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GROOVE COASTER 3 LINK FEVER - (2018/01/18 (木) 08:42:38) の編集履歴(バックアップ)


GROOVE COASTER 3 LINK FEVER/3EX DREAM PARTY

【ぐるーヴこーすたーすりーりんくふぃーばー/すりーいーえっくすどりーむぱーてぃ】

ジャンル 音楽体感アトラクションゲーム
対応機種 アーケード
発売・開発元 タイトー
稼働開始日 3:2016年3月10日
3EX:2017年3月16日
判定 良作
スペースインベーダーシリーズリンク
グルーヴコースターシリーズ
1~EX / 2:HEAVENLY FESTIVAL / 3~3EX:LINK FEVER・DREAM PARTY


概要

SPACE INVADERS INFINITY GENE』の系譜を継ぐ、グルーヴコースターシリーズの3作目。
白地に赤をイメージカラーとし、新たにナビゲーターキャラやポップなシステムサウンドを採用。キャッチーな方向性へと舵を切った新作である。


新要素・変更点

  • ナビゲーターキャラクター
    • 3では銀髪ショートカットの少女「リンカ」がデビュー。キャラクターデザインはヤスダスズヒト氏、CVは豊田萌絵氏が担当。
    • 3EXからはリンカの後輩にあたる金髪ツインテールの少女「ユメ」も登場。デザインはIOSYS所属の未早氏*1、CVは高橋菜々美氏が担当。
      • 一見アンドロイドやプログラムを感じさせるサイバーなファッションをしているが、彼女達の設定自体は「アルバイトの女子高生」という至って普通なもの。他作品のナビゲーターのようなハードな設定は一切存在しておらず、かえって新鮮さを感じさせる。リンカのプロフィールはこちら
      • 特徴的な設定を強いて挙げるならば「お断リンカちゃん!」等といった謎のダジャレフレーズが度々見られるという程度か。
    • 3EX以降、イベント報酬でゲストキャラ等をナビゲーターとして使えるようになった。
      • ゲーム開始時のアバター選択画面でタブを切り替えれば、リンカやユメと交代させる事ができる。勿論ナビゲーターを彼女達に戻す事も可能。
      • 楽曲「DX超性能フルメタル少女」のジャケット絵を飾る「ずんど子ちゃん」もナビゲーターとして参戦。参戦当初はCVが無かったものの、Ver.3.58にてIOSYS所属のちよこ氏によるCVが追加された。
      • 但しリンカやユメ、ずんど子ちゃんを始めとするグルーヴコースター初出のキャラ、並びに一部のゲストキャラ*2を除いて、ナビゲーションボイスは旧作のような英語ボイスとなっている。
  • ミュージックパネルの廃止。ミュージックパネル解禁楽曲は全て無条件解放され、デフォルトでプレイ可能に。
    • ちなみにGC(グルコ)は続投。連動サイトでは楽曲・アイテム・スキン・アバターの他、対戦時に相手に送れるメッセージを購入可能となった。
  • AD-LIB回収・空打ち時の効果音が変更可能になった。
    • これにより、デフォルトの効果音が新しくなった。前作までのデフォルト効果音や追加効果音は、こちらも連動サイトよりGCで購入可能に。
    • いわゆるパーカッション系の打音がメインだが、スペースインベーダーやダライアス、アルカノイド、ナイトストライカー等、TAITOゲーム由来の遊び心溢れる効果音も存在する。
  • オンライン対戦イベントの実装
    • オンライン対戦はイベント開催中のみプレイ可能。最大4人までマッチングする。
    • 課題曲よりプレイしたい曲を選曲後、マッチングした全プレイヤーが選んだ楽曲の中からいずれかの楽曲が抽選で選ばれ、その曲で対戦を行う。
    • メッセージ、獲得する★は店内対戦モードと同じ。ただし、★は「曲が選ばれなかった」などのオンライン対戦独自の項目もある。
    • イベント期間中に集めた★の数に応じてイベント限定の称号やアバターの取得、楽曲の先行解禁などが行われるようになった。更にイベント期間中に集めた★の数を競うランキング戦も同時開催されており、こちらでも上位入賞を果たせば限定称号などの報酬を獲得できる。
      • このうち楽曲については、ある程度期間を置いた後連動サイトで一定額のGCを支払う事により解禁可能という救済措置がある。楽曲だけが目当てなら無理にイベント参加する必要はないが、全体的にイベントで先行解禁した方がアイテム配布などもあってお得。
      • 3後期以降は、過去に配布された報酬アバターの内イベントと関連性が高いものが復刻配布されるケースも増えてきている。
  • ソロイベント
    • 3EXから追加されたモード。
    • 課題曲からの任意の楽曲選択や、★の数によるイベントポイントの集計などについてはオンライン対戦イベントと同様。実質的にオンライン対戦イベントの1人プレイ版とでも言うべき内容であり、AC版2までの「イベントプレイ」とは異なる物になっている。
    • 大規模なイベントでは、ソロ形式と上述したオンライン対戦形式が期間中に入れ替わる混合イベントとなる事もある。但しソロイベントと対戦イベントの同時開催はされず、基本はどちらかのみの開催となる。
  • リニューアル
    • 旧曲が一旦削除され、譜面と背景演出が豪華になりリニューアル復活するケースも見られるようになった。
    • 今のところリニューアル対象となっているのは一部のVOCALOID曲やクラシックアレンジ「カノン」のみだが、他の稼動初期曲の演出強化・視認性改善も期待されている。
  • 「封印EXTRA」解放ミッション
    • 一部の追加楽曲では「該当曲のHARD譜面でS++(スコア99万以上)を達成したプレイヤーの数をカウントアップし、規定の人数を超えた」以降にEXTRA譜面を配信するイベントを行っている。難易度追加前に条件を達したプレイヤーには特別な称号が送られる。
    • 詳しくは後述するが、封印EXTRA第一弾に選ばれた楽曲は封印されて当然の楽曲・譜面であった。
      • 最初という事もあってか、規定人数のノルマは100人と(後のミッションと比べれば)抑えられていた。しかし開始当日であっさり達成され、EXTRA解放が決まってしまった辺りは流石グルコストッププレイヤーと評すべきか。その後は回を経る毎にノルマ人数を増加させている。
      • 他の封印EXTRA対象曲も、様々な音ゲーで猛威を振るっているcosMo@暴走Pの「初音ミクの消失」や、BMSでおなじみ削除氏の「VALLISTA」など高難易度に相応しい楽曲が勢揃いしている。

