【しん・めがみてんせい ふぉー ふぁいなる】
ジャンル | RPG | ![]() |
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対応機種 | ニンテンドー3DS | ||
メディア | 2Gbyte 3DSカード | ||
発売・開発元 | アトラス(セガゲームス) | ||
発売日 | 2016年2月10日 | ||
定価 | 6,648円(税別) | ||
レーティング | CERO:C(15才以上対象) | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
『IV』の続編 マニアクスではない完全新作 |
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女神転生シリーズ |
前作をベースにシステムやバランスなどを改良し、新しい登場人物で描かれる新しいストーリーとなっている。
前作と同じ岩盤で覆われた閉鎖空間・東京を舞台に、フリンが最終戦争へ挑む直前から物語が始まる。『真I』と『真II』の関係に近い。
203X年(*1)、閉鎖空間・東京。
東京を覆う天井の上、東のミカド国からやってきたサムライ衆の一人、フリンの活躍で八部連合阿修羅会、ガイア教団といった東京を支配していた勢力は壊滅、さらに東京で最終戦争を繰り広げようとしていたルシファーとメルカバーに対抗しようとしていたフリンを人々は「希望の星」と呼ぶようになっていた。
ある日、人外ハンター商会に見習いハンターとして所属する主人公は、ハンターの先輩のニッカリとマナブ、同じく見習いのアサヒと共に定期の食料調達にでかけた際にルシファーの配下の悪魔である堕天使アドラメレクに襲撃され命を落としてしまう。
黄泉の国を彷徨う魂となった主人公は黄泉平坂で魔神ダグザに呼びかけられ、ダグザの「神殺し」として黄泉帰ることを選択する。
+ | 長いので折りたたみ |
+ | ネタバレ |
+ | ネタバレ |
前作の批評を受け止め、改善がうまくいき前作の悪評を完全に払拭出来たと言える。
システムやバランスはうまくまとまっており、「今作のシステムで作りなおした前作を遊びたい」との声もあるほど。
売上はそこまで高くないものの、難易度や雰囲気、ハード面など『メガテン』シリーズ初心者にもおすすめできる作品になっている。
*1 無料DLCで配布された年表で2038年であることが明かされている。
*2 魔人からランダム入手。かつ属性毎に違うアイテムとなっているため1つの属性を最大にするのすら難しい
*3 瀕死を現す赤点滅状態に追い込んでから強制終了になった場合、再戦時には赤点滅ではなくなっている。これは、おそらく終了時のHPが最大HPとして設定し直されるため。
*4 DLCで追加される2体は登録率に影響しない
*5 舞台女優で声優は今回初挑戦。プロデューサーである山井氏が彼女の舞台を見て抜擢した。キャラのイメージにマッチしているが本職の声優と比べると若干棒気味なのを指摘されることも。
*6 前作の段階で、この世界での仲魔は契約者が死亡しても全て消滅するわけではないことが明らかになっている。
*7 水浴びしていた女性を覗き見ようとして溺れた。本当につまらない理由である。
*8 それをきっかけに頼りない部分も改善されていくことになる。
*9 フリンたちが新人サムライとして活動してから数か月しか経過していないのに、もう後発が出ているのかと考える人もいるだろうが、東京と東のミカド国では時間の流れが大きく違い、フリンたちが1か月東京探索をしている間にミカド国では約7年経過している。ただし、この時間差は序盤のイベントでなくなった。
*10 何と軍勢も即死させる。続々現れる軍勢を彼女一人で片付ける様は圧巻。
*11 「ファンド」は前作ではボスにも持ち掛けることができた。緊縛状態だと確実に成功するうえ専用のセリフまで用意されていたため、シリアスな場面でも金をせびるフリンが続出し、フリン=カツアゲのイメージが前作プレイヤーでは強かった。そのイメージに公式が乗っかった形となる。
*12 ニッカリの遺品であるスマホを受け取ったアサヒが女性悪魔しか召喚しないため(序盤、元からあった悪魔を一応言うことを聞かせるようになった発言をしている)。さらに、明らかにニッカリのレベルに不釣り合いな低レベルの女性悪魔を入れっぱなしにしている。
*13 簡潔に言うと、自分が「ダグザ」であることが耐えられず、神や悪魔という概念を抹殺するために動いている。
*14 いつ、誰によって封印されたのかはゲーム中では明かされないが、公式設定資料集に記述がある。
*15 どちらも内部に大量の魂をため込んだ閉鎖空間の中心部で世界の創造が行える領域が存在している・『真III』以前の世界でニュートラルが選択された・異界化以前のIII世界で悪魔が実体化できていた・そもそもそれ以外でミロクとガイア教団は何の繋がりもない、など関連を疑える要素はいくつかある。
*16 これまでと違い、貫通効果は反射も無視できるようになっている。
*17 『ペルソナQ』の「RISKY」に相当する。
*18 時系列はICBMイベント直後。
*19 具体的には痩身気味だったデザインに、肉付きが足され力強さを感じるデザインになった。
*20 シルエットや姿は出るものの、仲魔にもできなければ戦うことも出来ない。
*21 邪神ヤソマガツヒ 龍神コウガサブロウ 英傑ヤマトタケル 英傑ミチザネ 天津神オモイカネ。
*22 前作主人公たちの活躍、および同じ神の化身がボス敵として出ている、などの理由で登場の機会が消失している。
*23 ただし、ミロクはともかく金子一馬デザインのオーディーンは集合イラストでは更に巨体なのでオーディーンも縮んだともいえる。
*24 もっとも前作DLCのあるボスは万能以外無効かつ万能を10分の1に軽減するトンデモ耐性持ちかつターン制限があり、結局は別のDLC(有料)を買わないとまともにクリアできないというまた別の問題を抱えてたりもした。
*25 ルートによってはアサヒも修得できない
*26 例えば真Iで同じような肉親が悪魔に食われるというのがあるが、直接的でなく既に食われてしまった後。
*27 『真・女神転生III NOCTURNE』ではやや異なる独自のルート分岐となっていた。
*28 トキやガストンなど、パートナーによってはたしなめることも有る。
*29 テキストウィンドウに表示されているのは「精気」なのだが、明らかにそうは言っていない。
*30 発売後の公式アンケートでも『FINAL』というタイトルの是非を問う項目があった。