ビッグチャレンジ! GOGOボウリング
【びっぐちゃれんじ!ごーごーぼうりんぐ】
ジャンル
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スポーツ(ボウリング)
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対応機種
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ファミリーコンピュータ ディスクシステム
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発売元
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ジャレコ
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発売日 ()は書換開始日
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1989年6月26日(1989年7月21日)
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プレイ人数
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1~2人
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定価
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3,200円
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判定
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クソゲー
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ポイント
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貧弱なピンアクションと、まるで出ないストライク 感覚的でない操作 対戦相手はどっかで見たことある人たち
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ビッグチャレンジシリーズ 柔道選手権 / ドッグファイトスピリット / ガンファイター / GOGOボウリング
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概要
1989年に発売されたディスクシステムのボウリングゲーム。
ビッグチャレンジシリーズ4作目であり最終作であり当シリーズでスポーツゲームは1作目の『柔道選手権』以来。
またファミコンではボウリングゲームは2作目となる(ディスクでは唯一)。
珍しいジャンルで当時ボウリング自体あまり人気も高くなかったので、これもタイトル通りチャレンジと言えるだろう。
ホリトラックにも対応している。
内容
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投球はゴルフ系ゲーム同様、ボタンを3回押す方式。
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インジケーターの上半分が方向になっており、下半分がパワーになっている。
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1回目でスイングを起こしインジケーターが下降、2回目でパワー調整インジケーターの最下部まで引っ張るほど強いボールが投げられる。
最下部まで下降すると、今度は上昇をはじめる。つまり以降は遅くなるほどパワーダウンし、2回目を押さないまま半分から上に来るとパワーゼロで決定したことになる。
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3回目は目標マークにジャストで当てると真正面に、行き過ぎると左向きのボール、足らないと右向きのボールになる。
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投球前にBボタンで変化を付ける度合いを左右3段階ずつまで任意に選択できる。
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トラックボールの場合は回すだけで投球ができる。
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回す方向で投げる向き、回す速さでパワーをコントロールする。
チャレンジ
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いわゆる「ストーリーモード」でステージクリアのゲーム。
とある青年(主人公)はアマチュアながらプロ級の腕を持っていた。
そんな彼にクイーン・リツコ率いる8人の「闇のプロボウラー集団」が賭けボウリングを挑んできた。
この8人に勝てば膨大な賞金をくれるという賭けボウリングが始まった。
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ライバルキャラ
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ひかる けんいち
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ミスター・フー
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ジョン・ベンサン
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おさだ はるお
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レオ・タード
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さいこう ゆき
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みなみの よいこ
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クイーン・リツコ
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上記の8人に勝てばエンディングで、単に10フレームのスタンダードなゲームだけでなく変則的な試合もある。
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相手が満たす条件をクリアすれば勝利となる(例・初戦のけんいちは3試合中1つでも勝てればクリア、2戦目のフーは6フレームの変則試合で3試合中2本勝つ等。)。
パーティー
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いわゆる「フリープレイ」のモード。
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CPUプレイヤーとして上記の8人の一部を参戦させることができる。
ペア
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いわゆる「フリープレイ」のモードで、こちらは2人が1組でのチーム戦。
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先投、後投は「ABBA方式」になっている。
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こちらでもCPUプレイヤーとして上記の8人の一部を参戦させることができるが、プレイヤーとCPUのコンビは不可。
問題点
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普通のコントローラーでは操作性が最悪で、インジケーターは半分を境目に下半分がパワーで上半分が方向という直感的でない構造になっており、かなり扱いづらい。
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しかも、このスピードも速すぎて、本当にとことんやり慣れないとイメージ通りの投球ができず、全く見当違いのボールばかりになりがちになる。
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また、後述の極端なストライクの取りにくさにもつながっている。
