The Elder Scrolls Online

【じ えるだー すくろーるず おんらいん】

ジャンル MMORPG
対応機種 Windows
OS X
プレイステーション4
XboxOne
運営・開発元 ベセスダ・ソフトワークス
ゼニマックス・オンライン・スタジオ
販売元 DMM.com
発売日 北米版:2014年4月4日
日本版:2016年6月23日
定価 1,980円(税別)
判定 なし
ポイント シリーズ初のオンラインゲーム
MMOでも健在の自由度
初代以来となるタムリエル全土を旅できる(予定)
日本語完全対応
The Elder Scrollsシリーズ


概要

20年以上の歴史を持つ人気RPGシリーズ初のMMO化。
シリーズの中でも最も過去の第2紀583年が舞台*1であるが、これは後の歴史に影響しないパラレルの世界であるとされている。
プレイヤーが3陣営のいずれかに所属して大陸中央で戦争を行うPvPも実装されている。
海外版サービス開始から2年経ってDMMにより日本語版サービスが正式にスタートされた。


ストーリー

内戦と反乱で第2帝国が崩壊し、戦火の絶えない動乱の時代が続いていた。
第二紀578年。デイドラの君主モラグ・バルは各地に「ダークアンカー」を打ち込みオブリビオンの領域「コールドハーバー」とニルンを融合させんとし、帝都は”虫の王”マニマルコの死霊術師達とデイドラの軍勢によって制圧されてしまった。
混乱の渦中にあったタムリエルで空位となった帝国の玉座・白金の塔を巡り3つの同盟軍が戦端を開こうとしていた。
ウェイレストの上級王の下ではハイロック、センチネル、オルシニウムの三国が団結し、ダガーフォール・ガバナントを結成。
一方でヴァレンウッドとエルスウェーアはサマーセットでアルドメリ・ドミニオン*2を結成。
さらにブラック・マーシュ、モロウウィンド、スカイリムも不安定ながら第三の同盟軍エボンハート・パクトを結成していた。
3つの勢力はそれぞれ帝国領を中心に争い合いながら、オブリビオンの暗黒の勢力から白金の塔を奪い返し、帝都の覇権を取り戻そうとしている。
そんな中、モラグ・バルの領域「コールドハーバー」に囚われていた定命の者が何者かの導きによってコールドハーバーを脱出しタムリエルに帰還した。
コールドハーバーから脱出した囚人の一人としていずれの勢力に属するかは、貴方の手に委ねられている。


特徴

職業(クラス)

全部で5種類。

  • ドラゴンナイト(Dragonknight)
    • 戦士。接近戦に特化しており、攻撃力や防御力を強化するスキルが多い。
  • ナイトブレイド(Nightblade)
    • 暗殺者。戦闘中に不意に消えたりなどステルス系が得意。
  • ソーサラー(Sorcerer)
    • 魔法使い。攻撃魔法に特化しており、デイドラ召喚も扱える。
  • テンプラー(Templar)
    • 僧侶。回復魔法や対アンデッド用の魔法を使う。
  • ウォーデン(Warden)
    • 自然を利用するレンジャー的なクラス。
    • ウォーデンの利用には拡張パックの購入が必要。