評価点

  • 演出のクオリティの高さは相変わらず
    • ほぼ最速で収録された『ダライアスバースト クロニクルセイバーズ』の新曲「Freedom」では、前作の「The world of spirit」と同じくシルバーホークの編隊やベルサーの魚戦艦がこれでもかと言わんばかりに画面を駆け巡る。新たなシルバーホーク「ムラクモ」もしっかり登場している。
    • Cranky氏の楽曲「Party 4U "holy nite mix"」がmaimaiに続いて収録されたが、なんと本作での背景演出は往年の名作FLASH「num1000」を再現したものとなっており、20~30代のねらーを感動させた。
    • ヒゲドライバー氏の楽曲「ukigumo」も同曲を使用したクロユキ氏の映像作品「DDDot」を背景演出で再現し、オンラインイベント『Perfect Promotion』を知るねらーや、動画サイトを通じて作品を知ったユーザー達を驚愕させた。こちらはジャケット絵も同作品を意識したものになっている。
    • 3EXに入ってからは話題のアニメ作品『けものフレンズ』より「ようこそジャパリパークへ」が収録された。こちらもジャパリバスがほぼそのまま登場するなど、フレンズ感涙の背景演出となっている。
  • オリジナル曲は過去作より少ないものの、安定のクオリティ。
    • ZUNTATAメンバーの楽曲はMASAKI氏とShohei Tsuchiya氏のものがメインとなっている。
      • 前バージョンや『クロニクルセイバーズ』への関与を最後にフリーランスとなったCOSIO氏ことE.G.G.も勿論参戦。3・3EXそれぞれのバージョンにおいて、締めくくりに相応しい『Got』シリーズの楽曲を提供し、相変わらずのリズム難・視覚難路線で多くの熟練プレイヤーを唸らせた。
      • 更に元ZUNTATAのYack.こと渡部恭久氏が電撃参戦。初期作を思わせる硬派なテクノ曲「Sign of "10.5km"」を書き下ろしてくれた。
    • 看板キャラのリンカ(こと、中の人の豊田萌絵氏)もテーマソング「LINK LINK FEVER!!!」でボーカルを披露してくれた。
      • 作曲はMASAKI氏。メインBGMのボーカルアレンジバージョンで、背景演出では「The Beginning」「Play merrily NEO」と同じくスタッフロールが流れる。
      • 但しこの楽曲は解禁に大きな問題点が…詳しくは後述する。
    • 3EXからの看板キャラであるユメ(こと、中の人の高橋菜々美氏)も4周年記念ソング「飛び立て!ドリームパーティー」でリンカと同様のボーカル参戦を果たした。
      • 此方の楽曲フレーズ・背景演出には、3~3EXで追加されたオリジナル曲の意匠が多く組み込まれている。全部で16曲分の歌詞・演出が使われているので、どこにどの曲のものが使われているか探してみるのも面白い。勿論スタッフロールも完備している。
    • これまで楽曲提供してくれた削除氏やヒゲドライバー氏の新曲は勿論、void(Mournfinale)氏・黒魔氏・sky_delta氏・ginkiha氏・C-Show氏・KO3氏・Relect氏といった、主に他機種で活躍するアーティスト達も新規書き下ろし曲でグルコスに殴りこみをかけてくれた。
    • おなじみIOSYSも負けてはいない。DX超性能フルメタル少女シリーズとして3後期に「HG魔改造ポリビニル少年」が、そして3EXでは「AM貴族 すたどんたん殿下」が登場。これらのジャケット絵を飾るキャラ「どんつくくん」「すたどんたん殿下」も、IOSYSコラボミニイベントの報酬でナビゲーターとして配布された。
      • CV担当はどんつくくんがさきぴょ氏、すたどんたん殿下が山本椛氏。
      • どんつくくんも実装当初はCV無しの英語ボイスだったが、姉のずんど子ちゃんと同様、Ver.3.58でのすたどんたん殿下デビューに合わせてCVが追加された。余談だが、どんつくくんはVer.3.58時点において唯一のCV持ち男性ナビゲーターとなっている。わぁい!
    • 3EXになってからは、これまでアーティスト単体でも楽曲を提供してくれたREDALiCE氏やt+pazolite氏等の面々が所属するハードコア系同人音楽レーベル「ハードコアタノシー」がコラボイベントも絡めて本格参戦。レーベルの人気曲「moonbound feat.Yukacco」「Ever Free」「Extra Mode」に加え、所属アーティストの書き下ろし楽曲を4曲も提供してくれた。
  • 上記オンラインイベントにおいて、様々なゲームとのコラボレーションを実現。タイトーの遺伝子(GENE)がそうさせるのか、シューティングゲームとのコラボには特に力が入っている。
    • 本バージョン稼働中に2回行われた『超シューティングゲーム祭』では、ダラバーCSに先駆けメーカーを超えた夢のSTGコラボが実現。ナムコの『ドラゴンスピリット』『F/A』『バーニングフォース』、MOSSの『雷電III』『雷電IV』『雷電V』、グレフの『星霜鋼機ストラニア』『UNDER DEFEAT』、そしてケイブの『怒首領蜂大復活』『デススマイルズ』と、有名どころからマニアックな作品まで、新旧を問わずバランスよく追加された。背景演出もツボを押さえたファン納得の仕上がりになっている。
      • 楽曲のみに止まらず、上記作品群から「アン子アデーレ・フリードリッヒ」や「キャスパー」「エシリア・ポートマン」、更に自社の『アルカノイドvsインベーダー』より「ナティア・ヴィヴィー」がナビゲーターとしてゲスト参戦を果たした。…ひろみちゃんは?
      • 各作品の自機である「デルタソード」「ファイティングサンダー」「ウィンディア」等のアバターもイベント報酬として配布され、背景演出と組み合わせる事によって『ダラバーCS』のDLCモードよろしくデルタソードやウィンディアでベルサー軍の大艦隊に挑むというクロスオーバーごっこもできるようになった。
      • 勿論シルバーホークやブラックフライでアリーシャ姫を救う冒険に出たり、ジルバラードでの魔物退治をしてみたり、更には大佐と夢のご対面を果たしたり…等、STGファン感涙の共演だって(アバターを手に入れてさえいれば)できてしまう。
      • 『ドラゴンスピリット』『バーニングフォース』は原曲ではなく、過去に太鼓の達人に収録されていたアレンジメドレーが収録。実質の移植となった。
      • 『大復活』からの収録曲として選ばれたのはよりによって真ボス戦BGM「]-[|/34<#!」。背景演出も譜面難易度も原作をほぼ完全再現*3してしまった為、前述の封印EXTRA第一弾として君臨する事になった。現在でも新規楽曲の難易度を測る上で度々引き合いに出される等、その存在感を保ち続けている。
    • 第1回超シューティングゲーム祭から数ヵ月後、お約束の『ダライアス豊漁祭』も満を持して開催。
      • 『ダラバーCS』から「蟹のテーマ」こと「Abyssal Withdrawal」、『初代ダライアス』より「COSMIC AIR WAY」のCOSIO氏アレンジ、そして最近のリリースであるタイトーアレンジCDから『ダライアスII』「say PaPa」のShohei Tsuchiya氏アレンジが収録された。
      • これにより、今まで収録がなかった『ダライアスII』の穴が埋まり、AC版ダライアスシリーズは一通り収録された*4
    • 本シリーズと同時期に『3』へバージョンアップした『ガンスリンガー ストラトス』とも、3繋がりという事で通算2回目のコラボイベントを開催。
      • 収録されたステージBGM3曲は、いずれもステージ背景や戦闘時の演出などをきっちり再現。前回コラボイベントの報酬アバター「水潟九美」が2年半ぶりに復刻された他、ガンスト側キャラのデフォルメイラストや「竜胆しづね」も完全新規の報酬アバターとして配布された。
