※本Wikiの執筆ルール上、Gotcha Gotcha Gamesから配信されたSteam版のみ取り扱う。
ネタバレが激しすぎるRPG―最後の敵の正体は勇者の父―
【ねたばれがはげしすぎるあーるぴーじー さいごのてきのしょうたいはゆうしゃのちち】
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ジャンル
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RPG
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対応機種
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Windows(Steam)
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発売元
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Gotcha Gotcha Games
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開発元
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KSBゲームス
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発売日
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2025年6月6日
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定価
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無料
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プレイ人数
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1人
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判定
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なし
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ポイント
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ネタバレ「最後の敵の正体は勇者の父」 タイトル通りネタバレが激しいRPG ネタバレだらけだが良質なシナリオ RPG部分はかなりおざなり
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角川ツクール公式関連作品
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概要
KSBゲームスが『RPGツクールMV』で作成した「すぎるRPG」シリーズの一作。
元々は2023年よりフリーゲームとして公開されていた作品だったが、Gotcha Gotcha Games公式により多言語対応した上でSteamにて無料配信された。
ストーリー
国民が次々に失踪する事件が起こる。
この事件の黒幕を倒せと勇者に命ずる国王クロマーク。
絶対に裏切らないと断言する勇者の仲間・魔道士マーシャ・ウラギール。
勇者の父は旅立ったあとにどこにいってしまったのか。
勇者たちを待ち構える魔王ユウ・シャノチーチ。
冒険の終わりに明かされる魔王の正体とは――
特徴
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ゲーム自体はシナリオ主導型のRPG
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複雑なシステムやオリジナルのシステムなどは特に用意されておらず、オーソドックスなツクール製RPGとなっている。
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シナリオ・マップ構造共に完全に一本道で、寄り道要素なども特にない。
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タイトル通りネタバレが激しいストーリー
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登場人物の名前が今後のストーリーやキャラクター性など、何かしらのネタバレを匂わせる名前となっている。
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例えば主人公の「勇者ハロルド・ケンジャノッチ」、国王の「国王クロマーク」、仲間の「魔道士マーシャ・ウラギール」、敵対する「魔王ユウ・シャノチーチ」など、登場人物のほぼ全てはこんな感じの名前である。
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加えて、登場人物たちの台詞もオープニングからいきなり「もちろん、この失踪事件の黒幕がこの国王クロマークであるということはないからそこは安心していい」「私は魔道士マーシャ・ウラギール。なにがあってもあなたのことは絶対に裏切らないから安心してね」などといったどこかツッコミどころのあるものばかりになっている。
評価点
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ネタバレだらけだがプレイヤーの予想を裏切ってくる良質なシナリオ
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特徴にて記した通りネタバレが激しいことは事実だが、それらを踏まえて予想したプレイヤーをいい意味で裏切ってくるシナリオは、思いのほか面白い。
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ネタバレされている部分に関しても、決して虚偽を書いているわけではなく遅かれ早かれ文字通りのことが起きるのだが、いわゆる叙述トリックとなっており、プレイしたユーザーを唸らせる。
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その一方で、仲間に入ってすぐ死亡する「僧侶ルキウス・スグシヌヨン」、ステータスだけ立派だが名前通りクソザコの「暗黒魔族クソザッコ」、その逆に貧弱な見た目とステータスに反して苦戦する戦いを強いられる「暗黒魔獣ツヨスギルン」など、文字通りの展開を見せてくれる序盤もバカバカしさがあって好評。
問題点
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システム・RPG部分はかなりおざなり
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シナリオこそ練られている本作であるが、システムやRPG部分に関して言えば、そこまで練られているわけではない。
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ボス戦前のエリアに都合よく強力な装備や対策アイテムが置いてあったりと、ゲームバランスも少々雑な部分が垣間見える。
総評
一見フリーゲームにありがちなバカバカしい一発ネタゲーかと思いきや、プレイヤーの予想を裏切ってくるシナリオは高く評価されている。
その一方でRPG部分はかなりおざなり気味となっているため、あくまでシナリオを楽しむ作品と見た方がいいだろう。
4~5時間程度でクリアできる上に、無料でプレイできる作品なので気になる方は暇な時に遊んでみて欲しい。
余談
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登場人物の一人である「剣士テレーゼ・マトハズレイ」は、初期のバージョンでは「剣士テレーゼ・アイキューサン」という名前だったが、公開後に知能指数をからかう表現は良くないとの指摘が入ったため、2024年のアップデートで現在の名前に変更され、IQに絡む台詞も全て修正された。
2025年リリースのSteam版は最初からこちらの修正版準拠である。
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ちなみに本作はボイスありなのだが、このためにわざわざ台詞ボイスの再収録も行われた。
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本作の大ヒットを受けて、続編『ネタバレが激しすぎるRPG2―親友の真の姿は大魔王―』が同じくGotcha Gotcha GamesによりSteamで2025年11月17日より発売されている。前作と異なり、フリーゲームではなく880円での有料販売となった。
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前作とストーリーの繋がりはないが、主人公の「ウラ・ギラレルー」を始め、ネタバレの激しさの度合いはさらに上昇。
最終更新:2026年05月12日 00:39