【どらごんぼーるぜっとがいでん さいやじんぜつめつけいかく】
ジャンル | RPG | ![]() |
対応機種 | ファミリーコンピュータ | |
発売元 | バンダイ | |
開発元 |
トーセ (プログラム、サウンド) D&D (デザイン等) |
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発売日 | 1993年8月6日 | |
定価 | 7,800円 | |
判定 | なし | |
ポイント |
カードを揃えて必殺技を放つ お助けカードの復活 揃えろベジータ 逃げゲー,リセゲー,テレポートゲー |
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ドラゴンボールゲームリンク |
人気TVアニメ『ドラゴンボールZ』を原作としたRPGの第4作(SFC版を入れると第5作)。
ただしストーリーは完全オリジナルであり、『ドラゴンボールZ』史上唯一のOVAと連動したソフトでもある(*1)。
少年悟飯が超サイヤ人になっており、なおかつ悟空が死亡していないという状況である事から、原作のセルゲームで「もし悟空が死ななかったら」というIFストーリーである事がうかがえる。
本作はファミコンにおけるドラゴンボールシリーズの最終作でもある。
シナリオ面
システム面
シナリオ面
システム面
戦闘演出はFCのカードバトルの集大成といえるできで、カードの組み合わせ次第で小技なら必殺技もバンバン使っていけるようになった。
一方で大技は非常に出しづらく、雑魚戦の無意味さやお使いシナリオもあってストレスのたまる要素も多い。
進化した面もある一方で、どうにも惜しい一作となってしまった。
*1 無印版では知育アニメが存在した。
*2 後に隠しボスと共に『レイジングブラスト2』や『ドラゴンボールヒーローズ』に参戦している。
*3 外伝とはいえセルゲーム後っぽい設定の舞台のわりに悟飯の攻撃力が低いのは違和感があるが…
*4 カード流派の組み合わせのことを「アレンジメント」、組み合わせによって出た技を「必殺技」と呼ぶ。
*5 強襲もパワープレイは可能ではあるがお助けカード収集の何倍もプレイ時間が嵩んでしまう
*6 OVAでも全く同じ展開。さすがに不自然すぎたのかリメイク版では「ブルマが駆けつけて対策用のアイテムを持ってきてくれた」という無理のない展開に変更されている。
*7 OVAでは「サイヤ人に殺されたサイヤ人」故に悟空達への恨みが深いという台詞があるため、こちらもフォローにはなっている。
*8 その代わりなのか2枚技の「まげきほう」が非常に強く、カード1枚当たりの威力は「スーパーかめはめは」「ファイナルフラッシュ」等と同じ。
*9 一応「気」のカードは他のカードより威力が高く設定されている
*10 なおセル戦でのサタンはセルの光弾や、セルや悟空たちの舞空術をトリックと信じ込んでいた。
*11 1994年9月に発売されたバンダイいわく「CD-ROMムービープレイヤー」だが、形式的にゲーム機として分類される(強いて言えば「てれびっこ(1988)」の後継機)。発売時期は「3DO」は既に発売後(同年3月発売)、11月には「セガサターン」12月に「プレイステーション」も発売される32bit時代にもかかわらず8bit機のためゲーム機としての性能は貧弱なものだった。但し、動画再生能力は同年発売の32bit機を上回る性能を持っていた。