    • グルーヴコースター4周年記念イベントでは、直近にリリースされたアルバム『Ray'z Music Chronology』の発売記念もかねてか、同アルバムからそれぞれ『レイフォース』『レイクライシス』のアレンジ楽曲を収録。今まで『レイストーム』のみだったレイシリーズ枠の完全制覇を達成した。
      • ちなみにこのイベント、上記の「飛び立て!ドリームパーティー」や『奇々怪界』の『TAITO GAME MUSIC REMIXS』版アレンジBGMを収録したり、ナビゲーターとして使える制服版ユメちゃんが報酬として配布されたりと、一応4周年記念イベントとしての体裁を整えてはいる。しかしその一方でイベント報酬のアバター・称号等はその大半がレイシリーズ由来のものであり、傍から見るとまるでグルコス4周年以上にレイシリーズのアルバム発売を祝っているかのような内容となってしまっている。
    • ミニイベントではあるが、スクエニの新作TPS『フィギュアヘッズエース』とのコラボも開催された。ナビゲーターとして、同作の看板キャラ「神楽」「雅」の2名が本作に出張してくれている。
  • シューティング以外のゲームとのコラボレーションも忘れていない。
    • crossbeats REV. SUNRISE』とのコラボでは「ピコラセテ」「THIS IS HDM」「sunglow」といった同作品の人気外注曲のみならず、なんとNAOKI MAEDAの楽曲「Blue Destiny Blue」やjun(辛島順子)の書き下ろし楽曲「HONEY♡SUNRISE」も登場。当然ながらNAOKIとjunの楽曲がBEMANIシリーズとcbシリーズ以外に収録されるのは今回が初となる。cbREV.側のナビゲーターキャラ「暁月」「燦」もイベント報酬アバターとしてグルコスに出張してくれた。
      • 演出も力が入っており、アバターが移動するコースの一部を利用してまでcbREV.側の譜面を再現している。更に「HONEY♡SUNRISE」に関しては、BEMANI時代からの伝統とも言えるjun曲特有の「一定確率でボーカルが変化する」仕様までしっかり実装されている。
    • クリプト・オブ・ネクロダンサー』とのコラボでは、同作品の2曲(それぞれが2曲をメドレー状に繋げたものなので、実質4曲)に加え、なんとネクロダンサー内でコラボしていた『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』からもアレンジ楽曲を2曲収録している。
      • このコラボイベントで収録された「Disco Descent/Mausoleum Mash」はシリーズ初のEXTRA譜面がHARD譜面よりもレベルの低い楽曲。EXTRA譜面の難易度はレベル通りの簡単なものだが「擬似強制サドゥンのような表示で、心臓音に合わせスライドとアドリブを刻む」という原作を意識したギミックが搭載されている。
    • 最早恒例と化した一大イベント『第四回天下一音ゲ祭』では、KONAMIの『SOUND VOLTEX』から「極圏」、SEGAの『CHUNITHM -チュウニズム-』から「怒槌」、ナムコの『太鼓の達人』から「セイクリッド ルイン」が移植された。
      • 「極圏」におけるメインコンポーザーはcosMo氏という扱いではあるが、BEMANIシリーズの重鎮コンポーザーである顔芸の顎の人ことdj TAKAの楽曲が収録されたのは当然ながらグルコスシリーズ初の快挙である。一方「怒槌」を手がけた世界一歌が上手いサラリーマンこと光吉猛修氏はと言うと、実は「DADDY MULK -Groove remix-?」での掛け声担当を含めれば通算2回目のグルコス参戦だったりする。
    • エストポリス伝記II』『影の伝説』のBGMについても『TAITO GAME MUSIC REMIXS』のアレンジ楽曲が収録された。
      • アレンジ担当は『エストポリス伝記II』がヒゲドライバー氏、『影の伝説』が豚乙女、そして上記グルコス4周年イベントの記述で触れた『奇々怪界』はとぱぞことt+pazolite氏。これら楽曲の背景演出も、きっちり原作の雰囲気を再現している。
    • アプリゲームとのコラボも積極的に行っており、『ピリオドゼロ』『パズドラ』『スクールガールストライカーズ』『消滅都市』『Tone Sphere』等の楽曲が追加されている。うち『ピリオドゼロ』はタイトーの社内コラボということもあり、同作品の「佐々木友香」「ナビウル*5」「茜未来」がナビゲーターとして出張してくれた。
  • ゲーム関連以外の版権曲も豊富
    • アニメ関連では上述した「ようこそジャパリパークへ」の他にも、音ゲーアーティストの楽曲提供やぶっ飛びすぎた第1話で界隈の話題を掻っ攫った『おそ松さん』の「全力バタンキュー」、ハード路線から一転ライト路線に変わる『血界戦線』の「シュガーソングとビターステップ」といった定番所のアニソンは勿論、「トゥッティ!(響け!ユーフォニアム)」「DreamRiser(ガールズ&パンツァー)」といった他社音ゲーに収録されてない人気作の楽曲も揃っている。
      • 中には『涼宮ハルヒの憂鬱』の「ハレ晴レユカイ」といった何故今更収録したのかと問いたくなるような楽曲まである。
    • VOCALOID関連では、BEMANI界隈において「ワカメを冷ませ」で有名となってしまった「セツナトリップ」や、最早収録していないゲーム作品の方が珍しくなりつつある「天ノ弱」がコラボイベントで登場した他、「恋愛裁判」「いーあるふぁんくらぶ」「みっくみくにしてあげる♪(やんよ)」といった有名楽曲が数多く収録された。ナユタン星人の「エイリアンエイリアン」といった比較的新しい楽曲もしっかり収録している。
      • 背景演出も、それぞれの楽曲のPV内容をほぼ完全再現。n-buna氏の「ウミユリ海底譚」では海中列車がアバターと並走し、Neru氏の「ロストワンの号哭」ではこれでもかとばかりに学校椅子が乱舞する。nyanyannya氏の「ハイパーゴアムササビスティックディサピアリジーニャス」に至っては、独特なフォントによる演出まで再現してしまった。\喝・采!/
+ しかし、鬱演出のタイトーも健在だった。気分を害する恐れがある為閲覧注意
  • 過去様々なゲームにおいて、救いの無い展開を容赦なく盛り込んできたタイトーであったが、キャッチーな方向性に舵を切った筈の本シリーズにおいてもその姿勢は決して失われていなかった…。
  • 具体的には、3で収録されたmothy_悪ノPによるVOCALOID曲「悪ノ娘」での演出。終盤にギロチンによる処刑シーンが入る曲なのだが、なんと全難易度共通でギロチンの刃が-彼女-*6の首を刎ねる効果音にターゲットが当てられている。見方によってはプレイヤーが死刑執行人役を演じさせられているとも受け取れる演出になっているのである。
    • ステージ開始直前および演奏終了後の演出により、小説版に登場する童話「あくのむすめ」と思われる絵本のお話である…というオブラートに包まれてはいるが、一度気づいてしまうと中々に後味が悪い。
  • 生みの親がタイトー出身である東方Projectのアレンジ楽曲に関してはコラボイベント等でメジャー・マイナー問わず多くの楽曲が収録された他、なんと同作品のオンリーイベント・博麗神社例大祭に本作品が出展され、多数のコンポーザーによる書き下ろし楽曲を先行プレイできた等、異様な力の入れ具合を見せている。中でも、春期例大祭2016に参加していた有名サークルによる大合作「仙酌絶唱のファンタジア」の収録は話題を集めた。
