オンライン配信によるゲーム内容更新が不定期に行われるため、必ずしも本記事の内容が最新の内容に対応しているとは限りません。
本記事は2020年1月22日時点(『WACCA S』アップデート以前)を基準としています。
※『WACCA S』に関する記述は2020年4月23日以降にお願いします。
【わっか】
ジャンル | リズムアクションゲーム |
対応機種 | アーケード |
発売・開発元 | マーベラス |
稼働開始日 | 2019年7月18日 |
料金 |
1クレジット:100円 VIPメンバー特典(30日分):300円 |
判定 | なし |
ポイント |
輪っかのような筐体 楽曲解禁のハードルが低く遊びやすい |
ハードコア系音楽レーベル「HARDCORE TANO*C(ハードコアタノシー)」との協業によって生み出された、マーベラス初となるアーケード音ゲー。
「音と光が旋回する、新体験リズムゲーム」というコンセプトと「ワッカで遊ぶタノシー!リズムゲーム登場!」というキャッチコピーを掲げ、AC音ゲーへの参入を果たした。
キャッチコピーに偽り無し、タノシく音楽にノれる操作性
タノシさを更に盛り上げる演出
流石のHARDCORE TANO*C、聴き応え抜群のオリジナル楽曲
版権楽曲も、アニメ/POPとVOCALOID楽曲は粒揃い
細かい所まで気軽に調整可能な設定
AC音ゲーでも屈指の、楽曲解禁の手軽さ
アニメ/POP・VOCALOID・HARDCORE TANO*C楽曲以外の収録曲ラインナップ
称号・アイコン等の収集要素
+ | アイテムの入手条件 |
大量に手に入る割には、上限も使い道も少ないWP
VIPメンバーの恩恵について
低身長、若しくは腕の短いプレイヤーには辛い筐体設計
細かい部分で不親切なUI
ガイド音(アンサー音)のズレ
どうにもやり込み要素に乏しい
+ | 2019年12月時点で改善が見られた問題点。ネタバレ要素にも触れています |
大手の競合メーカーがしのぎを削りあう、まさにアーケード作品屈指の激戦区と言っていい音ゲー界隈に
直感的にノれる操作性と高クオリティの楽曲群、そしてワンコインで存分に楽しめる手軽さを武器として殴り込みをかけた本作。
現状における最大のネックは、UI面の粗とガイド音のズレ。此処さえ改善すれば良作たりえるポテンシャルは十分秘めている。
当初は一部筐体においてコンソールの動作が不安定となっていたが、こちらは無事対処され、現在は安心して遊べるようになっている。
やり込み要素の乏しさについても、今後作品の展開が続いていけば、ボリュームの増加に伴う改善が期待できるだろう。
近所のゲームセンターで本作が稼動しているのであれば、音と光の旋回を体感してみる価値は十分にある。