勢力・種族

  • プレイヤーは3つの勢力から1つを選んで参加することになる。
  • 勢力と種族は結びついているため、勢力外の種族を選ぶという自由は基本的にはない。また、インペリアルもキャラクターとして選択できない。
  • 勢力外の種族やインペリアルをプレイヤーキャラクターとして選択するにはインペリアルエディションを購入するか、ゲーム内通貨「クラウン」でアップグレードする必要がある。
  • アルドメリ・ドミニオン(The Aldmeri Dominion)
    • 構成種族はハイエルフ (Altmer)、ウッドエルフ (Bosmer)、カジート (Khajiit)
    • サマーセット諸島(Summerset Isles)、ヴァレンウッド(Valenwood)、エルスウェア(Elsweyr)の同盟。
    • シンボルカラーは黄色で、シンボルマークは鷲。
    • エルフによる大陸の統治を目指している。カジートはエルフの女王アイレンに恩義あるため参加している。TES5に登場する同名の組織とは別組織。
  • ダガーフォール・カバナント(Daggerfall Covenant)
    • 構成種族はブレトン (Breton)、レッドガード (Redguard)、オーク (Orcimer)
    • ハイロック(High Rock)、ハンマーフェル(Hammerfell)、オルシニウム(Orsinium)の同盟。
    • シンボルカラーは青で、シンボルマークはライオン。
    • 人間による大陸の統治を目指しており、第二帝国下では自治が保障されていたオークも参加している。
  • エボンハート・パクト(Ebonheart Pact)
    • 構成種族はノルド (Nord)、ダークエルフ (Dunmer)、アルゴニアン (Argonian)
    • スカイリム(Skyrim)、モロウウィンド(Morrowind)、ブラックマーシュ(Black Marsh)の同盟。
    • シンボルカラーは赤、シンボルマークはドラゴン。
    • 三勢力の中では最も大きいと言われるが、ノルドとダンマーは長年戦争を繰り広げており、アルゴニアンはダンマーの奴隷にされていた経歴があるため他勢力ほど強固な同盟ではないと言われている。

成長システム

  • レベル50まではレベルアップごとに能力ポイント加算され、能力ポイントを体力、マジカ、スタミナのいずれかに割り振ってキャラを強化する。能力ポイントは一律有限であるため、限られたポイントをどう割り振るかがキャラビルドの鍵を握る。
  • スキルは種族、職業、ギルド、武器等のカテゴリに分類されており、スキルPを振ることで使用可能になる。
    • スキルはレベル4まで上昇すると変異が可能となり、二つに分岐する。変異にはスキルPが必要だが、どちらか片方にしか変異させられない。
    • スキルPも有限ではあるが、能力ポイントに比べ獲得できる総数が多い。とはいえ、序盤はやはり使いどころを見極める必要がある。
  • 能力P、スキルPの割り振りはゲーム内の通貨、もしくはクラウンを消費してリセットすることが出来る。
  • 50以降はチャンピオンポイントと呼ばれるポイントが代わりに与えられるようになる。
    • チャンピオンPは戦士、魔術師、盗賊の三つの大星座に順番に与えられる。各大星座にはそれぞれさらに三つの下位の星座があり、ここにPを割り振ることで有用なアビリティが取得できる。
    • 装備品の補正値はチャンピオンレベル160で頭打ちになるため、ここから装備品の厳選を開始するのが通例。いわばベテランプレイヤーの仲間入りと言える。

装備

  • 装備箇所は頭、肩、腕、胴、腰、脚、靴、首飾り、指輪×2で、『Skyrim』等と比べ細分化されている。
    • 多くの装備にはセット効果が存在し、同種の装備を2個以上身に着けると固有の効果が発動する。一つのセットにつき、最大で5つ目まで特有の能力が設定されている。