    • もちろん演出面も抜かり無し。キャラクターの弾幕・作中の印象的なシーンなどをしっかり再現している。人型の3Dアバターで幽閉サテライトの「鼓動、零れぬ酒」や、ビートまりお氏の「ジョーカー・ジュンコ ~ 永遠の純化」などをプレイすれば、なんちゃって弾幕ごっこを楽しめる。
    • 変わり種としては岸田教団&THE明星ロケッツの「メイドと血の懐中時計」のアウトロ演出。ドラムに合わせてアバターの位置からナイフが発射されるという演出がなされ、東方アレンジ楽曲としては珍しく「弾幕をぶっ放す側」に回る事が可能。アレンジ元BGMがテーマ曲となっている「十六夜咲夜」のアバターを所持しているのであれば、一度は彼女を使用してプレイしてみて欲しい。
    • 3EXに入ってからは『東方輝針城』コラボイベントにて本作のトッププレイヤーがアレンジに関わった「LIMIT BURST」が収録され、マニアの話題をさらった。なお、プレイヤーがアレンジに関わった曲が収録されるのは『SOUND VOLTEX』の公募以外では初の事例となる。*7
  • 版権ポップス関連で特に目立つのはアイドルユニット「でんぱ組.inc」。メンバーの一人・夢眠ねむ氏の声を元に作られたVOCALOID「夢眠ネム」にスポットを当てたイベントを含め、本バージョン中に3回もコラボイベントを行っている。収録曲も「W.W.D」「でんでんぱっしょん」「でんぱれーどJAPAN」など、しっかりツボを押さえたラインナップ。
    • また、東方Projectのアレンジ楽曲で知られる音楽サークル「豚乙女」がメジャーデビューを発表した際にお祝いとして対戦イベントを開催し、同サークルのメジャーデビュー曲「フルボッコ」をいち早く収録するという離れ業をやってのけた事も。
  • 楽曲の(EXTRA譜面を除く)全難易度で高得点を叩き出した際に貰える曲別称号(「○○先生」「××大王」や「△△ Master」等)は、方向性のフリーダムっぷりが加速。
    • 上記イベントで追加されたダライアス曲の曲別称号は「○○ Clow」「○○ FAN」「Bio ○○」と、ベルサー戦艦がモチーフのものになっている。
    • アニメ曲の曲別称号は、使われているアニメ作品のネタを意識した内容のものが多くなった。
      • 「ようこそジャパリパークへ」での曲別称号は従来のテンプレートに沿わない「わーい!」「すっごーい!!」「うー!がおー!」と、フレンズ達おなじみの合言葉となっている*8
      • 「シュガーソングとビターステップ」では『血界戦線』のコンセプトに沿って「技名を叫んでから殴る○○」、「トゥッティ!」は『響け!ユーフォニアム』でもおなじみの「次の曲が始まるのです○○」。そして「全力バタンキュー」はというと、順番に「センセイ松」「ダイオウ松」「カミ松」。スタッフは分かっていると評さざるを得ない。
    • 東方Projectアレンジ楽曲でも、原曲のタイトルや使われたステージ名など、原作ネタを意識した称号が複数見られる。
      • 例えば「色は匂へど 散りぬるを (Fractal 1.5ver.)」は原曲タイトルを意識した「神々が恋した○○」。「あの日の蜃気楼」は原作ステージ名から「死してなお、愉しい○○」、そして「東方外魔伝」での全難易度Sランク達成時の称号は、よりにもよって同曲ジャケット絵を飾るヘカーティア・ラピスラズリに向けて放たれた迷台詞「変なTシャツヤロー」。
      • 勿論例外もある。「仙酌絶唱のファンタジア」は同曲誕生の切欠となったイベントから「例大祭○○」、「Help me, ERINNNNNN!! -Cranky remix-」は完全に原作要素をかなぐり捨てた「( ゚∀゚)o彡゜○○!○○!」となっている…等。
      • 太鼓の付喪神である堀川雷鼓のテーマアレンジ「FEEL MY BEAT!」は順番に「太鼓の先生」「太鼓の大王」ときて太鼓の達じ…、もとい「太鼓の神」というある意味ヒヤヒヤもののケースも。
    • VOCALOID楽曲の曲別称号も、楽曲の世界観をネタにしたものがちらほらと。
      • 例を挙げるなら上述した「天ノ弱」の全難易度Sランク達成称号が「天性の弱虫」だったり、「ハイパーゴアムササビスティックディサピアリジーニャス」は「大☆先☆生」「大☆王☆様」ときて、最後が神ではなく「大☆天☆才」となっていたり。
    • バラエティ楽曲の曲別称号もなかなかのフリーダムっぷりを見せている。
      • 削除氏のBMS曲「AXION」は順番に「AXION FIGHTER」「AXION SORCERER」「AXION KING」。こちらは同曲MVの世界観に準拠した内容となっている。
      • ヒゲドライバー氏の「ukigumo」は「┌[・・]┘○○」。背景演出…どころか楽曲ジャケット絵を見た時点で一目瞭然、もはや説明不要であろう。
    • 他にもフリーダム称号は複数存在するので、高得点を狙える腕があるなら探してみるのも面白い。
  • イベント報酬称号でも、上述の曲別称号に負けず劣らずの凝ったものが登場するようになった。
    • VOCALOID系イベントでは、そのイベント開催時期に収録された新曲の歌詞が称号の文言として採用されるケースが目立つ。
      • IA&ONEコラボイベントでは「アスノヨゾラ哨戒班」から「今日の日をいつか思い出せ」や、「CITRUS」から「一人じゃないんだ」等が、そして初音ミク&巡音ルカコラボイベントでは「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」から「みっくみくにしてやんよ~!」、「どりーみんチュチュ」から「純情可憐な女の子」等の歌詞が称号として採用された。
    • ゲームジャンルにおいても、超STG祭ではコラボ作品の自機やラスボスをモチーフとした文言の称号、『ガンスリンガー ストラトス』とのコラボイベントでは操作キャラクター達の台詞を称号化したものを入手できた。『cbREV.SUNRISE』とのコラボイベントでは、cbREV.側で取得可能な称号がグルコス側の報酬称号として用意されるという心憎い演出も。
    • 東方アレンジ楽曲系イベントにおいては各作品の自機やボス達の二つ名が報酬称号となるのが通例であったが、『東方響宴夢』等本作の為の書き下ろし楽曲が中心となるイベントでは登場人物が使用するスペルカード名が報酬称号として採用された。これによって東方project本編をテーマとしたイベントとの差別化が図られている。
      • ちなみに『東方輝針城』コラボイベントでは原作のストーリー展開を意識したか、これまでの「金賞でEX面ボス・銀賞で6面ボス・銅賞で5面ボス」という従来のパターンではなく、金賞に「下克上」という事件の黒幕を連想させる語句が登場。その結果EX面ボスである堀川雷鼓の二つ名が銅賞、6面ボスの少名針妙丸の二つ名が優秀賞に「降格」させられるという、文字通りの下克上を果たしたとも受け取れる配置となった。
        おかげで従来パターンなら入手困難だったであろう雷鼓や針妙丸の称号を楽に入手できた、と事件の黒幕に感謝するプレイヤーも多かったとか。
    • コラボイベント以外で特筆すべきは2017年のクリスマスイベントで配布された報酬称号。「つらい」「無理」そして「しんどい」…以上三種類は同時期に収録された「シンドイ・ザ・ライド」の歌詞なのだが、これに加えて「メリークルシミマス!」なる称号を用意してきた以上、最早言い逃れはできまい。グルコススタッフの中にも、クリスマス中止のお知らせを心待ちにする方がいたりするのだろうか?
    • 上記曲別称号とは異なり、報酬称号は入手機会を逃すと同じテーマのイベントでの復刻を待つしかなく、また全ての報酬称号が復刻するとは限らない。しかし今後のイベントでも同様の凝った称号が出てくる可能性がある為、気になるのであればイベントに積極的に参加してみるといいだろう。

