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海腹川背Portable

【うみはらかわせぽーたぶる】

ジャンル ラバーリングアクション
対応機種 プレイステーション・ポータブル
発売元 マーベラスエンターテイメント
開発元 ロケットスタジオ
発売日 2008年3月27日
定価 5,040円(税込)
判定 クソゲー
劣化ゲー
ポイント 2008年クソゲーオブザイヤー携帯機部門次点
フリーズ・進行不可能等のバグが多いが仕様扱い
通称「なんとかPortable(笑)
クソゲーオブザイヤー関連作品一覧
海腹川背シリーズリンク


概要

アクションゲームの名作『海腹川背・旬』の完全移植作。…のはずだった。

『海腹川背』は決してメジャーなタイトルではないが、知る人ぞ知る名作シリーズとして扱われており、SFC版・PS版の中古価格はかなり高い。
それだけに今作にかかる期待は大きかったのだが、低い移植度と商品失格レベルのバグの山により、その期待を大きく裏切ることとなった。


特徴(問題点)

バグ

  • 「海腹川背」の要であるルアーやゴムひもの挙動がバグだらけ
    • ロープ張り付きバグ
      • 例えば、四角い箱の上端角にルアーをひっかけたとして、そのままぶら下がってロープが箱にぶつかると、ロープが箱に張りついて支点が箱の下端に変わる
    • 貫通バグ
      • ロープがオブジェクトを貫通して挙動がおかしくなる。
    • その他、色々と不具合が多いので、詳細は「海腹川背Portable要望まとめwiki 問題点」を参照していただきたい。画像付きで分かりやすい。
  • フリーズ・進行不可能バグも存在する。
  • リプレイが正しく再生されず、セーブしたものと異なる動作をする。
  • プラクティスでタイムが更新されない。つまりタイムアタックができない

その他

  • 評価の高かったBGMがアレンジされているのだが、旧作ファンからは「劣化アレンジ」「改悪」と受け止められている。
  • 地味なことだが、フィールド上にすずめが飛んでいない

評価点

  • 『海腹川背・旬』ではほとんど見ることが出来なかったエンディングムービー*1が、本作では正面からきちんと見ることが出来る。
    • このムービーはかつて「条件を満たせば正面から見れるはず!」と信じていたファンもいる曰くつきのものなので、本作の数少ない評価点である。

総評

発表時点では現行機種での発売にシリーズファンからの期待は高かったものの、根本的な仕様すらまともに再現できていないという、シリーズ作としては致命的な欠点を抱えてしまっている。
単純に一つのゲームとして見てもバグが多すぎて、まともなゲームとは言いがたい。

メーカー対応の悪さも相まって旧作ファンの不興を買い、シリーズの大きな汚点とみなされてしまった。


メーカーの対応の悪さ

  • 開発元が『カルドセプト サーガ』でもやらかし「世界屈指の開発力(笑)」と揶揄されているクソゲー界の雄ロケットスタジオ、発売元が開発元に対する過剰保護で有名なマーベラスエンターテイメント(以下「マーベラス」と記載)という地獄タッグ。
    • 追討ちとして、ラバーリングアクションのプログラミングとゲームデザインを行った産みの親・酒井潔氏が開発に全く関わっていないことが判明。ファンを絶望させた。
  • 発売元のマーベラスは「本作のバグは全て仕様である」と返答している。
    • 上記のバグは体験版の時点で既に判明しており、その段階から既に改善要望等も含め話題になっており、不買運動や修正を求める署名運動まで発生したが、結局そのままの仕様で本作は発売されてしまった。
      • もっともマーベラスには『THE KING OF FIGHTERS EX NEO BLOOD』での前科があるので、まともな対応を期待していなかった者も多かったが…。
    • 挙句の果てには「PSP本体の仕様によるものである」と責任を転嫁する対応にまで出ている。
    • 後にこれらの発言に関しては訂正されるものの、「バグは仕様である」との姿勢は崩さず、修正交換や返金対応などは一切行わなかった。
      • 原作とそのファンに対する敬意、そしてメーカーとして持って然るべき誠実さに著しく欠けていることだけは、否定しようがないだろう。

余談

  • その出来の悪さからファンからは「なんとかPortable(笑)」の通称で呼ばれており、完全に黒歴史扱いされている。
  • SFC版・PS版の題字は近藤敏信氏が製作したものだが、本作の題字は明らかに別のフォントを用いている*2
  • PS3の『まいにちいっしょ』のコンテンツ「トロ・ステーション」で、「本作に対する批判と受け取れる内容が含まれている」として話題になった。
    • 正確には直接的な批判ではなく、同ジャンル作である『バイオニックコマンドー マスターD復活計画』がリメイクされる際、「本作(バイオニック~)は製作者のオリジナルへの愛を感じる」「その一方で愛のないリメイク作品もある」といったような会話が行われたという話。
  • 公式サイトで「海川背」と表記したり、デスクトップデクストップと表記したりと誤字が多かった(現在は訂正されている)。
  • 発売当時は現行機種での代替品としての需要もなくはなかったが、後続の良質な移植作・新作の発売やオリジナル版のアーカイブス配信が行われた現在はその利点すらもなくなってしまった。