシステムがしっかりと練り込まれ、KOFの新たなチームバトルの形を完成させた良作。
比較対象が悪夢のような出来だった『KOF2003』だったことを考慮せずとも、単体のゲームとして評価できる点は随所にある。
対戦バランスに関してはかなり尖った面もあり、バッタゲーであることには違いないが、格ゲーの原点と言える純粋にキャラを動かしていて面白いという感覚が、確かに味わえるゲームである。
稼働最盛期だった2006年には闘劇種目に選出、アルカディア大賞読者人気部門でも6位に入っており、ジャンル内でも上位に食い込む人気を得た。
BGMを始めとする演出の出来も、概ね相変わらず素晴らしい。
なお後続作のチームシステムが従来通りのものに回帰した関係もあり、KOFシリーズ、ひいては流行り廃りの激しい格ゲーでも本作の息はかなり長い。
未だに「XI勢」と呼ばれる根強いプレイヤーも散見されることがその証左であろう。
対応機種 | プレイステーション2 | ||
発売元・開発元 | SNKプレイモア | ||
発売日 | 2006年6月22日 | ||
価格 | 7,140円 | ||
備考 | SNKベストセレクション:2007年6月28日/2,940円 | ||
配信 | ゲームアーカイブス:2014年12月17日/1,000円(税5%込) | ||
判定 | 良作 |