賛否両論点

  • イベント開催による新規楽曲の偏り
    • イベントそのものは頻繁に行われたが、殆どがVOCALOID・東方Project・ゲーム作品に起因するコラボであり、その3ジャンルに追加楽曲が大きく偏っている。
    • この結果オリジナル・バラエティが上記3ジャンルの割を食ってしまい、全体から見た収録楽曲の割合は少なめとなってしまった。3後期~3EXにかけては外注アーティストとのコラボも含めて、アニメや版権ポップスと比べればその曲数は増加の傾向にある。
    • アニメ楽曲のイベントも行われていたものの、追加された楽曲はかなり少ない。とはいえ上述通り定番所の人気曲はしっかりと押さえており、少ないなりにしっかりニーズに応えようとする気概は見て取れる。
    • こうした収録楽曲の偏りによって一番のしわ寄せを受けてしまったのは版権ポップス、その中でも「一般的なJ-POP」として分類される楽曲。後述する楽曲の削除もあって、大きく取り上げられた「でんぱ組.inc」以外の収録曲がかなり少なくなってしまった。
  • イベント課題曲の選出について
    • イベント課題曲は基本的にテーマやコラボ先に沿って選曲されるが、毎回新譜だからという理由で無関係な曲が課題曲として選ばれることがある。
      • これは毎月新曲を対象として行われる「月間スコアランキング」と並行してイベントをやりたい人への配慮ではないかと見られており、また好みに合致するイベントテーマ外の新しい楽曲に出会えるチャンスだと捉え、肯定的に評価するプレイヤーは多い。しかしグルコス内で完結するテーマイベントはともかく、コラボイベントでも遠慮無しに無関係な曲を課題曲に選んでしまうのは果たしてどうなのかという意見もあり、賛否分かれてしまっている。
    • 代表的なのはcbREV.とのコラボでのVOCALOID曲「サンドリヨン」「ロストワンの号哭」の選出。コラボイベント当時のcbREV.はVOCALOID版権の収録に否定的であり、この2曲とは現在に至るまで縁も所縁も存在していない。この2曲以外はコンポーザーやボーカル等、何かしらcbREV.側の収録楽曲に引っ掛ける選出となっていたため、完全に浮いてしまっていた。
    • 『フィギュアヘッズエース』とのコラボを行ったミニイベントでは、同作品とは全く関わりを持っていない「ようこそジャパリパークへ」とVOCALOID曲「脱獄」「ENDLESS DREAM -GC Mix-」の3曲が課題曲として選曲されていた。こちらについては『フィギュアヘッズエース』からの新曲が1曲しか存在せず、同作品内でコラボしていた作品や、スクエニ製アケゲー繋がりの楽曲などで水増しせざるを得なかったという事情も無い訳ではないのだが*9
    • 今の所は『東方輝針城』コラボイベント一件のみだが、同作品と無関係な曲をできるだけ選出しないよう配慮した結果「楽曲ストックの枯渇」により高難度の曲ばかりが課題曲として選ばれてしまい、オンライン対戦で阿鼻叫喚の光景が繰り広げられてしまった…というケースも見られる。
      • これについては後述する新曲の譜面傾向や、直前に東方project関連のイベントを連発しており楽曲ストックの枯渇が発生しやすい状況であった等の要因が重なって発生したという側面もある為、この件だけでテーマと無関係な楽曲の排除を問題視する訳にもいかない点には留意されたし。
    • また『ダライアス豊漁祭』ではインベーダーや他STG作品の楽曲が混ざれど、まるで無関係な課題曲は存在していなかった。こちらは課題曲の難易度についても「Hello 31337」などAD-LIB発見が極めて困難な楽曲や、上述の「]-[|/34<#!」がちゃっかり紛れ込んでいたものの、概ね広範囲のプレイヤーに配慮された内容となっていた。但しこちらのイベントについてはまた別の問題が…詳しくは後述する。
  • 本バージョン以降多発した削除曲
    • 版権管理などの複雑な事情が伴う以上避けられない宿命のようなものではあるが、前バージョン『HEAVENLY FESTIVAL』以上に削除曲が出てしまった。
      • 具体的には、嘗て他の音ゲーでも削除を惜しまれた「夏祭り」「天体観測」やBOOM BOOM SATELLITESの「Kick It Out」、ももいろクローバーZの「行くぜっ!怪盗少女 -Z Ver.-」、米津玄師氏によるハチ名義のVOCALOID曲「マトリョシカ」「パンダヒーロー」、中島愛氏による『ガンスリンガー ストラトス』のテーマ曲「Transfer」、そして「sister's noise」「紅蓮の弓矢」「自由の翼」「V.I.P」「コネクト -TV MIX-」等これまた有名所のアニメ楽曲達。
      • 更に「God knows…」も、まるで「ハレ晴レユカイ」と入れ替わるかのような形で削除を喰らってしまった。
      • またオリジナル曲や、タイトーが版権を持っているゲームの楽曲でも「Dreamer」「SPACE INVADERS 2003」といった曲が削除され、グルコスプレイヤー達に少なからぬ衝撃を与えた。
    • ゴールデンボンバーの「女々しくて」が削除された後、同曲を髣髴とさせるEXTRA譜面がNeru氏の「脱法ロック」に追加されたが、果たしてこれをフォローと呼んでいい物かどうか。
    • 『HEAVENLY FESTIVAL』までは開発側の削除曲をなるべく作りたくないというスタンスもあった為、版権曲の収録については後ろ向きな部分もあった。上述した収録曲の偏りと併せて、プレイヤーから寄せられた「アニメ・ポップス曲の少なさはどうにかならないのか」という声に応えようとしているものの、あまり収録しすぎて早期削除という結末になってしまっては元も子もないという開発側のジレンマが透けて見えるようである。
  • 新曲の譜面傾向について
    • シリーズ稼動初期によく見られたうねるコースは殆ど無くなり、ほぼ平面が続くコースが多くなった。この傾向は「THIS IS HDM」や「COSMIC AIR WAY」「影の伝説」「ukigumo」等の楽曲で顕著に見られる。
      • この点に関しては「純粋に譜面認識がしやすくなった」と歓迎されつつも「グルコスらしさが薄れた」と残念がる声もある。
    • 高難度譜面については「]-[|/34<#!」もさる事ながら、3EXで行われたハードコアタノシーコラボイベント等でハードコア系の楽曲が増えたからなのか「高速・物量系」の譜面が次々と追加されていった。
      • こちらに関しては譜面作成者の変更による影響も大きいと見られている。また、一部からは「MASAKIがドラマー故に連打譜面を好んでいるのではないか」と邪推推測されているらしい。
  • 高難易度譜面に見られるインフレの傾向
    • 此方も長く続く音ゲーの宿命のようなものだが、主にレベル8以上の高難易度曲で急激な難易度のインフレーションが発生してしまっている。
      • 3の時点でも「Scarlet Lance」や「Warrior」、更に3EXにバージョンアップしてからは「MAD FREAKS」「コノハズク」「東方輝仁裂」や、上述した「東方外魔伝」「極圏」「怒槌」など次々とレベル10の…それも従来のレベル10曲が霞んで見える難易度を持つ譜面が実装された。
