「修正依頼」が出ています。『メダロット2 パーツコレクション』の「総評」を追記できる方はご協力をお願いします。
【めだろっとつー かぶと/くわがた】
ジャンル | ロールプレイング | ![]() |
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対応機種 | ゲームボーイカラー(全GB共通) | ||
発売元 | イマジニア | ||
開発元 | ナツメ | ||
発売日 | 1999年7月23日 | ||
定価 | 3,980円(税別) | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
天領イッキの冒険スタート アツいストーリー 「メダフォース」初登場 その他多くの新要素 バランスは大味も大味 |
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メダロットシリーズリンク |
「コミックボンボン発のRPG」として発売されメディア展開された『メダロット』の続編。
舞台は前作から7年後になり、新たな舞台で新主人公「天領イッキ」が活躍する。
ほぼ同時期にアニメ放映が始まったこともあり、シリーズ一の売上を記録した。
時は近未来、「メダロット」と呼ばれるペットロボットが普及し、メダロット同士を戦わせる競技「ロボトル」が流行している世界。
前作でメダロットを使い世界征服を企んだ集団「ロボロボ団」との戦いから7年後…。
おみくじ町に住む少年イッキはひょんなことから念願のメダロットを手にする。
一方、解散したはずのロボロボ団も再び表舞台へあらわれ事件を引き起こす。
イッキは様々な騒動に巻き込まれながらも、メダロットと共に事件を解決していく。
「メダフォース」の登場
パーツ行動の追加
シナリオ・ボリュームの強化
グラフィック・演出面の強化
パスワード機能
前作との通信機能
偏ったゲームバランス
改善されていない一部インターフェース・仕様
一部ミニゲームが抱える難点
改悪された移動専用アイテム仕様
メダル・パーツコンプリートの手間の増加
ラスボスの強さ
+ | 以下ネタバレ |
その他
前作で確立された要素を各方面からパワーアップさせ、ブームの立役者となった作品。
一本のゲームボーイのRPGとして見てもシステム・ストーリー・ボリューム共に遊びごたえがある。
一方、パーツ・行動数の増加もあってか、通信対戦における根本的な戦闘バランスは改善されておらず、
収集要素のコンプリートまでハードルは上がってしまっている。この問題点はシリーズ通しても改善出来ている作品は少ない。
本作から始まるイッキ編は『3』『4』と続き、以降の外伝作品や続編にキャラクター・ストーリー面で多くの影響を与えているため、
シリーズを通して遊んでみたい方は、(『1』がUIなどが優れていない事もあり)出来れば本作から始めることをお勧めする。
【めだろっとつー ぱーつこれくしょん】
ジャンル | ロールプレイング | ![]() |
対応機種 | ゲームボーイカラー(全GB共通) | |
発売元 | イマジニア | |
開発元 | ナツメ | |
発売日 | 1999年10月29日 | |
定価 | 3,980円(税別) | |
判定 | 良作 | |
メダロットシリーズリンク |
『メダロット』おなじみ「パーツコレクション」。今回もロボトルを勝ち抜くことでパーツ・メダルを集めていくことができる。
新生ロボロボ団との戦いも終わり、学校で授業を受けていたイッキ。
突然、学校が大きく揺れ、外に出てみると学校が巨大な塔に変貌していた。
そこに宇宙人たちが現れる。
どうやら彼らの母船が学校に不時着し、動力源である「フユーンストーン」が破損・各地に散らばり、そのせいで時空が歪んでしまったのだという。
学校の外に出る前に手にしたフユーンストーンのかけらによって、歪んだ時空を動けるイッキ。
歪んだ時空を元に戻すためにはフユーンストーンのかけらを集め、母船に戻さなければならないという。
学校を元に戻し仲間を助けるために、イッキは宇宙人から受け取ったメダロットと共に塔の探索を始める。
*1 特に顕著なのは、主人公である「天領イッキ」とライバルである「辛口コウジ」の二名。
*2 また、前作では高難易度のEDのためにはもう一方の告白を断らなければならなかったが、今回はそんな事は一切無い。
*3 しかも序盤で複数回話しかけるなどと言った、初見では気付きにくい好感度アップイベントもある。
*4 この仕様はプラットフォームをGBA作品に移すまで続く。
*5 転送されたパーツ・メダルは『2』でも一部性能を除いて能力は『1』のまま。パーツやメダルのグラフィックも前作のものを意識して描き直されている。
*6 レッドマタドールの頭部パーツで、回数3回の「完全防御」。男性型が使える物としては最多の回数を誇り、装甲も硬い。
*7 メダロット3体によるリレー。参加させるメダロットの脚部パーツと走る地形の相性が良いとスピードが上がる。Aボタン連打でスピードアップ。
*8 漫画版『1』でも本作同様のメダロット(その前世代)を変形させる描写があったのでそちらを取り入れた可能性も。
*9 ただし膨大な手間がかかるのでお勧めできない。
*10 勇者とモブ団員の変装のみ、アイテム入手直後以外にもう1回変装したまま行動する機会がある。モブ団員の方は少し進むとあっさり変装がバレてしまう為、他の変装と同様の一発ネタと考えても差し支えないが。
*11 ゲーム版の一人称は「ぼく」だが、アニメ・漫画版では「オレ」である。
*12 尤も、ボンボンはその当時ですら『スーパーマリオ』や『サイボーグクロちゃん』など、他の児童誌に比べればその傾向が強い作品は多かったが。
*13 本編でライバルが使っていた機体のモチーフ。