【ばっとまん あーかむしてぃ】
ジャンル | アクション | ![]() ![]() |
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対応機種 |
プレイステーション3 Xbox 360 Winsows XP/Vista/7 |
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メディア |
【PS3】BD-ROM 【360】DVD-ROM 各1枚 |
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発売元 | ワーナー・ホーム・ビデオ | ||
開発元 | Rocksteady Studios | ||
発売日 | 2011年11月23日 | ||
定価 | 7,980円 | ||
プレイ人数 | 1人 | ||
セーブデータ | 4個 | ||
レーティング | CERO:C(15才以上対象) | ||
廉価版 | WARNER THE BEST:2012年7月5日/2,980円 | ||
備考 | Game of the Year Editionは日本未発売 | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
前作からさらに進化したアーカムシリーズ 海外評価サイトでは満点連発 ストーリーはやや雑になったか |
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バットマンシリーズ |
アーカム・シティに逃げ道などない…
精神病院にして堅牢な監獄であったアーカム・アサイラムの所長であるクインシー・シャープ。
ゴッサム・シティの新たな市長となった彼は、ゴッサムのスラム街をアーカム・シティという巨大な刑務所に生まれ変わらせた。
そこには、閉鎖されてしまったアーカム・アサイラムに収監されていた犯罪者たちが入れられた。
しかし、あまりにも広大な街ゆえに犯罪者達には“逃げ出しさえしなければ”という制限付きではあるものの、自由が与えられたのだった。
そんな状況の中、多くの犯罪者たちがそれぞれの目的のために動き出していく…。
世界一のキャラゲーとしてギネスに記録されたアクションゲーム『バットマン:アーカム・アサイラム』の続編。精神病院を舞台にした一本道のアクションゲームだった前作から、本作は広大な街一つを舞台にしたオープンフィールドゲームへと進化し、システムも改良されている。
+ | 参考動画 |
前作から大幅なパワーアップを遂げ、全世界から絶賛されたキャラゲーの見本のようなタイトル。
爽快感のある戦闘や豊富な探索要素、チャレンジなど一ゲームとしてもクオリティが高いので原作ファンでなくても楽しめるゲームである。
【ばっとまん あーかむしてぃ あーまーどえでぃしょん】
ジャンル | アクション | |
対応機種 | Wii U | |
発売元 | ワーナー・ホーム・ビデオ | |
開発元 | WB Games Montreal | |
発売日 | 2012年12月8日 | |
定価 |
パッケージ版:5,800円(税込) ダウンロード版:5,480円 |
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レーティング | CERO:C(15才以上対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
マルチ展開とは思えないほどWiiUにマッチした作り込み Wii U GamePadの扱いが斬新過ぎたため賛否は分かれた 使わないプレイも可能 |
逃げ場のないアーカム・シティ
PS3/360で発売され、世界的に高い評価を得た『アーカム・シティ』をWiiUに追加要素を加え移植した作品。
『シティ』はバットマンファンのみならず、ゲーマーからも高い評価を得た作品で、全世界で600万本を出荷した実績を誇る。
WiiUに移植するにあたって、WiiUのWii U GamePadを生かした新機能や、『シティ』のDLCを最初から収録している。
WiiUのロンチタイトルとして発売された本作は移植作品ではあるが完全版にふさわしい高い完成度を誇る。
移植元の作品であるアーカム・シティのゲーム性を大きく損なわず、WiiUの特色をうまく生かした作品である。
特にバットマンの世界にうまくWii U GamePadを取り込んだのは大きく評価できる。
日本ではあまり知名度の高いとは言えないバットマンのゲームではあるが、WiiUを購入しているかつ『シティ』を遊んだことのないユーザーがいるのなら購入しても損はない作品ではある。
*1 訳者の関係で一部原作邦訳本では「バッタラン」と呼ばれることもある武器。
*2 もっとも、それが逆に「どこから敵が来るか分からない」恐怖を煽っている面もあった。
*3 初代ロビンだったヒーロー。本作で登場するロビンは3代目。ちなみに、2代目は次回作『アーカム・ナイト』にて「レッドフード」として登場する。
*4 「雪が止まないな…Mr.フリーズのせいか?」など、原作ファンならばニヤリとすること間違いなし。
*5 「謎」に執着するヴィランで、本作ではサイドミッションで戦うこととなる。また、本作のチャレンジモードは「リドラーの復讐」と名打たれている。
*6 トロフィー評価サイトでは「このモードの進行役にリドラーを起用した制作者は、「世界のてっぺん」からワイヤー無しレッジ・テイクダウンを喰らって欲しい」との声も。「世界のてっぺん」とはアーカムシティの最上部、ワンダー・タワー展望台のステージ名。レッジ・テイクダウンとは足場の縁にいる敵を引きずり落とし、ワイヤーで吊るすステルスアクション。
*7 海外ではOne版も発売されている。なお、Steamで配信されているWin版は公式には日本語非対応だが、実際には日本語が収録されている。
*8 ただし、原作を知っているファンならデザインで正体の予想がついてしまうのだが…。
*9 アップデートでの追加であるためか、ゲームを完全にインストールした状態でないと英語音声に切り替えることができない。なお、後に発売されたSwitch版はアップデートの内容が収録済みなので、初めから英語音声を選択することが可能。
*10 バットマンと同じDCコミックのヒーローであるスーパーマンの本拠地。本作の終盤ではとあるヴィランがこのメトロポリスについて言及するシーンがある。加えて、続編の『アーカム・ナイト』ではとあるNPCの敵がアーカムシリーズの世界にもスーパーマンが存在していることを示唆する発言をしている。