【ふぁんとむぶれいかー】
ジャンル | 美少女対戦格闘アクション | ![]() 通常版 |
![]() 限定版 |
対応機種 | Xbox 360 | ||
発売元 | 5pb. | ||
開発元 | RUN | ||
発売日 | 2011年6月2日 | ||
定価 |
通常版: 7,800円(税別) 限定版: 9,500円(税別) |
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レーティング | CERO:B(12才以上対象) | ||
判定 | なし | ||
ファントムブレイカーシリーズ ファントムブレイカー (アナザーコード) バトルグラウンド (オーバードライブ) / エクストラ (オムニア) |
5pb.(MAGES.)が送り出した360の完全オリジナルの対戦格闘ゲーム。
当初は4月に発売予定だったのだが、東日本大震災の影響で6月に延期になっている。
元々アーケードで出す予定だったらしいのだが、当時の市場の厳しさを理由に急遽360に変更になったらしい。
プログラムは対戦格闘ゲーム『あすか120%』シリーズを手がけたメンバーが居るRUNが担当、それ故なのかシステムが酷似しており「あすかゲー」などと呼ばれる事もある。また、キャラクターデザインはアダルトゲーム『SHUFFLE!』で一躍有名になった鈴平ひろ氏が担当している。
ゲストキャラクターとしてそれぞれ『CHAOS;HEAD』と『STEINS;GATE』のメインヒロインである咲畑梨深と牧瀬紅莉栖が登場する。これ目当てで購入した人も多いのだとか。
+ | 現在はアップデートで改善されたが、当事は猛威を振るっていた2人 |
発売前の期待はかなり低かったようで、志倉氏は自らのツイッターにおいて「5,000本も売れれば上出来なんじゃないの?」などと自虐的な発言をしていた。
ところが蓋を開けてみると体験版の配信や積極的な広報活動、全国での無料体験イベント開催などが功を奏したのか最終的に17,000本と完全オリジナルの対戦格闘としては「大健闘」とも言える売り上げを記録している。
これまで2D格闘のノウハウが全く無かった5pb.ではあるが、本作は名作とまではいかないまでも結構まともな作品に仕上がっており、売り上げの点から見ても「及第点だ」と言ってもいいだろう。
ただし前述の通り東日本大震災の影響で発売日が4月から6月に延期になってしまい、同じ対戦格闘の注目作『スーパーストリートファイターIV』の発売時期と被ってしまった不運もあり「もう少し前に発売出来ていれば売り上げをもっと伸ばせたのではないか」という意見も多い。実際同作が発売されて以降、それまで盛り上がっていたオンライン対戦の人数が急激に減ってしまった。
+ | 公式大会でのトラブル |
*1 個人差はあるが、“おっぱいが膨らみ始めるのは10歳から”である。
*2 要は技の最中に攻撃を食らっても、飛び道具が必ず出るという事。ゲージ等を消費しない、ただの必殺技にしては反則的な強さである。
*3 似たような技を持つキャラは何人かいるが、無敵技なのは美琴だけ。
*4 攻撃を食らってものけぞらずに、そのまま攻撃を続行する能力の事。
*5 手に持った武器による攻撃に限らず、蹴りなどで攻撃する場合でもそういう類のモーションが見受けられる。
*6 異能で生み出した架空武器なので非常に軽い・各キャラは異能で高い身体能力を得ており容易に振り回せる等々、好意的に想像・解釈する事もできなくはないかもしれない。しかし2D格ゲーの格好良いモーションは良い意味で外連味を効かせていたり、逆にリアルな動きを再現したりする事で描かれている。今作はそのどちらも満たせず、見た目の違和感や格好悪さが拭えない、単純にダサいモーションが多い。
*7 格闘ゲームにおける同キャラ戦はお互いにやりたいことが重なり易く、そのため特殊な試合展開になりやすいと言われている。言葉を悪く言うと「つまらない」「運ゲー」「クソゲー」になりがち、ということ。
*8 一応大会規約では、「パスポートを所持していない」など止むを得ない事情がある場合、アジア決戦については辞退できると明記されていた。その場合は2位以降の人に出場権が移行する。
*9 どんなゲームの大会だろうが、「絶対優勝できる」と優勝旅行用の有給を事前に申請できるような、神経の図太い人はなかなかいないだろう。
*10 とはいえそれではますます人数が集まらなかっただろうが…。