評価点

  • 思うがままに生きる
    • TESシリーズ最大の特徴の自由度そのままにMMOを堪能できる。
    • クラスによって使用できるスキルこそ異なるものの、装備はクラスによる制限は一切無いので、自分のロールプレイに合わせて選択することができる。
    • メインストーリーはあるが、例によって無視したまま別のクエストを開始してしまっても問題はない。
    • ただし、今作のマップはいくつかのエリアに分断された形になっているため、従来のように徒歩でどこまでも、というわけにはいかない。
  • 充実したクエスト
    • 従来シリーズ同様にフィールドを巡ればどんどんクエストが舞い込んでくる。
    • クエストの内容が展開に富んでおり、『Oblivion』や『Skyrim』といったメインタイトルにも引けを取らない。 たいていのクエストには裏がある と思っていい。一部のクエではキャラの生殺与奪をプレイヤーの決定に委ねられることも。
  • 多種多様な装備
    • 同じ轍の装備でも種族が違えばデザインも異なる。いずれもそれぞれの文化を反映した外見となっており眺めているだけでも楽しい。しかも一つの種族でもさらに重鎧、中鎧、軽鎧でデザインがさらに異なる。
    • シリーズ恒例の碧水晶、黒檀、盗賊ギルド、闇の一党装備なども用意されている。
  • 良心的なクラフト要素
    • 鍛冶、錬金、調理などの生産も充実している。
    • 一般的なMMOと比べ、クラフト要素を極めるのがかなり楽。不要な装備を片っ端から解体していればかなり早い段階で最高ランクに到達できる。
    • スキルランクが同等であれば誰が作っても同じ数値の装備が完成する。ランダム補正が掛かるような事もないので「貴重な素材を投入したのに失敗した、もしくはゴミが出来た」という事がない。
    • 基本的な素材はこちらのクラフトスキルレベルにのみ依存するため、上位の素材が手に入らないという事がない。
    • 最弱級の敵からもレベルに見合った素材がドロップするのでザコ敵であっても存在価値が失われない。
    • 食品によるブースト量が過去作の比ではないほどに強化され、難易度の高いダンジョンや同盟戦争で必須と言われるほどの存在となった。
    • 錬金で作成できるポーションも強力。さらにクールタイムが長めに設定されているのでヒーラーの立場を奪うことはない。
  • 基本ソロで気ままに旅ができる
    • 大規模戦闘コンテンツおよびPvP以外はソロでも攻略可能。
    • 誰かと一緒に冒険する際もパーティ申請など不要。
    • 現地に行けば戦ってる他プレイヤーと共闘してボスに挑むこともできる。
      • いわゆる専有や横殴りはなく、一定の条件を満たしたキャラ全員に報酬が与えられる。
  • タムリエル全土が舞台
    • 初代以来となるタムリエル全土が冒険の舞台。
    • ただし、現在は一部のみに留まっており、今後のアップデートやDLCで開放していく予定となっている。
    • それでも過去作では登場しなかった地域やMS-DOS時代にしか行けなかった地域にも行けるようになったため、ファンなら感動ものである。
    • 『Morrowind』をプレイした人には感慨深いトリビュナルや、相変わらずクレイジーなマッドゴッド・シェオゴラス、更にこれまで書物でしか記述のなかったキャラ*3なども登場しゲームに華を添えてくれる*4
    • これまでデイドラロードの中では地味だったモラグ・バルだが、今回は全ての元凶という立ち位置もあり、悪役として申し分ない存在感を発揮してくれる。
  • フィールド造形
    • TES独特の美しいフィールドは今作でもさらにパワーアップ。最先端のグラフィックで超美麗というわけではないが、センスでそれを補っている。
    • 草原や砂漠、雪山など様々なフィールドはもちろんのこと、アイレイドやドゥエマーの遺跡も登場する。
    • オブリビオンやスカイリムのように城壁でロードが入らないため、こちらのほうが開放感がある。
  • 完全日本語化
    • TES5で散々だった翻訳も今作では修正が入り、概ね好評*5
    • ただ、MMOであるため今後のアップデートはどうなるかは未知数である。
  • 月額料金不要
