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Dance Dance Revolution - (2018/07/17 (火) 14:10:59) のソース

*Dance Dance Revolution
【だんすだんすれぼりゅーしょん】
|ジャンル|音楽シミュレーション|#amazon(B00005QBNG)|
|対応機種|アーケード|~|
|販売元・開発元|コナミ&br()コナミデジタルエンタテインメント|~|
|稼動開始日|1998年~|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:''[[Dance Dance Revolutionシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
-音楽に合わせて、画面上を流れる上下左右の矢印に対応するフットパネルを、タイミングよく踏んでいくゲーム。
--「足でプレイするゲーム」というユニークなスタイル、東芝EMI(現EMIミュージック・ジャパン)の「Dancemania」シリーズとのタイアップで実現したクオリティの高い楽曲が、ゲームファンのみならず一般層にも受け、1998~99年頃にブームとなった。
--しかしそれ以降は沈静化し、2002年の8作目「[[Dance Dance Revolution EXTREME]]」をもって一旦アーケード版の開発は休止された。
--しかし、フィットネス効果の高さからアメリカ・ヨーロッパで新たなブームを起こしたことと、国内ファンの根強い要望により、2006年に3年半ぶりの復活作『[[Dance Dance Revolution SuperNOVA]]』が稼動開始、ファンは狂喜した。
--現在はアーケード版最新作『Dance Dance Revolution A』(2016年3月稼働)が稼動しているほか、家庭用では『[[Dance Dance Revolution X]]』(PS2)、『ダンスダンスレボリューション MUSIC FIT』(Wii)、『Dance Dance Revolution』(Xbox360/PS3、日本未発売)、『Dance Dance Revolution II』(Wii、日本未発売)がある。(かつて携帯端末用に配信されていた『Dance Dance Revolution S』(iPhone/iPod touch)は配信が終了し、現在は購入できなくなっている)
--アーケード版では派生作品として、筐体が狭小店舗用に1人プレイ専用となった代わりに、パネルが4枚→6枚に増加し、より高い難易度になったシリーズ『Dance Dance Revolution Solo』(全4作)や、特定の邦楽アーティスト、キャラクターとタイアップした『Dancing Stage』シリーズ(全3作)がある。家庭用や携帯ゲーム等も含めると、派生作品の数はBEMANiシリーズ随一となっている。

**システム
-他音ゲーに対するDDRの大きな特徴は、パフォーマンスプレイの多彩さである。
--本ゲームでは、指定された矢印と関係ない他のパネルを踏んでもミスにならないため、ステップのアレンジは自由自在。回転したり、譜面を覚えて背面プレイ(画面を背にギャラリー側を向く)をしたり、本格的なストリートダンスのステップをDDR上で実現したり、クリア時のロースコアを競い合ったり(5種類のタイミング判定のうち、中間の「GOOD」は得点が入らない一方ゲージも減らないため、理論上0点でクリアすることが可能)、果てはコスプレや楽器演奏と、プレイの幅はプレイヤーの想像力に応じて広がっていく。
-直前で選択した楽曲のプレイが始まる。先述の通り、画面の指示に合わせてパネルを踏む。具体的には画面の下から上に上がってくる矢印のマークが、画面上部のタイミングを現すマーク(ステップゾーン)に重なった時に指示された方向を踏めばよい。同時に2個出てきた場合はジャンプして踏む。これを同時踏みといい、難度を上げる要素の一つである。
--後期シリーズ(DDRMAX以降)で登場する矢印が連なっているものはフリーズアローといい、ステップゾーンにかかっている間踏み続ける必要がある。
--DDRXで初登場となる水色で電流をまとったようなものはショックアローといい、踏んではいけない特殊なもの。通過時に1ヶ所でもパネルに足が乗っていると一瞬の間オブジェが見えなくなるペナルティが課せられる(避けれればOKとなり、コンボも加算される)。
--画面上部には「ダンスゲージ」があり、先のタイミング評価が良いものであればゲージは上昇、悪いものであれば減少する。このゲージが曲が終わった時点で少しでも残っていればクリア。
---逆に途中でゲージが空になってしまうとその場で曲が停止、ゲームオーバーとなる。
--クリアした場合、終了後にステージで得た評価の数、それらから算出したプレイランク、スコア、ステージで出した最高コンボ数、シリーズによってはボーナス点が表示され、次のステージに進むことができる。
---店の設定にもよるが、大体は1プレイ3曲に設定されている。
-現在の難易度は表記上最高Lv20までだが現時点(DDR A)でLv19までが存在する。譜面はBEGINNER・BASIC・DIFFICULT・EXPERT・CHALLENGEの5段階。
--CHALLENGE譜面はEXPERTより難しい譜面だったり、ショックアローが含まれている譜面だったりとピンキリなのが特徴。&br()また、ゲーム内に収録されている楽曲の中にはCHALLENGE譜面が存在しないものもあれば、逆にCHALLENGE譜面しか存在しないものもある。
-楽曲は当初Dancemaniaシリーズからの楽曲が中心であったが、シリーズが進むごとにコナミオリジナルの曲が増えつつある。最近ではTRFや水樹奈々といったJ-POPや声優ソングも徐々に増加している。
--コナミオリジナル曲は今でこそさまざまなコンポーザーが手掛けているが、初期作品ではほぼNAOKI氏の手がけた曲が中心であった。氏は初期から参加してジャンルを問わず多彩な楽曲を提供しており、ファンからの人気が高い。

