【しゅとこうばとるぜろわん】
ジャンル | レースゲーム | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
メディア | DVD-ROM 1枚 | |
発売・開発元 | 元気 | |
発売日 | 2003年7月24日 | |
定価 | 7,140円(税5%込) | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
レーティング | CERO:全年齢対象 | |
周辺機器 | GT-FORCE対応 | |
廉価版 |
PlayStation 2 the Best 2004年9月16日/2,800円(税5%込) |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
新エリア「大阪」「名古屋」登場 完全に一新された内容 レーザー計測を駆使したコース造形 リアル路線に変革した挙動 非常に高い自由度を誇るカスタマイズ ボス戦の凶悪な難易度 シリーズ一の大ボリューム 一新した故に以後も引き摺る弊害も |
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首都高バトルシリーズ |
『首都高バトル』シリーズの1つであり、『首都高バトル0』の続編にあたる。
プレイヤーは首都高などを走り、同じく走っているライバル達を倒していくことでエリア完全制覇を目指す。
基本的な進行やシステムについては『首都高バトル(DC)』の記事を参照のこと。
前作から約2年の年月を経てあらゆる面でパワーアップが図られている。
今作で取り入れられた様々な要素は後の『首都高バトル』シリーズや同社の別のレースゲームに大きく影響を与え、元気のレースゲームについて語られる時には今もなお話題に挙がることが多い。
走行エリアの大幅な拡張
実在車両の収録
全体的な挙動やゲームシステムの調整
シリーズ最大級のボリューム
カスタマイズ要素が大幅に強化された
上手く調和のとれた操作バランス
相も変わらず個性にあふれるライバル達
「KEEP GARAGE」の復活
全体的に様変わりし過ぎたシステム
SPバトルの仕様変更
車両ライセンス化の悪影響
+ | 他にはこのような点も、一部ユーザーからは権利問題ではないかと言われる。 |
CPUの挙動や強さがちぐはぐ
第2部の各エリアのボスの難易度があまりにも高すぎる
最高速の伸びが不自然に止まる車種がある
煩雑なガレージの仕様
ペイントツールの使い勝手が悪い
約2年の月日を経て確かなパワーアップをして『首都高バトル』が帰ってきた。
これまでのシリーズの要素を合わせながら、2つのエリアの追加、グラフィックや挙動の一新など大胆なことにも挑戦した結果は、ユーザーからは概ね高い評価を得て受け入れられている。
今までの『首都高バトル』シリーズの雰囲気からは大きく変わり一部理不尽とも言える要素はあるものの、それでも「意欲作」という評価にとどまらず「シリーズでトップを争う傑作」と呼ぶ声も多い。
なお、本作は各種動画サイトなどで取り上げられることで段々と入手しづらくなっているので、気になるなら早めにプレイしてみるのをお勧めする。
*1 1号環状線、15号堺線、4号湾岸線の区間。
*2 都心環状線、1号楠線、5号万場線の区間。
*3 名古屋西JCT~楠JCTの区間。現在は名古屋第二環状自動車道に名称変更されている。
*4 例えば首都高・新環状線のピットエリアでは右回り(C1外回り方面)・左回り(C1内回り方面)を選択できる。
*5 部位によって素材が異なる。
*6 反射率のみ反映される。
*7 プロレーサーの谷口 信輝氏と織戸 学氏の両名は本人名義で収録されており、それぞれ使用するS15、JZA80は、見た目こそ変わったが2018年現在も両氏の愛車のままである。
*8 ちなみに、両氏の師匠筋にあたり「ドリキン」の愛称で世界的な人気を誇る土屋 圭市氏もパロディキャラが収録されている。土屋氏は最初期の首都高バトルシリーズのアドバイザーだったが、諸事情ありアトラスの『峠MAX』シリーズの方のアドバイザーに就任していた。
*9 今作では最大1億CPの1人のみ。
*10 ただし、バグで何回バトルを仕掛けても拒否されたり、3回会わなくても挑戦を受けてくることがある。
*11 ナンバーのひらがなを「ろ」にすると字光式になるが、そのことに関する説明はゲーム中にはない。
*12 ポルシェのチューニングカーメーカー。他には「RUF」「9ff」などがある。
*13 やはり『頭文字D』のパロディとされる「白銀の貴公子」「コーナリングアーティスト」や、あからさまに『機動戦士ガンダム』をパロディした「紅の悪魔」など。
*14 本シリーズでは先行している車が分岐点で進む道の選択権を持ち、後続の車がその道と違う道へ進んでしまうとドローとなる。
*15 勝敗数の換算は別個に行われている。
*16 阪神エリアは一つのチームのメンバーが次々と勝負を仕掛けてくる。名古屋エリアは「最後のチームのザコ → リーダー → 大ボス → エリアボスのチーム3名と連続バトル」。
*17 リザルト画面のまま放置することで水温と油温は下げられるが、タイヤの劣化は余計に進行する。
*18 前作ではステッカーを選べば自動で配置された。デザインの自作はできないが、フロントガラス上部にはバナー形式のステッカーが貼られるなど、凝ったドレスアップをしてくれた。
*19 特に「406」はエアロパーツまで作られており、某タクシー映画風のものも選べるという作り込みようであった。さすがに「206」は一部モデリングが未完成のままであるが…。