    • ソフトを購入すればあとは月額料金なしでいつでもプレイできる。
    • 「ESO Plus」という月額課金サービスで特別サービスなどを受けられる。
  • 騎乗用動物の差別化撤廃
    • 騎乗動物の性能は馬・熊・虎など全て同じで、見た目や泣き声だけが違う。速度、スタミナ、アイテム所持数を調教して鍛えることが出来るが、これも個別ではなく騎乗カテゴリ全般に対して行われ、一頭も動物を所有していなくても鍛えられる。
    • 「実用性の面から速い動物しか使えない」という事がなく、純粋に自分の好みの動物を使っていける。
  • メガサーバー
    • 他のMMOによくある複数のサーバーという概念はなく、全プレイヤーが1つの世界でプレイできる。
      • メガサーバーはNA(北米)の他にもEUがあるが、日本語版からはNAにしかログインできないので気にすることはない。
      • ただしコンシューマ版(PS4, XboxOne)はそれぞれ独自のサーバで、キャラの移動などもできない。
  • 同盟戦争
    • 今作最大の目玉要素。今回のシロディール地域は三勢力が覇を競い合う無法地帯となっており、PvP専用エリアとして独立している*6
    • マップには要所要所に城・砦があり、隣接する自軍の拠点であればワープ移動が可能。城壁や城門を攻城兵器で破壊して施設内の旗を自軍の物に立て替えれば占領できる。
    • 相手の陣地は敵NPC・PCが守っているため、ソロでの攻略は不可能。大人数で力を合わせることが肝要である。
      • 無論キャラ自身の強さも大切であり、敵MOBとは違う装備の組み合わせやスキル構成を考える必要がある。
      • 多数のプレイヤー同士が真っ向からぶつかり合う光景は大迫力の一言。
    • 通常のレベルとは別に同盟戦争独自のランクがあり、拠点の占領や敵PCの撃破などでレベルアップすればスキルポイントが獲得できる。
    • 同盟戦争はいくつかの大きなルールによってワールドが違い、それぞれ戦闘期間が異なる。期間終了時にポイントが集計され、一番多かった勢力が勝利となる。
  • 多彩なダンジョン
    • ソロダンジョン、パブリックダンジョン、グループダンジョン、トライアルダンジョンが実装されている。
      • ソロダンジョンは単独でもクリア出来る程度のダンジョンで、いわば入門編に当たる。ボスもさほど強くはない。
      • パブリックダンジョンは二人以上でのクリアが前提。しかしキャラが育てば単独クリアは十分に可能。デイドラ公にまつわるダンジョンも多くシリーズファン向け。
      • グループダンジョンは4人クリアを目的としたダンジョン。報酬も魅力的で最もメジャー。
      • トライアルダンジョンは10人以上でのパーティーを想定した難易度。エンドユーザー向けでザコ敵もボスも恐ろしく強いが、報酬として強力な装備品が入手できる。
  • ジャスティスシステム
    • おなじみの盗みや殺人を働く犯罪者プレイもできる。当然だが懸賞金がかけられるなどのペナルティもある。
      • 犯罪行為はNPCにのみ対して可能で、他のプレイヤーキャラクターには行えない*7
      • 盗品は通常の店では買い取ってもらえず、大きな町にある盗賊ギルドの隠れ家で売り払う必要がある。しかも盗賊ギルドの加入といったハードルが存在せず、誰でもいつでも売れる。
      • NPCの職に応じてスリの成功率が違い、兵士や貴族は成功率が落ちるが、いい物が盗める。
    • 今作の衛兵はプレイヤーへの抑止効果としての意味合いが強く、倒すことが出来ない無敵の存在となっている。衛兵の目を如何に掻い潜るかが問われる。
  • その他
    • 「複数の敵の死体から纏めてアイテムルート」「頭装備の非表示切り替え」「装備している盾や杖を背中に背負う」等、『Skyrim』で好評だったMODを参考にしたと思しき点が確認できる。
    • 馬の購入や装備モチーフアイテムの入手など、ゲーム内の要素はクラウンを使えば手順が短縮できる。じっくりプレイしたければゲーム内で鍛えればよいし、手早くしたいならクラウンで購入すればよい。
    • 購入したペット、髪型、タトゥーなどは全てアカウント内で共有され、キャラごとに買う必要はない。

