ここでは『ファントムブレイカー:バトルグラウンド』と『ファントムブレイカー:バトルグラウンド オーバードライブ』の2作品を扱います。
判定は共に良作です。また、通常版と『オーバードライブ』を纏めて「本作」とします。
【ふぁんとむぶれいかーばとるぐらうんど】
ジャンル | 多人数同時プレイ可能アクション | ![]() |
対応機種 |
Xbox 360(ダウンロード専売) プレイステーション・ヴィータ Windows(Steam) |
|
販売元 |
|
|
開発元 |
リリースユニバーサルネットワーク 大谷幸夢店 |
|
販売日 |
【360】2013年2月27日 【PSV】2014年3月13日 【Win】2015年1月23日 |
|
定価 |
【360/PSV】 【PSV数量限定版(*1)】4,800円(税別) 【Win】1,180円(税別) |
|
プレイ人数 |
オフライン:1~4人 ※PSV版のみ1人 オンライン:2~4人 |
|
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
判定 | 良作 | |
備考 | 配信終了 | |
ポイント |
アクションゲームとしては良い出来 やっぱり影が薄いファントム爺さん 配信されなかった新モード |
|
ファントムブレイカーシリーズ ファントムブレイカー (アナザーコード) バトルグラウンド (オーバードライブ) / エクストラ (オムニア) |
2D格闘ゲーム『ファンブレ』の続編である2ライン制ベルトスクロールアクション。
ダウンロードソフトとしてXBLAで販売が開始。のちにPSVでもプレイステーションストアにて販売が開始、その後Winでも販売が開始された。
ゲーム的には『パンツァーバンディット』を昇華させた物。『ファンブレ』シリーズ自体『あすか120%』シリーズのシステムを色濃く受け継いでいるが、実はこれらほぼ全て一部開発スタッフが同じである。
【ふぁんとむぶれいかーばとるぐらうんど おーばーどらいぶ】
対応機種 |
プレイステーション4 Nintendo Switch |
販売元 |
|
開発元 |
リリースユニバーサルネットワーク 大谷幸夢店 |
販売日 |
【PS4】2015年7月21日 【Switch】2017年12月7日 |
定価 |
【PS4】 【Switch】1,000円(税8%込) |
プレイ人数 |
オフライン:1~4人 オンライン:2~4人 |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) |
判定 | 良作 |
備考 | ダウンロード専売(配信終了) |
ポイント |
追加要素は概ね好評 相変わらず噛ませ犬なファントム 不具合は修正せずプレイヤー任せ 新モード?無いよ! |
PS4向けにダウンロード販売されているグレードアップバージョン。
当初は販売日を「2015年春」と告知していたがいつの間にか夏に延期されていたりと、初報から長い間続報が無くあわや「開発中止か?」と騒がれたが無事に発売された。
2017年11月にはSwitch版の製作が決まり、同年12月7日に販売を開始した。
所々引っかかる点はあるが過去の作品の問題が概ね改善されており、安価で手に入る事も含め十分な出来。
上記の通り特定の機種では値下げがされており今なら格安で入手が可能。
ただ、体験版も含め公式は何故か前作の様に宣伝に力を入れていない。
『オーバードライブ』での拡張部分が通常版に反映されない(*8)どころかアップデートやDLCによるフォローが少なかったのはボトルネックだろう。
「未完成」と言える事実やそれを含めた企業態度の悪さで評価を落としている不遇な作品である。
*1 牧瀬紅莉栖DLコード&ケモノ耳コスチュームDLコードカード・ALL ABOUT PBBG(設定+攻略ガイドブック)・オリジナルサウンドトラックCD付き。
*2 攻撃力は上げるとその分敵を早く倒せてしまうのでコンボが繋げ難くなるデメリットがあるが…。
*3 オフラインでのマルチプレイでは画面端でもそれと同じエフェクトが発生してプレイキャラは画面外へ行けない。
*4 現在の『ファミ通』公式サイトはコメント機能が削除されており、当時のコメントも見ることはできない。
*5 仕様書によれば元々は「ヘルモード」と言う名称だったらしい。
*6 その代わりかサウンドトラックがDLCとして販売、FLAC・MP3・WAVEの3種類の形式で収録されている。
*7 盛Pは当初延期した理由をブログにて「開発元の作業が遅れており色々働きかけている」で済まし、予定日から1年後の9月16日頃になって「フラウの開発“再開”」を宣言するまで沈黙を守っていた。
*8 盛Pは『電撃オンライン』でする気が無い事をはっきり意思表示している。
*9 Switch版のインタビューで「これでひと段落」と発言している辺り盛Pが本当にそう思っていたかどうか怪しい所だが。
*10 前述の様に「未完成」と言われる最大の原因であり、ブログの盛Pの言動から開発再開は絶望的である。
*11 沿革には「2016年10月に現社名に商号を変更した」旨の記載がある。