【ぽけっともんすたー ぶらっく ほわいと】
ジャンル | RPG | ![]() 裏を見る ![]() 裏を見る |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
メディア | 2048MbitDSカード | |
発売元 | ポケモン | |
販売元 | 任天堂 | |
開発元 | ゲームフリーク | |
発売日 | 2010年9月18日 | |
定価 | 4,800円 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
対戦・通信要素の強化 隠れ特性が初登場 技マシンが無制限に使用可能に 積み技・特性の激しいインフレ 路線の変わったシナリオに賛否 切断ペナルティが無いWi-Fiランダム対戦 |
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ポケットモンスターシリーズ |
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』以降、4年ぶりとなる新作。今作をもってポケモン本編は第五世代を迎える。
略称は「BW」。ニューヨークをモチーフにしたイッシュ地方(*1)にて、新たな冒険が始まる。
第六世代(X・Y)以降ポケモンは3Dに移行することもあり、第五世代はドット絵グラフィックで描かれたポケモンを堪能できる最後の世代として、ポケモンシリーズ内でも大きな節目とされている。
冒険面
対戦面
システムの改良
+ | ストーリーのネタバレ注意 |
+ | 危険な香りがプンプン漂う迷台詞。 |
+ | 対戦関連 |
戦力面
全体的に進化レベルが引き上げられており、本編攻略で即戦力にならないポケモンが多い。
冒険面
+ | 詳細はクリックで展開 |
演出面
システム面
+ | 新規要素の不評点 |
+ | 過去作と比較したシステム・施設などの削減や劣化点 |
対戦面
+ | 詳細はクリックで展開 |
シナリオの大きな変化によって非常に賛否が分かれる作品となった。
単純に劣化したシステム面や遊びなどの要素も目立っており、全体的な調整不足が目立つ。
とは言え、新システムは下記のPDWを除いてゲームを根から腐らせるほどの失敗では決してなく、冒険要素やポケモンの収集・育成・バトルなどのシリーズならではの面白さは十分に味わえる。
長く続いているが故に良く言えば「安心と信頼の王道パターン」、悪く言えば「拭いきれない既視感とマンネリ感」を指摘されがちなポケモンシリーズ中でも、かなりの異色作と評すべき作品であろう。
*1 本編作品では初の外国モチーフである。番外編では『コロシアム』『XD』のオーレ地方が先に外国をモチーフにしている。
*2 「ヒンバスのうつくしさのコンディションを高くしてレベルアップ」という前作までの進化条件を本作単体で満たせないため、新たに「ヒンバスにきれいなウロコを持たせて通信交換」という条件が追加された。
*3 設定としてはボールに長時間ポケモンを拘束しないために現地で仲間を集めて、そこを離れる前に再度解放しているため毎回パーティが変わる。
*4 公式側もそこは認知していたのか、アニメ版のポケットモンスター(ベストウイッシュ エピソードN)でのNは手持ちポケモンを一切持ち合わせてはおらず、ポケモンマスターを目指すサトシに対して、「君とは分かり合えないかもしれない(意訳)」とバトルそのものを嫌っているような言動を取っているキャラになっている。
*5 テレビアニメではしばしば勝手にモンスターボールから出てくる描写が描かれる。
*6 ただし、外伝作等と比較すると本編シリーズは初代から程度の差こそあれ一貫して「ポケモントレーナー達」の物語ではある
*7 過去には他に入手手段がない道具(野生ポケモンからは奪えない道具もある)もあった。
*8 『プラチナ』ではカーソルが消えるのは電源を入れた後の最初の一回のみ。
*9 ポリゴン2に至っては元々進化後のポリゴンZより耐久が高い。
*10 『XY』からは隠れ特性が「かそく」に変更され、強化された。
*11 「ねらいのまと」については後の第八世代の対戦環境で有効活用するコンボが編み出された。また、削除された技「みやぶる」に代わってゴーストタイプのポケモンに「みねうち」を当てる手段として捕獲面でも役に立つ。
*12 140という驚異的な攻撃種族値を持つヒヒダルマもこの特性を所持しているが、こちらは防御面の不安から先手を取る為の「こだわりスカーフ」を持たせるほうが一般的。
*13 一応、これを利用して道具を削るという戦法はある。
*14 通常では覚えない「ぜったいれいど」「エアスラッシュ」「しんそく」「アクアリング」を覚えたスイクン。特に「ぜったいれいど」の有用性が高かった事から零度スイクンと呼ばれる。
*15 隠れ特性ニョロモ・ロコンのメスの出現報告がなかったにも拘らず、プレイヤー間に流通した時期もあった。恐らく改造産のメスを使って繁殖させたものと思われるが、「隠れ特性」というコンセプト故に公式側が仕様の明言を避け、事態の収集をつけるためにメスが出現するように変更したと考えるのが妥当だろう
*16 要は、ポケモンに詳しくない人物(子供の保護者など)が、最初に目に入るであろうアーケオスに投票したという説が支持されている。