//新作がリリースされる度に追加するのでは際限ないし、ここはあくまで初代の記事なんだから、各バージョンについて記載したいなら個別に記事を立てて書いてくれ。それでなくても細かく書きすぎ。
//初代についてはこちらで記述する必要があるため、COを外します。

**Dance Dance Revolution(初代)
***初代の評価点
-記念すべき初代バージョン。斬新なインターフェースが話題になり、普段ゲームセンターに来ない客層がプレイしに来る程の話題性を持っていた。
--収録曲数は東芝EMI((東芝の資本から離れて2007年に「EMIミュージック・ジャパン」と社名変更したのち、2012年には親会社のイギリス・EMI社がユニバーサルミュージックへ買収されたことに伴って消滅。現在はユニバーサル内のレーベル「EMI RECORDS」として名を残すのみである。))のDancemaniaシリーズからの楽曲が8曲、コナミオリジナル曲が1曲の合計9曲。唯一のコナミオリジナル楽曲はDDRX3 VS 2ndMIXまでリミックスされ受け継がれる「PARANOiA」である。
-ダンサーキャラは6人。以降のシリーズでお馴染みになるAFROやずきんシリーズキャラが登場したのも初代から。
--初代に限り、判定エリアに矢印が重なるタイミングで踏み、PERFECT・GREAT判定を出しても矢印が消えずにそのまま流れていく仕様であった。IR Ver.からPERFECT・GREATの判定で踏めた場合は矢印が消えるようになった。
--DDRでは初代から1つの楽曲に対して2つないし3つの譜面が準備されていた。基本的にはBASIC・ANOTHERの2種類であったが、「Kung-fu Fighting」及び「Butterfly」の2曲に関しては、初代・IR Ver.に限りNORMALモード、HARDモードの2つのモードで異なるBASIC譜面が用意されていた。2ndMIX以降引き継がれるのは、HARDモードのBASIC譜面である。
---難易度変更は隠しコマンドとして搭載されていた。
--なお、EXTREMEまであったナンバーの一枚絵は初代には無かったが、IR Ver.で表示されるようになった。
-難易度は足のマークの数で表現しており、多いほど難しくなる。また、足のマークの数に併記する形で英語での難易度表記がされている。
--難易度の段階は1~8の8段階で、下から「SIMPLE・MODERATE・ORDINARY・SUPERIOR・MARVELOUS・GENUINE・HERO(DDR2ndからはPARAMOUNT)」となっている。
---余談だが、DDR2ndMIX Club Version(beatmania IIDX substream・2nd styleとの連動バージョン)からは難易度9(CATASTROPHIC)が登場した。後の作品である、[[DDRX3 VS 2ndMIX>Dance Dance Revolution X3 VS 2ndMIX]]の2ndMIXモードで登場した楽曲では難易度9はEVOLUTIONARY、更に難易度10が新設され、REVOLUTIONARYとされている。
***初代の問題点
-判定のズレ
--ファンの間では、PARANOiAの微妙な判定ズレが今も語り草となっている(IR Ver.で解消)。
--ちなみにこのズレは「BPM180という高速の楽曲では曲に追いつくことができないだろう」というスタッフの判断で、タイミングを16分ほど遅く配置しているため、つまり''意図的なもの''であった。しかしズレによって却ってやりづらくなってしまうことが発覚したため後のバージョンアップで修正された。
-初代では、コマンドによる隠しモードはそれぞれ排他であり1つのみ有効。
--具体的には「ANOTHER」「DOUBLE」「MIRROR」の隠しコマンドはどれか1つしか有効にできない。すなわち、ANOTHER譜面はSINGLE専用であり、またANOTHER譜面やDOUBLEプレーにMIRRORを掛けることもできない。
---IR Ver.では改善され、新たに「DOUBLE ANOTHER」が追加されている。

