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【です えんど りくえすと】
ジャンル | RPG | 通常版 |
限定版 |
対応機種 | プレイステーション4 | ||
発売元 | コンパイルハート | ||
開発元 |
コンパイルハート アイディアファクトリー |
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発売日 | 2018年4月12日 | ||
定価 | 通常版:7,776円 / 限定版:11,016円 / ダウンロード版:6,912円(各税8%込) | ||
レーティング | CERO:D(17歳以上対象) | ||
判定 | 賛否両論 | ||
ポイント |
コンパイルハート史上最も賛否の振れ幅が大きいゲーム ラノベなテイストと和風ホラーの融合 一歩間違えると美少女がデスエンド、選択肢中のセーブ・ロードは不可欠 戦闘システムから物語の結末まで賛否両論 アップデートで難易度低下&エンディング追加の大盤振る舞い |
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ガラパゴスRPG フェアリーフェンサーエフ(ADVENT DARK FORCE) / オメガクインテット / Death end re;Quest |
コンパイルハートより発売された新規RPG。公式略称は『デスリク』だが、ファンからは単に『デスエンド』と呼ばれることも多い。
括りとしては『ネプテューヌシリーズ』ではなく、おバカでアダルトな『限界凸騎シリーズ』でもなく、「日本の特定のお客様」に向けた『ガラパゴスRPGシリーズ』の一作である。
そもそもコンパイルハートのRPGって基本全部ガラパゴスじゃ…
現代日本を舞台に、呪われたゲーム内に意識を閉じ込められてしまったヒロインとその仲間たちを救い出すことが最終目的。
主人公は男キャラで戦闘には間接的に参加、パーティの実際のキャラは全員が美女・美少女と、同社開発のRPGによくあるスタイル。
前作にあたる『オメガクインテット』(*1)とはダンジョン探索部分が酷似しており、大半のザコキャラと効果音も流用されているためシリーズ感は意外とよく出ている。
ただし世界観的には通例通りどの作品からも独立しており、ダンジョンとメインキャラとサブキャラは一新されている。
メインキャラのデザインは同社のナナメダケイ氏が担当(*2)、その兼ね合いなのか同絵師の『圧倒的遊戯 ムゲンソウルズ』や『神獄塔 メアリスケルター』風のシステムも登場する。
発売前は、ファミ通において長期特集が組まれたタイトルであり、本編の前日譚小説も掲載(*3)された。
2017年6月という非常に早い段階から情報が公開されはじめ、【前日譚小説の内容をRPGツクールMVで制作したゲーム】が本作の予約特典に付いてくるなど、
シナリオと広報面で特異な展開を行っていた。
とどめに、猟奇展開で有名なホラー作品『コープスパーティーシリーズ』のライター兼主催者、祁答院慎氏を本作のメインライターとして起用。
これが
グロ
方面で強力に作用し、ヒロイン達がデスエンド(*4)で絶命する際の残酷描写で実力が遺憾なく発揮されている。
ところがそのへんの情報をあまり収集することなく購入した層が存外に多く、
かなりデスエンドになりやすいゲーム性も相俟って、SNS上で絶賛と怒号が飛び交うことになった。
ある日、ゲーム開発会社の新米女性ディレクター・シイナ(ヒロイン)が突然失踪してしまう。
その1年後、シイナを慕う主人公・水梨新は、謎のメールにより彼女がMMORPG『ワールズ・オデッセイ』にログイン中であることを発見。
それは他ならぬ新とシイナが中心になって開発するも、開発中止された筈のゲームであった。
さらにゲーム内部は得体の知れないバグに侵食されており、異様な姿になったモンスターが闊歩し、錯乱したNPCも存在する危険な世界となっていた。
水梨新は現実世界からゲーム内のシイナにチャットで語りかけ、シイナが無事ログアウトできるよう力を尽くす。
一方のシイナは一部の記憶を無くしていたが、彼女もまた独自に世界を探索していき、正気を保つNPCを仲間に加えゲームからの脱出を目指す。
こうしてシイナの脱出劇は順調に進むかに思えたが、水梨新が活動する現実世界のほうでも、常軌を逸した怪事件が発生し始める……。
シイナはなぜ失踪しゲームに囚われたのか? 『ワールズ・オデッセイ』で発生しているバグの元凶は? なぜ現実世界が歪みだしたのか?
様々な謎が増える中、新とシイナは、自分たちと世界の危機に立ち向かう。
+ | みんなの個性的な死因の数々(※閲覧注意) |
+ | 画像 |
他、本作独自のシステムで目ぼしいものをいくつか列挙する。
+ | 長文につき折りたたみ |
+ | 長文につき折りたたみ |
主人公
パーティキャラ
+ | 格納 |
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+ | 格納 |
+ | 格納 |
+ | リプカについての補足(ネタバレ含む) |
端的に言えば、「キャラがよく死ぬ、イベントの長いキャラゲー」である。
とても同じゲームに対してのものと思えないほどプレイヤーの評価は二極化されており、
「ガラパゴスRPG」の一つの到達点とも言える作風。現在は、アップデートや無料DLCでかなり遊びやすくなっている。
総合的に、今までコンパ製RPGで培われてきた可愛いキャラ・気持ち悪いモンスター・鬱設定or鬱イベント・複雑なゲームバランスを全開で尖らせたゲームデザインとなっている。
購入する際は、デスエンドやシステムと上手く付き合ってやるという覚悟が必要だろう。
とりあえず、これからプレイする人は高いSAN値・創意工夫の心・ぶっ飛んだ構成などを許容する心のどれかしらは持って挑もう。