正式タイトルは『Pokémon LEGENDS アルセウス』ですが、機種依存文字が含まれるためページ名は『Pokemon LEGENDS アルセウス』で代用しています。
【ぽけもん れじぇんず あるせうす】
ジャンル | アクションRPG | ![]() |
対応機種 | Nintendo Switch | |
メディア |
Nintendo Switch専用ゲームカード ダウンロード販売 |
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発売元 | ポケモン | |
販売元 | 任天堂 | |
開発元 | ゲームフリーク | |
発売日 | 2022年1月28日 | |
定価 | 5,980円(税別) | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
シリーズ初づくめの挑戦的作品 よりトレーナーに焦点を置いたシステム ポケモンの「過去の歴史」を紐解く |
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ポケットモンスターシリーズ |
Pokémon Presents 2021.2.27にて、『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(以下『BDSP』)とともに発表された。ポケットモンスターシリーズの本編作品。(*1)
本作の舞台となるのは『ダイヤモンド・パール』(以下『DPt』)およびそのリメイクの『BDSP』の舞台であるシンオウ地方の遥か昔の時代「ヒスイ地方」。
現実の日本の明治~大正時代を思わせる和風な雰囲気が特徴的(*2)で、シリーズお馴染みのモンスターボールが発明されたばかり、という時代情勢である。
3DアクションRPGの様式を一部取り入れるなどシステム面がこれまでの本編とは大きく異なっており、ポケモンシリーズとしてはかなり挑戦的な異例尽くしの要素を大きく打ち出している。
主人公は、アルセウスと名乗る存在に「すべてのポケモンとであえ」という使命を与えられて過去のヒスイ地方へと時間転移してきた現代人で、ヒスイ地方の調査と開拓を取り仕切る組織「ギンガ団」の調査隊の一員として活動することになる。
野生ポケモンとの遭遇、捕獲
NPCとのポケモンバトル、訓練場
ポケモン図鑑と図鑑タスク
収録ポケモン・わざ
新ポケモン・新たなすがた
がんばレベル
オヤブン
キング・クイーン
ポケモンの進化について
素材入手とクラフト
戦闘
任務
ポケモンライド
大量発生・大大大発生
夢天連戦
収集要素
写真屋
交換屋
その他
3Dアクション化による捕獲・探索の自由度
システム面
シナリオ・演出
+ | ネタバレ注意 |
+ | わざの少なさによる弊害の一部 |
+ | ネタバレ注意 |
+ | とあるキャラクターの言動に賛否が分かれている。 |
+ | 最終盤の主人公の扱いについて |
入手困難なポケモンの存在
+ | 詳細 |
その他
バグ・不具合
+ | アップデートで修正済みの主な不具合 |
本編シリーズ初のアクションRPGとなる本作は、自由度の上がった捕獲や新しいポケモンの描写を楽しめ、ファンサービス等には一定の評価が集まっている。
ダメージ計算等の変更により、RPG要素は全体的にスピーディかつスリリングに調整されており、良くも悪くもヒスイ地方の厳しさを体感することができる。
その他の新要素も本作独自のフレーバーとしては申し分ない。
「ポケモンシリーズの挑戦」を謳うだけのことはあり、シリーズとしての進歩や今後への期待を十分に感じられる一作となっている。
ゲーム本編関連
外部ソフト関連
その他
*1 ポケットモンスターオフィシャルサイト(https://www.pokemon.co.jp/game/)等で「『ポケットモンスター』シリーズ」に含まれている。
*2 実際主人公たちの拠点であるコトブキムラは札幌にあった開拓村をモチーフにしている。
*3 晴れと曇りには戦闘時の効果はない。
*4 HP種族値255のハピナスLv100の場合、がんばレベル0の状態で650、がんばレベル10まで上げると810まで上昇する。
*5 個体値はがんばレベルの初期値と連動しており、初期値が3の場合は個体値が「さいこう」になっている。努力値に関してはHOMEに預けた上でそのポケモンを引き出せる別のソフトと連動することで見られる。
*6 何度でも捕獲可能なフィオネを除く。
*7 新たな群れから出現したオヤブンは3×4になっている。
*8 唯一の例外として、ズバットは目が退化した設定故に目自体がないため、この赤い発光は表示されない。
*9 ランダム出現のオヤブンは通常よりレベルが15高く、一部のポケモンはさらに5高い。
*10 強制戦闘イベントで入手した個体を除く。
*11 木や鉱床から出現したオヤブンは覚えていない。
*12 自力で習得可能なわざは基本的に訓練場で皆伝させることはできないが、訓練場で伝授可能なわざなら自力習得のわざでも訓練場での皆伝が可能。
*13 大量発生は10~15体なのに対し、大大大発生は8体~10体。新たな群れの場合は6,7体とさらに少ない。
*14 第五世代以降のヒンバスや『ピカブイ』のニャース(アローラのすがた)など、進化条件そのものが変更された例はある。
*15 余談だが「ワイルドボルト」の説明文は「電気をまとい ぶつかった」と過去形になっている。恐らく誤字と思われる。
*16 代表的なのはドクロッグの「インファイト」とトゲキッスの「ムーンフォース」
*17 レベル100、がんばレベル10、せいかく「いじっぱり」のマニューラを例に出すと、ぼうぎょ・とくぼうが同値の相手を攻撃した場合、乱数が同じなら「つじぎり(威力70、こうげき実数値414)」よりも「あくのはどう(威力80、とくこう実数値188)」の方が僅かに高いダメージが出てしまう。
*18 マナフィ以外にも、シェイミ、ダークライ、フィオネがこの枠である。
*19 本来ゲーム外でのイベントや映画による配布限定のポケモン
*20 どんな時代だったのかは不明だが、コンテストなどほかの本編にあった要素が存在していることは確認できる。
*21 ただし、転移した主人公が最終的に元の世界に帰る外伝作品ではある程度の説明がされる。
*22 「たいあたり」自体は存在するが、本作のコイキングは習得不可能。「じたばた」に至っては技自体存在しない。
*23 歪みの兆候が現れるまで最短で5分、最長で40分かかる。ただし、一部の天候時は歪みが起こらないため、天候の変化によってはさらに待たされることになる。
*24 一応、他の場所では出現しないポケモンがランダム出現のものと合わせて3体いるが、いずれも進化前が他のエリアに出現するので入手は容易。
*25 コンゴウ集落の周辺にいるギンガ団員から聞ける話が唯一の情報になっている。