スプリッツ 似顔絵15ゲーム
【すぷりっつ にがおえじゅうごげーむ】
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ジャンル
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パズル
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対応機種
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ゲームボーイ
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メディア
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512キロbitROMカートリッジ
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発売元
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イマジニア
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開発元
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Enigma Variations
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発売日
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1993年6月25日
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定価
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3,900円
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プレイ人数
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1人
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判定
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クソゲー
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ポイント
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15ではなく20等分の絵を24マスの中で揃える いろいろ邪魔が多くてパズルがスムーズに進まない ゲーム性と相性の悪いステージクリアー方式
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概要
1993年6月にイマジニアから発売されたGB用のパズルゲーム。
原作は海外のホビーPCのZX Spectrumやコモドール64用ソフトとして発売された『Split Personalities』。
本作はそのGB移植版で、開発はイギリスのゲーム会社のEnigma Variationsが担当した。
本来「15ゲーム」とは1~15の番号が振られた15枚のパネルを4×4の盤面でスライドさせ、1~15の順番通りに並べるパズル(別名「15パズル」)だが本作ではそれを変則化して同じ要領で一枚絵を完成するゲームとなっている。
加えて本作は、最初からパネルが揃っているわけではなく何もない空間にパネルを出して揃えていく方式。
ただ「15ゲーム」と銘打っているが本作では完成形の一枚絵を構成するパネルは5×4の20枚構成。
特徴
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概要の通り一枚絵が20枚のパネルに分かれており、それをスライドで動かして並べて完成させる
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パネルは最初から出ているわけではなく任意で出していく。
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なお、一枚絵に該当する部分はタテ4×ヨコ5だが、その上にブランクのスペースがある。そして、そのスペースの一番左は「ポケットコーナー」で、ここからパネルを出していくベースになっているので動かせるスペースは5×5-1=24マスとなる。
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全9ステージで本作のステージは「レベル」と表記される。3レベルクリアごとにボーナスレベルに突入する。
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最初はポケットコーナー以外何もない空間だが、上記のポケットコーナーからパネルを出して盤面を埋め、そのパネルをスライドして絵を合わせていく。
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Aボタンを押しながら十字ボタンでスライドさせる方向を決める。
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スライドは1コマずつではなく、壁に当たるなど行けるところまで一気に動かす。その道中に別のパネルがあればそこで止まる。なお常に1枚ずつしか動かせず、並んだ複数のパネルを一気に動かすことはできない。
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Bボタンを押すことで、いつでも元絵を見ることができる。
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ポケットコーナーにはチェッカーボードのような模様が描かれており、すでに出したパネルにカーソルを合わせると、そのチェッカーボード内で該当する箇所が白く光る。
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後述のアイテムパネルにカーソルを合わせている場合はどこも光らない。
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時間制でタイムは時間経過で減っていき、ゼロになるとライフが減る。
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ライフがゼロになるとゲームオーバー。スコアが10万点を超えるとライフが1つ増える。
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最上段、最下段、最左列の外壁の真ん中が「ドア」になっている。
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このドアは開閉を繰り返しており、開いている間はここからパネルを投棄できる。
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投棄したパネルは再びポケットコーナーから出すことができる。
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外壁には時折「ヒビ」があり、固定のものもあれば時間経過で出たり消えたりを繰り返すものもある。
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ヒビが入っている壁に向かってスライドさせると跳ね返って戻ってきてしまう。
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元々その場所に配置されているパネルには影響はない。
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レベル5になるとスライドさせたパネルを他のパネルにぶつけると、そのパネルが壁に向かって飛んでいくビリヤードの玉突きのような動き方をする。
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その先でドアが開いていると、はじいたパネルがドアから投棄される。
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この玉突きのような動きはヒビで跳ね返ってきたパネルでも発生する。
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ボーナスレベルでは最初から全パネルが出ているので、それを並べ替えるのみ。
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ポケットコーナーから出てくるパネルには絵の分割パネル以外にアイテムに該当する独立したパネルが出ることもある。
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「爆弾」はクセモノで一定時間(時間経過でグラフィック内の導火線が短くなる)が経過すると爆発してライフが1つ減る。そのため、これが出てきたら早くドアから投棄しなければならない。あるいは「水道の蛇口」をぶつけると「爆弾」を消すことができる。