      • インフレの傾向はレベル10のみならず、レベル9以下にも波紋を広げている。例えば『Tone Sphere』からの移植曲「UFD」のEXTRA譜面では角度135°のDUAL SLIDEという(実装当時は)前代未聞の初見殺しオブジェクトが登場。更にそれ以外の要素も当初のレベル9と比較して相当インフレしてしまっており、同じく従来のレベル9より高難度となった「セイクリッド ルイン」「Penetration of light into morality」両曲のHARD共々、さっさと10に昇格しろという怨嗟の声が未だ絶えない。
      • レベル8で特に問題視されている楽曲は3最後期に収録された「Old Heaven」と、STG祭において追加された楽曲全般。いずれもこれまでのレベル8ではまず見られなかった要素が譜面に含まれていたり、STG曲ならではの高速BPMと物量系の譜面傾向が合わさって強烈な体力消耗譜面と化していたりと、過去の同レベル楽曲に比べてかなり難しいものになってしまっている。
      • 更にインフレの余波は高難易度帯のみならず、レベル7以下の楽曲にも影響を及ぼしているのでは、という意見まで見られる。
    • 「]-[|/34<#!」「初音ミクの消失」「VALLISTA」といった封印EXTRAミッション対象曲は、前段階となるHARD譜面でさえ難易度詐称との呼び声が高い。
      • その中でも特筆すべきは、こちらも『Tone Sphere』から移植された同作品のラスボス曲「Linear Accelerator」。HARD譜面ですらレベル10の中堅上位と評される難易度を有しており、HARD譜面S++達成者が規定人数の500人を超えるまでに多大な時間を費やした。そうして解禁されたEXTRA譜面は、BPM200での24分連打が複数回に亘って襲い掛かってくるえげつない譜面であった為「太鼓の達人でやれ」というプレイヤーの悲鳴が各地で木霊したという。
    • ハードコアタノシーとのコラボイベントで収録された「Good Night,Bad Luck.」に至っては全難易度でシャレにならない譜面速度・初見殺しの視覚ギミック・お約束の発狂&ラス殺しといった要素をこれでもかと詰め込んでいる規格外譜面となっており、特にHARD譜面ではゴリラ強者揃いのグルコストッププレイヤー達を以てしても初日PERFECTを達成できなかったという伝説を残してしまった。
      • ハードコアタノシーコラボイベントでは作曲者のドット絵アバターが報酬称号と共に配布されたのだが、この曲の作曲者でもあるt+pazolite氏のアバターと共に配布された称号は「悪夢再び」。同氏が手がけた嘗てのボス曲「Marry me, Nightmare」との関連性をネタにしたものである事は説明するまでも無い。
    • 追い討ちとばかりに『第四回天下一音ゲ祭』のブロック決勝課題曲として「ouroboros -twin stroke of the end-」が登場。こちらのHARDはBPM188で24分→16分→12分の複合連打や24分SLIDEといった難所が、最初からラストまで休憩無しに襲い掛かる発狂物量譜面と化してしまっている。幸いにして視覚ギミックのような初見殺し要素は無いものの、その代わり非常に高いレベルの総合力を要求され、苦手な譜面属性が一つでもある場合は途端に突破が困難となる。
      • この楽曲自体はトッププレイヤーの力量を測る為のものなので、レベル10譜面初日PERFECTも当たり前というゴリラが複数名存在する現状を考慮すればこれ位の難度はあって当然、という意見も決して少なくないのがせめてもの救いか。
    • シリーズ稼働初期からずっと使われてきた10段階の表記が限界を迎えているのではないか、と見るプレイヤーも多い。
      • Ver.3.57へのアップデートによって、特に難しいとされているレベル10の楽曲にドクロマーク付きの注意表記がなされるという処置が行われた。事実上のレベル11昇格と見ていいだろう。
        …尤も『EX』のボス曲「Got a pain cover?」や圧倒的物量でプレイヤーの度肝を抜いた「極圏」「怒槌」など、ドクロマーク付きの曲と遜色ない難度を持つにも拘らずドクロ付き注意表記がなされていない楽曲も少なからず見られるのだが。
  • ナビゲーターについて
    • 新要素の項で触れた通り、一部のナビゲーターにはCVが設定されておらず、ナビゲーションも英語の汎用ボイスとなっている。
      • このうち東方Project作品のキャラクターや、ハードコアタノシーのCD作品におけるマスコットキャラ「DORO*C」、『アンダーディフィート』の「アデーレ」は元々CVが付いていないという事もあって英語ボイスも已む無しという意見が多い。また『デススマイルズ』の「キャスパー」と『雷電V』の「エシリア」は原作でCVがついてはいるものの、他社作品という事もあって新規ボイス収録は絶望的だったと見られており、こちらも英語ボイスに疑問を呈する声は殆ど見られない。
        一応キャスパーに関しては、少数ではあるが「罵られても構わないからボイスが欲しかった」という紳士もいるとかいないとか。
      • 「カンフーマスター=拳」「カンフーガール=ロンメイ」*10についても、彼等の楽曲がインスト曲の為汎用ボイスとなってしまうのは仕方ないと見る向きが多い。しかし汎用ボイスが『2』以降のポップでキャッチーな雰囲気に合わせた女性ボイスとなっている為、「拳」に関してキャラクターと汎用ボイスのミスマッチを気にする意見も見られる。
      • 上述した「ずんど子ちゃん」「どんつくくん」のケース以外にも、『ピリオドゼロ』からのゲスト「佐々木友香」とVOCALOID「初音ミク(冬)」が実装直後はCV無しの英語ボイスであった。その後初音ミク(冬)はVer.3.54での「初音ミク(夏)」実装に合わせる形で、佐々木友香はVer.3.57へのアップデートによる新機能実装と同時にそれぞれCVが追加されている。
      • キャラクター要素を敬遠しがちな層からは、英語ボイスのほうが煩くなくてちょうどいいという声も上がってはいる。
    • 例外的に声がついているナビゲーターについても、リンカとユメ以外のキャラはセリフのパターンが異様に少ない。
      • その影響が特に大きかったのが『フィギュアヘッズエース』からのゲストキャラ「神楽」。実装直後はS++を取ったのに「すいません、私の力不足で…」と謝られてしまう事があった。煽られていると感じたプレイヤーからの苦情が殺到したのか、Ver.3.57へのアップデートにより同時期に追加された「雅」共々リザルトでの台詞が変更されている。
    • 期間中に先行解禁できずとも後々ショップでGCを払えば解禁できる楽曲や、一部ラインナップをショップで入手可能なアバターとは異なり、ナビゲーターは入手可能なイベント期間を逃してしまうと後々別のイベントで復刻されるのを待つしかない。直接的にプレイングと関係しない要素の為それ程大きな問題にはならないという意見も、確かにその通りではあるのだが…。
      • デフォルトで使えるのはリンカとユメのみ。しかもVer.3.57までは、NESiCA未使用のプレイではユメしか選択できなかった。
      • 基本的にナビゲーターはイベントでの★獲得数による報酬となっている。NESiCAを使用した上でイベントに参加し、アイテムをフル活用して★を貯めていけば、入手する事自体は然程難しくは無い。

