注意:このページでは、『メダロットR』(クソゲー)について紹介する。また、参考として関連作品『メダロットR パーツコレクション』(判定なし)についても解説する。
【めだろっとあーる】
ジャンル | ロールプレイング | ![]() 高解像度で見る 裏を見る |
対応機種 | プレイステーション | |
発売元 | イマジニア | |
開発元 | ナツメ | |
発売日 | 1999年11月25日 | |
価格 | 5,800円(税抜) | |
判定 | クソゲー | |
ポイント |
ロード頻発、且つ長い 被/与ダメージのインフレ メダロットデザインは好評 |
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メダロットシリーズリンク |
メダロットシリーズの第三作。
初の据え置き機での発売であり、シリーズ唯一の非任天堂据置ハード発の作品。カブト/クワガタといったバージョン並立はしていない。
これまでに登場した全てのメダロットに新登場の機種を加えた253機種ものメダロットが3Dポリゴンで動きまわる。
主人公は『メダロット2』同様に天領イッキだが、キャラクターデザインはほるまりん氏ではなくスピンオフ漫画『メダロッターりんたろう!』の作者である藤岡建機氏。
サイドストーリーの類ではなく、イッキがメダロットを始めてから様々な事件に巻き込まれるという『2』のパラレルストーリーとなる。
システムに関してはインターフェースこと若干異なるものの『2』と同等である。
本作に登場する旧作品(1・2)のメダロット・メダルの能力も『2』のものと同じ。
ロード周りは当時のCD媒体のゲームには大なり小なりあった問題とは言え、本家からして「一戦毎に要する時間が長い」「エンカウントが回避し辛い」という問題を抱えている本シリーズとしては致命的であり、
加えて悪化したバランスにサブイベントの無さ、意地悪だったり不便だったりする仕様の数々などから評価は低く、シリーズ初の据置機&3D作品としては残念な出来になってしまった。
バランスは一部機体以外はゲームとして成り立っていないほど破綻しているわけではなく、それとロードの長さに目を瞑ればという条件付きだが、ブーム全盛期の勢いを感じることのできる作品ではある。
当時としては数少ないメダロットを3Dモデルで見られるゲームであり、「アークビートル(*11)」「シンセイバー(*12)」「ファンシーロール(*13)」をはじめ本作から登場した人気機種もいるため、あと数年遅く出ていればもしかしたら化けていたかもしれない。
【めだろっとあーる ぱーつこれくしょん】
ジャンル | ロールプレイング | ![]() 高解像度で見る 裏を見る |
対応機種 | プレイステーション | |
発売元 | イマジニア | |
開発元 | ナツメ | |
発売日 | 2000年3月16日 | |
価格 | 3,129円(税込) | |
判定 | なし | |
ポイント |
ロード・ゲームバランスはそのまま パーコレよりも力の入ってるポケステ パーコレなのに全部揃わない |
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メダロットシリーズリンク |
メダロットシリーズおなじみ「パーツコレクション」。
本作もロボトルを勝ち抜くことでパーツ・メダルを集めていくことができる。
しかし、プラットフォームによる独自のシステムで一層パワーアップキットらしい仕様になっている。
他のパーコレと比較して値段が安い。
この値段でも内容と釣り合いが取れているのかと言われると厳しいが。
作品単体でも1本のソフトとしてそれなりに遊べる他の『パーツコレクション』シリーズに比べ、本当の意味で「パワーアップキット」になっており、所謂アペンドディスクに近い位置づけになっている。
しかし「パワーアップキット」として見てもそのパワーアップに膨大な手間が掛かることと、何よりこれ単体ではパーツが揃わないという点がガンとなり、「パーコレ」シリーズの中でも特に評価が低くなってしまっているのも否定できない。
*1 『2』のメダリンクは25位から始まっていた。
*2 大会で優勝して有名人になったイッキを讃える台詞。
*3 ある時期にセレクト隊支部に行けば会えるが、それだけ。しかもそれ以外で支部に行っても無人である。
*4 ヒカル自体は伝説のメダロッターとして知られるが、コンビニの冴えないバイトの彼がその人だとは本編のシナリオ中では明かされない。
*5 ラスボス前座は『2』同様のゴッドエンペラー3体。ラスボスは『2』の裏ボス同様のプリミティベビー&ゴッドエンペラー2体。結局今回も反撃パーツ頼りになるプレイヤーが続出した。
*6 現在地で有効なパーツを紹介するシステム。メニュー画面から参照できる。
*7 アリカやカリンなどは小学4年生にもかかわらず“胸のふくらみ”がかなり大きい。
*8 テレビ局でエンカウントするが、敗北時の台詞が「アイドルを引退します…」。そ、そこまで思い詰めなくてもよいのでは…?
*9 「サムライ」のパーツなど。
*10 但し、性格は『りんたろう』とだいぶ違う。
*11 ヘラクレスオオカブトをモチーフにした重装甲カブトムシ型。ゲーム及びアニメで怪盗レトルトの愛機として登場する。
*12 新撰組をモチーフにした浪士型。Rの機体らしく行動はパーツごとにバラバラだが右腕「コテツザンゲキ」の威力が魅力的。
*13 白とピンクの魔法少女型。デザインでは二足歩行だが魔法少女らしく飛行タイプで、行動はやはりパーツごとにバラバラ。余談だがアニメでの登場回はトラウマ回として有名である。
*14 普段は好青年として振る舞うも、ロボトルで負けるや否や「なんでオレが負けるんだよ~」と素を晒す。
*15 会社の重役に未完成のブラックメイルを強引に持ち出された上に潜水艦に同乗させられ、沈没にも巻き込まれた。後の回では何故かその重役の左遷の巻き添えで北国に飛ばされている。
*16 メダロットシリーズに登場するメダロットを管理するための媒体。それをホビー化したものであり、イマジニア販売ナツメ開発。スロットにメダルをはめると液晶画面にメダロットが表示される。
*17 4・5のライブラリー、DSのアルバムアプリに相当