賛否両論点

  • アクの強いキャラクター造形
    • もはやTESシリーズの伝統か。例によって日本人好みの端正な顔つきのキャラクターは作成できないため、人によってはモチベーションに繋がる。
      • あくまで「日本人好みの」という視点からの話であり、実際はそこまで酷くはない。
    • アルゴニアンやカジートは従来よりもより獣人らしさが増しており、アルトマーやボズマー等エルフたちは従来よりも美形が作りやすくなっている。特に今回のオークは(牙を無視すれば) 結構美形が多い。 『oblivion』と違って鼻筋が通った造作のキャラが多いためである。
    • 手足の部位の大きさや腕や胴の太さまで設定でき、体型の自由度は過去最高となっている。
    • 「日本とアメリカでは感性が違うのだろう」と思いきや、OPムービーのアルトマー女性は 普通にカッコイイ系の美人 である。
  • 倒した相手の装備を奪えない
    • 従来であれば倒した相手の装備を剥いだりできたが、今作では装備はランダムドロップになっている。何も落とさないことも多い。
    • bot対策でもあるのだろうが追い剥ぎプレイができず残念という声も。
      • ただしこれまでの様に装備一式+アイテムの様な形だとすぐに持ちきれなくなってドロップ品を全て回収しないと気が済まない様なプレイヤーはもどかしい思いをする事が多かったので一概に悪い事とは言えなかったりもする。
  • 不特定多数のプレイヤーが入り混じるダンジョン
    • 本作ではクエストを受ける際にパーティを組んだりする必要はないが、ダンジョンにわらわらと他のプレイヤーが集まる。
    • ボスも別部屋に隔離されたりしないので他のプレイヤーと共闘できるがボスにほとんどダメージを与えなかったために討伐フラグが立たないことも。
      • その場合はボスがリスポーンするのを待つことになる。なんともシュールな光景である。
      • 他人の入れないソロ専用のダンジョンもある。
    • 現地で出会った他プレイヤーとの共闘は楽しみでもあるが、人数が多すぎるとわけのわからないことになる。
  • 死んでもリスポーンするNPC
    • スリ取ったり暗殺可能な一般NPCは一定時間でリスポーンする。そのためにアイテム目当てに暗殺された一般市民がちらほら目につき、かなり血なまぐさい。 闇の一党もここまでしないぞ。
    • 金を稼ぐ手段としては盗みが一番手軽で儲かる事、NPCの持ち物がリセットされるよりNPC自体のリスポーン期間の方が短い事がこの事態に拍車をかけている。
  • アドオン関連
    • 従来作でいう所のMODに近い追加機能。
    • ただし、バランスや装備などはゲームプレイに直結する問題になり、MMOとして成立しなくなるのでUI関連ばかりである。
      • 煩雑な操作の自動化やメニューをたどらないと見えない情報の常時表示など。
    • MODと同じくユーザー製のため導入は自己責任。日本語対応のものも少ない。