**IR Ver.
***IR Ver.の評価点
-公式では、IR Ver.(通称1.5)が正式な初代DDRとされている。
-基本的なルールには変化はないが、上記の通りPERFECT・GREAT判定で踏んだ場合に矢印が消えるようになった。
-新規コナミオリジナル曲の「TRIP MACHINE」と「MAKE IT BETTER」の2曲が追加され、収録曲数は合計11曲になった。
--「MAKE IT BETTER」は本来ロケテスト時点で収録を予定していた、「MONEY」という楽曲がライセンスの都合上収録できなくなったために、代替として制作されたオリジナル曲である。そのため曲調をリスペクトしており、勿論全く別の曲であるがよく似た雰囲気となっている。
--「TRIP MACHINE」は変拍子で非常にリズムが取りづらい曲であり、PARANOiAとは別方向の難しさでプレイヤーへの挑戦状となった。後の作品でもPARANOiAと共にシリーズ化し、双璧をなすボス曲として受け継がれている。
-隠しコマンドが併用できるようになり、DOUBLEにもANOTHERが追加。
-SINGLEに限り、ANOTHERの更に上の難易度として「MANIAC」が追加された。こちらも隠しコマンドによる出現となっている。
-2人用にて、両者に全く同じSINGLE譜面が流れるようになる「VERSUS」モードが追加された。
--前作の2人用モードは「COUPLE」であり、それぞれ異なる譜面が流れるものだった。VERSUS追加により両者のスコアを同時に競うなどの遊び方ができるようになった。
---なお、後のシリーズの2人用ではCOUPLEが廃止され、VERSUSが標準のスタイルとなっている。
-IR Ver.と名付けられている通り、プレイ後のパスワードを公式サイトで入力することでインターネットランキングに参加することができるようになった。
***IR Ver.の問題点
-SINGLEにMANIACが追加されたものの、DOUBLE MANIACはできない。
--1人で8枚のパネルを使うDOUBLEプレイに関しては、追加されておらず、DOUBLE MANIAC譜面の追加はDDR4th Plusの稼働を待つことになった。
--もっとも、初代のDOUBLEはBASICのみしかプレーできなかったため、当時は新規追加のDOUBLE ANOTHERも手応えのある新たな上級譜面として喜ばれた。

