【しん・めがみてんせい ふぉー】
ジャンル | RPG | ![]() ![]() |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
メディア | 2Gbyte3DSカード | |
発売・開発元 | アトラス(インデックス) | |
発売日 | 2013年5月23日 | |
定価 | 6,648円(税別) | |
レーティング | CERO:C(15才以上対象) | |
廉価版 | アトラス・ベストコレクション/2015年10月8日/2,980円(税別) | |
配信 |
2013年05月23日/6,000円 2015年10月8日/2,980円(共に税別) |
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判定 | なし | |
ポイント |
約10年ぶりのナンバリングタイトル メガテンとしては……? |
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女神転生シリーズ |
グレゴリ歴1492年。東のミカド国に住む主人公はある日、二人の少年と一人の少女に出会う奇妙な夢を見た。夢から覚めると、幼馴染とともにミカド国に伝わる「ガントレットの儀式」を受け、これに合格してサムライ衆の一員となる。主人公と同じくサムライ衆になった者の中には、夢で会った二人の少年の姿があった。そして主人公の日常は非日常へと大きく変わっていく。
実に約10年ぶりのナンバリングタイトル。
新規悪魔デザインに特撮スタッフを起用、シンボルエンカウントの導入、キャラクターボイスなど革命とも言える試みを多く盛り込み、新しい世代の製作陣による新しい女神転生ということを感じさせる要素が多い。
一部『真・女神転生 STRANGE JOURNEY(以下SJ)』と共通点が見られるが、直接的な繋がりはない。
新たな試みを多数投入し、ペルソナ寄りのシステムやビジュアルでシリーズの新たな活路を見出そうとしたものの、これまでの作風と合致しない部分も多く出てしまった。ゲームとして遊ぶことはできるものの、メガテンとしては今ひとつといった評価が定着しつつある。
『SJ』の方がよっぽどナンバリングに相応しかったのではないかという意見が多く、今後のシリーズに課題を残す結果となった。
微妙な評価が目立つものの、新規ユーザーやライトユーザーにはとっつきやすい部分もあるため、これを機にシリーズに触れてみるのも良いかもしれない。
*1 それぞれロウヒーロー、カオスヒーロー、ヒロインの立場。
*2 ただしムービーのボイスはoffにできない
*3 厳密に言えば由来は日本なのだが
*4 ファイナルでは一転して最初から「救世主と、それを援護するニュートラル勢のリーダー」として急接近している。
*5 「誰かがこの世を直してくれる」的な他人事
*6 特に、ニュートラル分岐後のクエストの一位を目指す流れ。自分の意思というより他人の意見である。狂ってしまった世界の中で抗うとか自分の足で進むとかではない。
*7 並行世界まで創造神がまたを掛けている様ではない。
*8 一応、女神転生の関連作品にも並行世界の概念は僅かにだが存在する。『真・女神転生 デビルサマナー』はICBMによる大破壊が起こらなかった平行世界を描いており、『アバタールチューナー2』では『真II』の四大天使(のアバター)が隠しボスとして出現し「我らが神はあのような姿ではない」と異なる創造神の存在について発言している。だが、これらは外伝的な作品であり、真シリーズの世界観ではそぐわないという意見が多い。
*9 「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~結・爻ノ篇」等。また、開発をしていた時期が、ラスボスが並行世界を操るスタンド使いのジョジョの奇妙な冒険第7部と重なる。
*10 ファイナルではそのまんまな「アイテム」等、更に増えて悪化している。
*11 余談であるが、中野サンプラザは2024年を目処に解体予定となっている。
*12 『真III』の時点でマグネタイト管理は無くなってはいるが、代わりに「マガツヒ」が重要な要素となっている。
*13 簡単に言うと、大いなるロゴス(メギドラオンを超える最強万能属性魔法)+ランダマイザ(全ステータスダウン魔法)。
*14 メインの4人と同じく単キャラで1枚ポスターになっている
*15 ナバールは続編『真・女神転生IV FINAL』で再登場する
*16 おかげで『真IVファイナル』でのクリシュナの台頭してくるのがすんなりといけるが…。
*17 第一印象が最悪であろう「タヤマ」や「ウーゴ」、ルシファーらも例外ではない。カオスヒーローもロウヒーローへは一定の理解を示し、ロウヒーローはたとえ神意だろうと納得が行かなければ弓を引く。ガブリエルもリリスも形はどうあれ「人の幸せ」を心から望んでいるなど、神魔人問わず他人に絶望してエゴに走るキャラがよくいるメガテンにしては珍しい。
*18 映画でいうと、「SAWシリーズ」の2作目までと、3作目以降の様な感触。または、「日本のホラー」と「海外のスプラッター」。
*19 ソウルハッカーズのリーダー桜井の最後や、アバドン王のよめごの部屋等
*20 ただし『真III』の時点で既に同視点ではある。
*21 「スカイタワー」と改変されている。
*22 ただし、今作には全書登録率はないため、コンプリートしなくてもよいという開発者のメッセージとも思われる
*23 魔人への腕試しで使えるがそもそも出現条件が極めて厳しい
*24 点滅プレスターンアイコンを3つ増やす。継承不可であるが、前述の特殊合体方法を使えばもちろん継承できるので、やろうと思えば他の悪魔に習得させられる。念入りに準備を整えればそれこそかの「劇場」を開演可能で、ラスボスさえも無抵抗のまま葬れる。ただし、レベル99でも全快状態で1,2回しか使えないなど消費SPは甚大。
*25 眼光を所持する隠しボス「マサカド」は、全属性吸収&万能属性90%カットという絶望的防御力を持つのに拘らずわずか10ターンで倒さないといけない。これを破るには、他のDLCの隠しボスたちが持つ貫通特性付きのスキルが必須となる。当然というべきか、貫通はDLC以外にはない。ちなみに、マサカドは他にも「全体万能弱点属性魔法」という容赦無さ過ぎるスキルも有している。
*26 エネミーゼロは、「クリーチャーが見えない恐怖」がウリ。せっかくのデザインなのに「見えない敵キャラ」とは…。
*27 なお、マンセマットという天使はそもそも本作のような「人間に負荷を与えて神への信仰心を試す」という役割こそが本来の姿である。
*28 挙句の果てには、過去に人間と共謀して四大天使のうち3体を封じている。