難点

  • 戦闘は大雑把
    • 大多数PvEを前提にしているからか、ボス戦でも大味な戦闘。雑魚はボタン連打でさくさく進められる。
  • システム面の不備
    • MMOではあって当たり前のミニマップは実装されていない。コンパスに目的地は表示されるが地形を把握してなければしょっちゅう立ち止まって地図を開く羽目になる。
    • 通過可能の場所が分かり辛く、直線距離で行けると思ったら地形に阻まれて迂回しなければならないという例が頻繁に起こる。
    • ギルドストアではテキストによる絞込検索が出来ず、かなり不便。
      • これらの補填は現状アドオン頼み。
  • 多数のアイテム
    • クラフト素材だけでもかなりの種類があり、無課金でこれらのアイテムを維持しながらのプレイは困難。
    • 課金するとクラフト素材専用のクラフトバッグが解放され、クラフト素材は全てこちらに収納されるようになる。ほとんどのプレイヤーは課金してこれを使用していると思われるが、元々有料で購入した上にさらに課金となれば財布には優しくない。とはいえ基本無料なので追加課金してもWoWやFF14と同程度ではある。
  • バグ
    • 一部クエストにおいて話しかけるNPCや倒すべきボスが出現せず進行不可になるバグが存在する。
      • 長時間プレイが要求されるベテラントライアルダンジョンの深部で進行不能になろうものなら目も当てられない。
    • バグというより日本側スタッフの制作ミスだが、本来の性別と違うボイスで喋るNPCがいる。アンドーンテッドおよびDLCゴールドコースト地域のデイリークエを取り扱うキャラなのだが、基本的には正常なボイスなのに、 1ページ分だけ異性のボイスで喋る。 かなりシュール*8。おそらくキャラの名前だけでは性別を判別できなかったゆえのミスなのだろうが、地続きのはずの文章を分割して収録した理由は謎。
  • DLC
    • DLC「闇の一党」と「盗賊ギルド」はステルス状態で隠れ、発見されずに遂行するパターンが多い。だが、隠れるための「大きな籠」が随所に用意されており、ここに入ってしまえば完全に追っ手をまけてしまう。例え 追っ手の目の前で入ろうとも。 実質ごり押しプレイあるのみ。
      • 上記2つのDLCで追加されるどのクエストも基本的に敵NPCの行動経路を頭に叩き込む必要がある。慣れる方法は見つかって(あるいは死んで)覚えるのみ。
      • デイリークエストが死に覚えゲーなのはいいとしても、一回しかプレイできないという前提のメインクエストでさえなぜか死に覚えゲー。救済措置としてヤケクソ気味に「大きな籠」が配置されている。つまりゲームデザインが雑。
      • メインクエならば開き直って強引にクリアする手もある。ロールプレイ重視派にとってはやはり難点だが。
      • 問題なのはデイリークエストの方。こちらは完遂すると装備モチーフアイテムがランダムで獲得できるため、完璧なプレイを目指さざるを得ない。
    • 盗賊ギルド「強奪」のデイリークエでは主目標の他に盗むべきサブ目標が複数あるが、コンパスには出るのにマップには一つしか表示されず分かり難い。
    • 闇の一党「黒き聖餐」のデイリークエはクリア困難。
      • まず基本的に難易度そのものが高い。
      • 細かく入り組んだ地形でありながら、ターゲットのいる位置は大雑把な円でしか表示されない。時にはマップの4分の3が一つの円で示されていたりする。 わかるか。 隠し部屋にいる例もあるので、発見されるリスクを負いながら大雑把な範囲だけを頼りに探さねばならない。
      • 相手が移動する時にしか背後を見せないため、暗殺するタイミングが極めてシビア*9なことも。
      • NPCの配置も極悪で、2~3人タッグで互いに補い合うように移動しているため付け入る隙もなかったり、死角の窪みにしれっと配置されていたりする。
      • メインターゲットを殺害した後でクエ放棄→再受諾するとターゲットが別の場所に再配置されるため、覚えたパターンすら無駄になる*10
      • この上、「一度も発見されないこと」や「暗殺後、制限時間内に脱出する」などが完遂条件だが、クエストをやり直してもこれらのサブ条件が直ちにリセットされず、5~10分程度のクールタイムを要する*11というバグがある。失敗して覚えることが前提なのにリカバリがやり辛い。
      • 舞台は3ダンジョンの中からランダム。このうち「密売人の洞窟」だけはスタート地点から隠し通路をくぐれば目の前にターゲットが配置されていることが多く、このダンジョンのみやや楽。覚える労力や失敗する可能性を総合的に考えると、現状では「密売人の洞窟」以外に当たった時点で その日は諦める のが最善という有様。しかもこのダンジョンですら完遂できる確率は5回に1回程度。
      • 現状ではエンドコンテンツのはずのトライアルダンジョンより難しい。「闇の一党スタイル」のモチーフアイテムが報酬に含まれるが、仕様を考えると割に合っていないし、格好良い暗殺者ロールプレイには程遠い。

総評

ファンが待ち望んだTESのMMO。サービス開始から2年経っているが完全日本語化されたので、英語しかなかったからと遠慮していた人もパッケージさえ買えばいつでもプレイできるので、是非手にとってもらいたい。
MODこそないものの、お馴染みのTES、そして今までになかった体験が待っている。


余談

  • 本編の略称は「TES」であるが、本作は「TESO」ではなく「ESO」である。公式サイトでもこの略称が使用されている。
  • 日本語版発売を記念して、英語版をプレイしている人を対象に期間限定で無償移行キャンペーンを行った。
    • が、各ゲーム情報サイトを通じてキャンペーン告知を行ったのが キャンペーン終了から1週間後 というお粗末っぷりだった。参考*12