**総評
足でプレイするというユニークなスタイルは、初代の時点で完成しており、次作の2ndMIXで爆発的な人気を巻き起こす。本作と2ndMIXのサウンドトラックは約50万枚を売り上げ、「世界で一番売れたゲームミュージックのサウンドトラックCD」として、ギネスに認定されるに至った。~
アーケード版の時点で収録曲数は11曲と少ないが、そのどれもが非常に個性的であり、キャッチーである。DDRの代名詞とも言える、「Butterfly」を始め、アニメ映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル」にも使われた「Kung-fu Fighting」やディスコのクラシックナンバーである「THAT'S THE WAY」など、幅広い年代にアピールできる楽曲のラインナップは既に初代の時点で完成されていた。~
製作側は、「こんな恥ずかしいゲーム誰がやるんだ?」と疑心暗鬼だったようだが、1人がやっていると「じゃあ自分もやってみようか」となる日本人の国民性には案外合っているゲームだと思われる。~
アレンジプレイの豊富さもDDRの魅力であるが、公式でのパフォーマンス大会が全盛期には開催されるなど、普通にプレイする以外の魅力を兼ね備えたゲームであったことも大ヒットの1つの要因であろう。
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**家庭用の概要
-1999年4月10日発売。
--IR Ver.をベースに、独自のアレンジモード(指定されていない場所でのステップがミス(判定表示はOUCH!!)になる)が収録され、このモードでしか登場しないダンサーキャラクターも追加された。
-EDITモード搭載。
--以降の家庭用シリーズでもお馴染みとなる、自作のステップシーケンスを作ることができるモード。ちなみに配置できるのは「4分・8分・16分」のみ。「3連符」や「32分」は当時は配置できなかった。
-DDR2ndMIXからの先行収録
--Dancemaniaライセンス楽曲では「BOYS」と「I Believe in Miracles」の2曲が、コナミオリジナルでは「PARANOiA MAX ~DIRTY MIX~」が先行収録された。
-家庭用オリジナル楽曲
--こちらも以降のシリーズではお馴染みとなるが、初代から家庭用オリジナル曲が収録されていた。当時の家庭用DDRのコナミロゴで使用されていたメロディをレゲエ調にアレンジした「MAKE A JAM!」と、家庭用のサウンドディレクターである、U1-ASAMiによるPARANOiAのリミックスである「PARANOiA KCET(clean mix)」の2曲が収録された。
--先行収録曲・家庭用オリジナル曲は、モード及び曲数の総クリア回数で解禁される。

***家庭用の評価点
-EDITモードの搭載。
--キー音があるため、EDITが不可能なbeatmania・pop'n musicシリーズとは異なり、踏んでも何か音が出るゲームではないため、自由にシーケンスデータを作成できるEDITモードは、当時のプレイヤーにとっては夢の様なモードであった。単純に高難易度を求めた譜面や、ひたすら回転し続ける譜面、同時踏みしかない譜面、矢印を一切配置せずにひたすら筐体の上でパフォーマンスをするEDITなど、DDRのプレイスタイルの幅広さを決定づけたのがこのEDITモードである。
-家庭用オリジナルキャラクターが6体も増えている。
-隠しコマンドの保存
--モード選択画面で上を押すと、隠しコマンド入力画面になり、そこでアーケードと同じ隠しコマンドを入力すると、難易度変更・MIRROR(譜面が鏡写しになる)・DOUBLEモードが解禁される。一度入力したものはメモリーカードに保存され、起動毎にコマンドを入力する煩わしさはない。