問題点

  • イベントモード・オンライン対戦の問題点
    • 目玉要素であるオンライン対戦だが、プレイヤー間の実力差を全く考慮しない無差別マッチングをしてしまう。始めたての段階で上級者ばかりと当たると上位に入り辛く、ポイントを貯め辛い状況になってしまう。
    • イベントでは挑戦した譜面の難易度に応じて取得する★にボーナスが発生するが、初期の頃はスコア順位での上位報酬や、FULL CHAIN・PERFECTを達成した際のボーナスと比べるとその量は微々たる物であった。結果高難易度への挑戦を避け、低難易度譜面で安定してFULL CHAIN・PERFECTを叩き出し上位を狙うプレイヤーが多く、こちらも初心者にとっては上位を狙う上で逆風となっていた。
      • Ver.3.03から下位の順位報酬が増量されており、以前よりは★を貯め易くなっている。またVer.3.53にて漸く難易度ボーナスの見直しが行われ、腕に自身があるのであれば高難易度に挑戦する意味合いも増えてきてはいる。しかし無差別マッチングの問題に関しては未だ解決の目処は立っていない。
    • 3曲設定なのにも関わらず、最大4人同時対戦。その為最大人数での対戦時は、必ず誰か一人の選曲が最後まで選ばれないという不公平な問題点も存在する。
      • それにも関わらず「曲が選ばれなかった」のボーナスは★1個のみで、「1回も曲が選ばれなかった」等の救済的なボーナスは無し。イベントの課題曲を一通り攻略できる程度の腕前を有していれば問題にはならないが、流石にそれを初心者に求めるのは酷というものである。
      • 嘗ての『pop'n music』シリーズにおけるNET対戦モードでは3曲設定・3人対戦だった為、プレイヤー全員が選んだ曲をプレイすることができた。ルールも違う他作品ゆえ単純に比較するのは難しいが…やりようによってはこの問題を回避できたのでは、と証明するには十分な事例であろう。
    • オンライン対戦中に特定のメッセージを連発する煽り・馴れ合い行為が少なからず見られる。
      • 代表的な例は『ダライアス豊漁祭』において、戦闘機やシーラカンスに囲まれて「ZUNTATA大好き!」のメッセージを連発されたというもの。これだけならまだ初見お断りにも程のあるネタだとギリギリ苦笑いで済ませる事もできるが、後のIOSYSコラボ・『BLAZBLUE?』コラボ等ZUNTATAが一切絡まないミニイベントでもお構い無しにこのメッセージ連発を行うプレイヤーが存在していた。ここまでくるとマッチした他プレイヤーは勿論、巻き込まれたZUNTATAもコラボ先も誰一人得しない立派な迷惑行為である。
      • 他にも上述の「お断リンカちゃん!」やDX超性能フルメタル少女シリーズが元ネタの「ずんどこずんどこ」「どんつくどんつく」、そして東方Projectキャラクターの台詞等を元ネタにしたメッセージを開催イベントのジャンルに関わらず連発するプレイヤーが見られる。こんなプレイヤーとマッチしてしまっては、コミュニケーションも何もあったものではない。
      • 最終的にはユーザーモラルの問題となってしまうが…残念ながらプレイヤーのマナーの悪さを指摘されがちなアーケードゲーム業界では、この手の問題の先例は山ほど存在している。問題発生を事前に防ぐ手立ては本当に無かったのだろうか?
    • 3EXへのアップデート以降はソロイベントが追加され、ソロ・対戦の混合イベントの場合は「オンライン対戦を回避し、ソロイベントに注力する」という選択肢を選べるようになった。また混合イベントは基本的に「ソロ期間→オンライン対戦期間」というスケジュールであったが、『東方輝針城』コラボイベントなど「ソロ前半→オンライン対戦期間→ソロ後半」と変化するケースもあり、この場合はオンライン対戦期間をより回避し易くなっている。
      …が、折角LINKと銘打ってまで押し出した目玉要素の問題点解決が、果たしてそんな消極的方法で良いのだろうか。
  • 改善されていないショップ、マイページ機能
    • 前作で問題になっていた連動サイトの使い辛さは一切改善されていない。
    • 本バージョンのテーマ曲とも言える「LINK LINK FEVER!!!」の入手方法が、なんと「マイページから他のプレイヤーをフレンド登録すると解禁」というもの。手間がかかる上に、少なくとも1人以上のプレイヤーと繋がりが無いと解禁するのは不可能。確かにLINKと銘打った曲に相応しい条件ではあるが、だからってこんなぼっち涙目な仕様にしなくても…。
      • ちなみにコラボイベントで同曲が移植されたcbREV.では無条件解禁されており、移植先ではできるのに移植元の機種でプレイできないというかつて『jubeat』シリーズで見られたようなややこしい現象も発生しうる。

総評

オンライン対戦というユーザー同士の繋がり、コラボイベントによるグルーヴコースターと他作品との繋がり。
それらを未だ進化し続ける演出・ユーザビリティで盛り上げる本作は、その「夢の宴」という名に相応しい最高の舞台である。

しかしその舞台では、オンラインマッチングの問題や『3EX』以降一気に加速してしまった難易度インフレ等、手放しに褒められない要素が顕在化しつつある。
前作から指摘され続けている問題点も未だ改善の気配を見せず、上記要素と併せて次バージョンに向けての憂いとなってしまっているのは否定できない。

今後グルーヴコースターという夢の宴が更なる広がりを見せるか、それとも急転し悪夢の宴と化してしまうのか…。
タイトーの遺伝子(GENE)を受け継ぎ、天空の祭典を経て発展させてきたスタッフの手腕が問われる、まさに正念場と言えよう。


