【ぐらんど・せふと・おーと ばいすしてぃ】
ジャンル | クライムアクション | ![]() ![]() |
対応機種 |
Windows 98/2000/Me/XP プレイステーション2 Xbox |
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発売元 | カプコン | |
開発元 |
【Win】Rockstar North 【PS2/Xb】Rockstar Vienna |
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発売日 |
【Win】2003年9月25日 【PS2】2004年5月20日 【Xb】2004年7月29日 |
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定価 | 7,140円(税込) | |
レーティング | CERO:Z(18才以上のみ対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
シリーズ随一の華やかな雰囲気 シリーズ入門に最適な一作 |
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Grand Theft Autoシリーズ |
さらなる自由を。80年代へ…。
大ヒットクライムアクションゲームの第4作。アメリカのマイアミをモチーフとした架空の町「バイスシティ」を舞台にした作品。
フル3Dに移行した前作『III』をベースにシステムの改良や新要素が盛り込まれた。
本作からバイクやヘリコプターが一般登場したほか、着せかえも可能。また武器のバリエーションも前作から大幅に増えた。
リバティーシティのマフィアであるフォレッリファミリーの一員であった主人公、トミー・ベルセッティ。彼はボスであるソニー・フォレッリの密告により逮捕され、15年間服役していた。
出所後、彼はボスの命令で取引のためにバイスシティに向かうが、取引中に何者かの襲撃に遭う。命からがら生き延びるも仲間は全員死亡し、金と取引予定の麻薬まで奪われてしまう。
全てを失い、バイスシティに残された彼は、生き延びるために、復讐のために、頂点へ這いあがろうとする…
+ | やりこみミッション詳細 |
ミッションの難易度が高い
相変わらずのグラフィック
主人公が泳げない
『III』からの変更点
一部システムの不親切さ
PS2版に関する問題点
有害ゲームとしての扱い
3D化した『III』から順当な進化を遂げた本作は世界中で大ヒットした。『III』と本作で『Grand Theft Auto』の名を一躍有名にしたと言っても過言ではない。
初見殺しが多いミッションや、あまりの自由度の高さから多少人を選ぶ面はあるが、その自由度の高さとシリーズ随一の華やかな雰囲気に惚れ込んだプレイヤーは多い。
難易度も全体的に高難易度なPS2時代のシリーズ作では比較的簡単な方で、ミッションの数も多すぎず少なすぎず、途中でダレてくることもない丁度良いボリュームである。
その為、本作はシリーズ入門として最適な作品といえるだろう。
+ | OPとイントロダクション |
+ | オリジナル版とリマスター版の比較動画 |
*1 後述どおり手配レベル2まで。
*2 10個で防弾チョッキ、20個でチェーンソーなど。
*3 扱いとしてはパトカー等の国家権力側の車両になるため、悪党を処刑するR3ミッションが可能。ハンターでR3ミッションを始めた場合、開始時に表示されるミッション名が専用のものに変わる。
*4 最大レベル3まで上昇。
*5 前作『III』の主人公は発売当初の時点では名前が設定されておらず、本作の後に発売された『SA』にて「クロード」という名前が後付で設定された。
*6 ただし、一度装備すると原則死亡するか逮捕されるまで外せなくなる。
*7 飛ばすには助走が必要で、グライダーに近い飛び方をするのでやや慣れが必要だった。なお、開発スタッフによると「DoDoの長時間飛行は元々想定していなかった」とのこと。
*8 ちなみに、『DRIV3R』というゲームではこれをネタにした「Timmy Vermicelli」という子ども用の腕につける浮き輪を付けたキャラを暗殺するミッションがある。
*9 武器アイコンに触れると「カチャッ」という装填音と共に弾数が増える。ただし、最初からマップ上に配置されている武器については触れても弾数が増えない。
*10 日本語版のテキストには「キューバ人」と「ハイチ人」という言葉は1回たりとも登場しない。
*11 最初に出た北米のPS2版は2002年11月発売。
*12 以後のシリーズ作品も同様。いくらかの訳の変更と操作部分の説明テキストの変更はある。
*13 規制方法はカプコンからリリースされた日本語版とあまり変わらない。
*14 加えて、カットシーンの最初の部分が削除されている。