***家庭用の問題点
-DDR2ndReMIX(DDR2ndの家庭用)までは、楽曲は一般の商業CDと同じ要領で収録されており、プレイ中にリアルタイムで読み込む形を取っていたため、専用コントローラ(マットパネルなどとも呼ばれる)でプレイしている際に振動が加わると読み込み不良を起こし、特に本作の場合は強制的にGAME OVERとされてしまう((2ndでは読み込み不良の後もプレイを継続する事が可能。ただしクリアまで一切曲が流れなくなってしまう。))。
--実際に体を動かしてプレイするゲームでは致命的。同時踏みの多い「MAKE IT BETTER」などの楽曲では、読み込み不良を起こさないために神経をすり減らすことになる。
--家庭用3rdMIXから本作をAPPEND DISCとして読み込むことで、3rdMIXのシステムで本作をプレイできるようになるのだが、こちらではデータを一度本体に全て読み取るからか、振動による読み込み不良→GAME OVERの流れは発生しない。
--もちろん振動対策ができていればそれを気にする必要もないのだが…
---余談だが、本作とDDR2ndReMIX、及びClub Versionの楽曲を収録したAPPEND CLUB VERSION1,2をCDプレイヤーに入れると、そのまま楽曲をCDプレイヤーで読み込むことができた。数曲だがこの方法以外だと実機でしか聞けない曲もある。
-ARRANGE MODEと専用コントローラの相性の悪さ
--アーケードのフットパネルのように、どこを踏んでいるか分かりやすい細工((パネルを少し低くする等))がされていないため、中央に立ったつもりでも実はパネルを踏んでいて誤反応するということも多い。また、右前に◯ボタン、左前に×ボタンが配置されているため、少し踏み間違えると◯ボタンと×ボタンに割り当てられている→と↓のパネルを踏んだとされ、ミス扱いになってしまう。通常のプレイではさほど問題ではないが、指定された矢印以外を踏んではいけないこのモードでは致命的。あまり評判が良くなかったのか、次回作以降は収録されていない。
---後年AC版「X」にて、踏むとペナルティを食らうシーケンス「ショックアロー」が登場したが、「特殊な譜面扱いのCHALLENGE限定」「採用されている譜面は選曲画面で事前に告知される」といった、慎重な配慮が施されている。
-隠し要素の解禁に凄まじい時間を要する。
--EDITモード及び、先行収録曲・家庭用オリジナル曲はプレイ実績に応じて解禁されるが、最初に解禁される「MAKE A JAM!」は10曲クリアするだけという簡単さに対して、「PARANOiA KCET(clean mix)」は『HARDモードを100回クリア』、「BOYS」は『EASY以外のモードで600曲クリア』、「PARANOiA MAX ~DIRTY MIX~」は『HARDモードを500回クリア、「I Believe in Miracles」に至っては、『EASY以外のモードで700曲クリアする』というとんでもない条件になっている。また、上記のEDITモードの解禁は『EASY以外のモードで500曲クリアする』となっている。
---ゲーム開始時点で遊べる曲数が11曲であるのに対して、あまりにも膨大なプレイ回数を要求する形になっている。そもそもこれらの隠し要素は「アーケード版とリンクし、当該の曲をプレイ(EDITモードは一度でも何らかのモードをクリア)する事で解禁」という、アーケード版とのリンクを前提とした条件も課されており、家庭版のみを使った解禁はおまけとしての救済措置としてしか加味していなかったのだろう。
---当然、対応するアーケード作品がほぼ稼働していない現在では正規手段での出現は不可能。そのためか、2ndMIXか3rdMIXの家庭版では本作の全隠し要素を解禁させる仕様が搭載されている。
--2ndReMIXからは、EDITモードは最初から選べるようになっている。
-本作限定の収録曲はほぼ全て「BEST HITS」で便利なインターフェースの元で遊べてしまうため、今ではあまり購入するメリットが存在しない。
--本作は上記のような不便な要素が多いことに加え、以降のシリーズのEVENT MODEに相当するモードがないことから好きな曲のプレイが煩わしい。
---ただし本作の雰囲気は本作でしか味わえないし、1曲だけ本作でしか遊べない曲も存在する。

**家庭用総評
家庭用ソフトに関しては、初作ということもあり、若干の粗が見られるがアーケード版の雰囲気をそのまま味わえる上に、バグもなく、振動対策さえすれば快適にプレイできる。現在では初代の楽曲を収録した家庭用作品は他にも多数出ているため、こちらをあえて買う必要はないが、唯一「STRICTLY BUSINESS」のみ原盤アーティストの都合により、以降の家庭用作品には一切収録されていないため、本楽曲をやってみたいという場合は購入を考えてもいいだろう。

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