【まりおかーとせぶん】
ジャンル | レース | ||
対応機種 | ニンテンドー3DS | ||
発売元 | 任天堂 | ||
開発元 | 任天堂、Retro Studios | ||
発売日 |
パッケージ:2011年12月1日 ダウンロード:2012年11月1日 |
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価格 | 4,800円(税別) | ||
プレイ人数 | 1~8人 | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
空を飛び、水中も走るマリオカート 自由度が大幅に増したマシン選び ゲームバランスはシリーズ内でも良好 アップデート前は重大なショートカットバグあり |
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マリオシリーズ・関連作品リンク |
マリオカートシリーズ7作目。
シリーズで初めてタイトルにナンバリングが冠され、タイトルにハード名が含まれないのは『マリオカート ダブルダッシュ!!(以下DD)』以来。
『DS』や『Wii』と同様、新コース16コースと旧作からクラシックコースとして16コースの計32コースを収録。
売上はかなり好調であり、順調にミリオンヒットを叩き出した。
世界的な不況といわれている中でここまでのヒットを確立できたのは、さすがはマリオカートといったところだろう。
新アイテム、既存アイテムの変更点
今作で追加されたアイテムは全部で3つ。新登場ではないがコインもここで記述する。
逆に『64』から3D系マリオカートの定番だった「にせアイテムボックス」や、『Wii』で初登場した「きょだいキノコ」、「POWブロック」、「カミナリぐも」が削除された。
+ | 称号ごとの行動一覧 |
レースゲームとしての完成度はシリーズ中でも高く、一人でも多人数でも十分楽しめるゲームに仕上がっている。
カートのカスタマイズにより、好きなキャラでレースを有利に運べるという点も好評。
一方『DS』や『Wii』で好評だった一人用モードが一部削除されており、それ以外に多少の粗が散見される点についても非常に惜しまれている。
高い完成度を誇るが故の贅沢な悩みといった所か。
『DS』や『Wii』で問題視されたバランス面にも調整が入り、直線ドリフトやウィリーなどの上級者向けテクニックがなくなる、グランプリの最高評価を獲るのが楽になるなど、初心者向けのマリオカートとして徹底的にユーザーフレンドリーを重視した作りになっている。
勿論あくまでもハードルが下がっただけで、決して歯ごたえがなくなったわけではない。上級者も心行くまでやり込める傑作と言えよう。