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この「爆弾が爆発してライフが減る」が非常に痛手で、タイムが減ったままライフが1つ減る(つまり、そのままタイム切れでライフが更に減るリスクがある)。
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このアイテムパネルはアイテム同士特定の組み合わせにぶつけてボーナスポイントになったり、様々な効果をもたらすことがある(下記の通り)。
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「ナイフ」と「フォーク」のように、関連し合うもの同士がボーナスポイントや特殊効果の組み合わせとなる。
アイテムパネルの効果
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ボーナスになる組み合わせ。
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「ナイフ」と「フォーク」
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「ハート」と「弓矢」
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「鍵」と「錠前」
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「万年筆」と「メモパッド」
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「釘」と「ハンマー」
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特殊な効果のある組み合わせ
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「ダイヤモンド」と「ダイヤモンド」
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「ピストル」と「弾丸」
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「ガソリン缶」と「マッチ」
問題点
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ただのスライドパズルにしては操作性やシステムがかなり煩雑。
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ヒビによって跳ね返されたり、ドアが開いたり閉じたりで不要なパネルを捨てられなかったり間違って捨ててしまったりなどが起きやすい。
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アイテムパネルも邪魔になることが圧倒的に多く、思うように動かせないことばかり。
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仮にそういったものがなかったとしても普通の15ゲームの要領で一枚絵を作るとなると元絵との照合などもあって面倒なので、普通の4×4または5×4の中で並べる方式ぐらいの方が程よい難易度を保てていたと思われる。
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実際当時ゲームボーイはいろいろストーリー性が絡むRPGが増えてきたとはいえ、それでもソフト容量は大きくても2メガクラスだった上、元々は携帯するファミコンのような位置づけとして作られたため、もっと手軽なスタイルでも十分楽しめたことだろう。
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上記のような煩雑な仕様に加えて時間制限あり。
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そのため焦りやすく、上記のようなミスにつながるリスクを高めている。
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ただでさえパネルと元絵との照合の時間がかかりやすいことを踏まえれば本来の制限時間では不足気味。
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コンティニューができない。
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また最初から一度完成した絵を見るためにやり直すとなると、ちょっと億劫になるだろう。
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このようなゲームなのでステージクリア方式よりも自由に一枚の絵を選んで完成させるタイムアタック(スコアアタック)方式を取った方がハードとの相性も良かっただろう。
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ポケットコーナーのガイド機能は便利かもしれないがゲームとしてはその根幹を壊すもの。
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5×4のどこにあたるパネルなのかが一目でわかるので便利だが「元絵を見てスライドパズルで絵を揃える」というコンセプトを壊している。
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とはいえ前述の通り、時間がカツカツなのでお助けとしてありがたく思える一面もあるかもしれないが絵を見る必要がなくなるのはさすがにどうかと思われる。
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BGMの聞き心地が悪い。
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「チチチチチチ・・・」と時を刻む焦らすような音と「ブウゥーン」と重く沈むような音を繰り返すだけ。
評価点
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携帯機で持ち運んで待ち時間や交通機関での移動時など、合間の短時間で遊ぶにはちょうどいいので着眼点自体は悪くない。
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それだけにステージクリア方式ではなく好きな絵を選んで単発フリープレイのスタイルにした方が、よりそれにマッチしていたと思われる。
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リンカーンやアインシュタインなど、絵の題材に選ばれた著名人の肖像画の再現性・クオリティ自体は高い。
総評
アイテムが邪魔だったり、スライドの途中でパネルを止められなかったり、自由に動かせなかったりと操作性はかなり悪い。
余計なアイテムパネルを投棄するためのドア開閉のタイミングも見なければならないうえ、時間まで気にしなければならないなど煩雑さが目立つ。
スライドパズルで細かい一枚絵を完成させること自体が元々難しく、元絵との照合の手間なども含めると単純に揃えるだけのゲーム性でもゲームボーイとしては十分楽しめるものだったことだろう。
もちろんそれだけではシンプルすぎるためゲームらしい工夫を盛り込んだ姿勢そのものは間違っていると言い切れないが、いかんせんその工夫が行き過ぎてしまったようだ。
余談
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TVゲームにおける典型的な「15ゲーム」は『ファイナルファンタジー』の隠しコマンドでできるミニゲームがこれにあたる。
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他に絵を用いたスライドパズルとしては『ザ・太陽』が有名。
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キャラクターの顔を使用した15パズルとしてはFCソフト『サンリオカーニバル2』に先駆けて収録されている。本作よりも5か月前に発売された。
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2カ月後にはGBにも移植された。こちらはゲームモードでパネルパズルだけを遊ぶ事ができる。
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ファミコンショップチェーン「わんぱくこぞう」がキャンペーン商品として抽選で配布した非売品ゲームソフト『内祝 兄弟神技のパズルゲーム』は本作のグラフィック差し替え版になっている。
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同ショップが発行していた月刊ミニコミ誌「ぱっくんぽっけ」に連載されていた漫画「兄弟神技」(作:馬頭ちーめい) の漫画の1コマがそのままステージとして採用。その内容も漫画らしい連続性のあるものになっている。
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2026年現在ではプレミア化しているものの、中古ショップでの取り扱いやフリマサイト・アプリでの出品が散見されている。
最終更新:2026年07月12日 19:31