余談

  • 本バージョン以降積極的に行われているコラボレーションイベントによって、本作初出の楽曲を本作以外の作品で聴ける機会が増えてきている。
    • cbREV.では「LINK LINK FEVER!!!」の他、コラボイベントで書き下ろされたビートまりお氏の「グルーヴ・ザ・ハート」とE.G.G.ことCOSIO氏の「Got hive of Ra」、更にt+pazolite氏の「QLWA」と本作初出の東方Projectアレンジ楽曲「そして誰もいなくなった」「カリソメ」の合計6曲をプレイ可能。
      • 東方アレンジ楽曲のcbREV.収録については、嘗てNAOKI氏が収録を否定していた事もあってかなりの物議を醸した。詳しくは同作の頁にて。
      • 「Got hive of Ra」についてはイベント報酬曲だった為、現時点で新規プレイヤーはプレイ不可能。期間限定解放についても、もう一度コラボイベントを行う等よほどの事でもない限り望みは薄いだろう。
    • 『ガンスリンガー ストラトス3』では、イベント期間中に条件を満たす事でステージBGMを「LINK LINK FEVER!!!」「Groove Prayer」「Lost Colors」に変更できるようになった。
    • 『ピリオドゼロ』ではコラボイベント中リンカとユメがデュエルの相手として登場し、彼女達とのデュエル中にxi(石渡祐亮)氏の楽曲「Solar Storm」が流れるという粋なサプライズを見せてくれた。
      • このイベントがきっかけで「Solar Storm」のジャケット絵が『ピリオドゼロ』の「ガブリエル」というカードからの引用だった事が判明した。結果的に、事情を知らないグルコスプレイヤーの混乱を招いてしまったが。
      • ちなみに「Solar Storm」は『第二回天下一音ゲ祭』の本機種での店舗予選課題用書き下ろし曲であり、同大会の第三回にて『SOUND VOLTEX III GRAVITY WARS』にも収録されている為SDVXシリーズでもプレイ可能。「ガブリエル」が描かれたジャケット絵もほぼそのままとなっている*11
    • 『第四回天下一音ゲ祭』において、本作からはMASAKI氏の「Scarlet Lance」が『SOUND VOLTEX IV HEAVENLY HAVEN』と『太鼓の達人 イエローVer.』に、そして両機種から若干遅れて『CHUNITHM -チュウニズム-』にも収録された。
    • なお、同じくコラボイベントを行ったスマホ音ゲー『Tone Sphere』には本作からの楽曲移植は行われていない。
  • また本バージョンから登場したナビゲーター「リンカ」「ユメ」の二名も、他作品への出張を積極的に行っている。
    • 3稼動初期から登場していた為か、比較すると出張回数はリンカの方が多め。
      • cbREV.では「LINK LINK FEVER!!!」プレイ中の専用背景として登場。とあるプレイ条件下で「LINK LINK FEVER!!!」の最高難易度をプレイするとリンカが覚醒するという、恐らく開発も狙っていなかったと思われるネタが誕生した。また、どういう訳か「お断リンカちゃん!」がcbREV.側でも称号化してしまった。ひょっとして流行らせようとしているのだろうか?
      • 『ガンスリンガー ストラトス3』ではキャラクターに装備するアクセサリ「リンカのぬいぐるみ」を入手できた。
      • 『パズドラ』では仲間モンスターとして登場している。…モンスター?
      • 『BLAZBLUE』ではゲーム中で使えるリンカをモチーフにしたアイコンとプレートを入手できた。
      • 本作以前から楽曲を収録していた『アルカノイド vs. インベーダー』の買切アプリバージョンにも、なんと最終解禁キャラとして登場。尚ゲームスタート時のボイスは「レッツ!グルーヴコースター!!」。あの…これアルカベーダーなんですけど…?
    • 3EXから登場したユメの方はというと、上記『アルカノイド vs. インベーダー』の買切アプリバージョンにリンカ同様のサポートキャラとして参戦している。肝心のスキルがリンカの下位互換となっているのは後輩故のご愛嬌、或いは巧い演出といった所か。ユメは序盤に加入するので、活躍の場は最終解禁の先輩と比較すると当然ながら多い。
    • また、上述した『ピリオドゼロ』とのコラボイベントにおいてデュエルで勝利すれば、彼女達のカードを入手する事ができた…のだが、このバイト女子高生二人は「コラボイベント?なにそれおいしいの?」とでも言わんばかりのとんでもない強さを誇り、イベントでホイホイされたピリオドゼロ初心者に阿鼻叫喚の地獄絵図を見せ付けたという…。
  • 本バージョンで『ダライアスII』の楽曲「Say Papa」が収録されたものの、この楽曲をやりこむ事で貰える称号は「Bio ○○」(IIのラスボス「バイオストロング」がモチーフ)だった為、「ダラバーAC」に登場するシルバーホークシリーズのうち「セカンド」だけ称号に登場しないという事になってしまった。
    • 『ダラバーCS』に登場するムラクモも称号になっていない*12が、既に「Burst ○○」*13という称号が登場している為、設定を考慮すればそちらに当てはめる事も可能。つまり名実共に称号化されてないのはセカンドだけである
    • 『ダライアスII』には他にも「OLGA BLEEZE」等グルコスに収録されてもおかしくない程の名曲が複数あるので、可能性はまだ残っているのがせめてもの救いか。
  • 本作稼働中に発売されたタイトーのアレンジCD『TAITO GAME MUSIC REMIXS』では上述した「COSMIC AIR WAY」「sayPapa」「エストポリス伝記II」「影の伝説」「小夜のテーマ(奇々怪界)」アレンジの他、本バージョン以前にグルコス収録済の「Captain NEO」「FAKE」「Geometric City」等のアレンジも収録されている。
    • また、グルーヴコースターシリーズ枠として「Got more raves?」のxi氏によるアレンジ楽曲も新規収録。ゲーム本編への収録はまだですか?
  • 前バージョン『HEAVENLY FESTIVAL』の頁の余談にある通り、COSIO氏は退社後も積極的に本作への楽曲追加をしている。
    • 稼働中の4月1日には当然ながら『怪談「カーナビ」』も一日限定で解禁されている。えっ?
      • 2016年4月1日には『怪談「カーナビ」』の降臨のみならず、本曲をモチーフにしたアバター「KAIDAN」*14が配布され、サウンド「COSIO」*15が1日限定でショップに追加された。これによって音ゲー界隈で「えっ?」の使い手がBEMANI界のDJ YOSHITAKAに加えてCOSIO氏の合計2名に増えたというどうでもいいネタも。
      • 続く2017年4月1日は『怪談「カーナビ」』『2112410403927243233368』共々3EX移行記念ソロイベントの課題曲に乱入というサプライズに加え、1日限定でマイページのサウンドショップに「RINKA KAIDAN」「YUME KAIDAN」*16そして上記の「COSIO」が追加された。バイトの女子高生に何をやらせてんだ。
        また、TwitterではCranky画伯によってリニューアル(仮)されたユメちゃんのNESiCAカード抽選も行われた。本当に配られたかは不明。