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トラックボールがあれば上記のインジケーターを使わずに済むのでこの点に関しては軽減されるが、まずこの特殊な操作に慣れる必要があるし、これはこれでバッチリとは言い切れない(後述)。
そもそも、対応ソフトが限られるホリトラックは大多数が購入するようなものではないので、専用ソフトでもないなら普通のコントローラーとの差がこうも出てしまうのはやはり問題と言わざるを得ない。
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改めて言うまでもないが、これさえあれば問題なくとことん楽しめるとは言い難く、これのために約4000円も余計な出費してホリトラックを買ってまでやりたいかと言えばまず「ノー」だろう。
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ストライクがほとんど出ないという鬼畜仕様(特に普通のコントローラーでは)。
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パワー最大でなければならないため相当難しく、狙えるようになれば出る確率も上がるが、レーンのクセにも左右されるため、慣れても上手くいってスペアばかりになればいいところ。
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ストライクが簡単にポンポン取れすぎるのも問題だが、イメージしにくい直感的でない操作に加えて極端な高難度ではゲームとして楽しめるものとは程遠い。
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普通のボウリングなら小学生レベルでも偶然ストライクを取れることは、それなりにあるのでヘタをすれば現実のボウリングよりも難しく感じるほど。
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上記の通りトラックボールを利用すれば、最大パワーでの投球もかなりしやすくなるがこれもこれでかなりクセが強い。
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速く回せば最大パワーで投げられるが、勢いが強すぎたり、また認識が甘く適切な強さで回しても弱いボールになることがある。こうなった場合もし変化をつけていればまずガーターレーンに飲まれる。
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一応ストライクが出るパターン通りに投球すれば必ずストライクが出るためパーフェクトも可能だが、常人にはほぼ不可能な領域。
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ちょっとズレてもそれなりに多くのピンが倒せる安定パターンを見つけるのが攻略のカギとなる。
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ピンアクションが貧弱。
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グラフィック上のピンがあまりに小さく、飛び散るようなアクションが雑で見た目がかなり悪い。
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弱いボールで倒した時などは、まるで学習雑誌の付録のボウリングゲームのピン(厚手のボール紙)のように見えるほど。
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異常なほど不自然な倒れ方(残り方)をするピン。
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上記の「極端に難しいストライク」は「リアル路線の追求」と考えようにも実は全然リアルでない倒れ方までする。
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上記の通り最大パワーで投げるなければならないようなバランスだが、その最大パワーでガーターレーンスレスレの7番や10番を狙うと直球でカスった程度でも1・2・3番の1本を残して9本倒れることが多い(しかも飛び散るような形で)。
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いい例が初戦の相手「ひかる けんいち」が時折繰り出す、ガーターレーンスレスレに投げて逆方向にスピンをかけた投げ方で、辛うじて10番ピンにカスった程度なのに、1・2・3番ピンあたりまで倒れる挙動が見られる。
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時として勢いのあるボールが当っているはずのピンが倒れていないという挙動まで見られる。
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上記に付随してピンアクション処理が横向きにほとんど働かない拙さのせいで並行のスプリットが絶望的なほど取れない。
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これの典型である7・10スプリットは元より1本分抜けの「4・6」「8・10」「7・9」すら不可能も同然。
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元々これらを取るのはプロでも難しいには違いないが、難しいなりに取れるのがプロなので、それができないのはゲームとしてプレイする価値を大幅に落としている。
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スコア画面でガーターが「G」ではなく「0」表記になるバグがある。
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チャレンジ(ストーリーモード)ではボールの重さが選べない。
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対戦モードではそれがあるのに、何故かストーリーモードでは15ポンド固定。
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ペアゲームができるのはいいが、人間とCPUでコンビが組めない。
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まるで盛り上がらないBGM。
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特にチャレンジモードのが最悪で、まるで環境音楽でしかない。「普通のボウリング場のような雰囲気」と考えたにしてもゲーム向きではない。
しかも最初から最後までこれだけしかない。
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ストーリー上では「莫大な金の賭かったボウリング」ということだが、普通に家族や友達とほんのりボウリングしているような雰囲気でしかない。
評価点
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購入者自体かなり限られるとはいえボウリングゲームとの相性がいいトラックボールに対応している点は着眼点がいいと言える。
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対戦相手が、誰もが知る人物のパロディキャラが目白押しでネタ的な面白さがある。
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「ひかる けんいち」は当時のトップアイドル「光GENJI」の諸星和己。
この3ヶ月前に公認されたゲームがあり、それにはちゃんと本物の「諸星和己」として出ているのだが、アップになった顔では本作の方が似ている。
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「ミスター・フー」はアメリカ人ミュージシャンで映画など多岐にわたって活躍し現在は「人類史上最も成功したエンターテイナー」と名高いマイケル・ジャクソン。
名前が全然違うので外国に興味のない人にとっては分かりにくい。モデルであるマイケルが多用されたフレーズに「フー!」というかけ声があり、そこからのネタだとは分かる。
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「ジョン・ベンサン」は前年ソウルオリンピック陸上男子100m走において9秒79という驚異的タイムを出しながらドーピング問題で失格したベン・ジョンソン。
試合前に正々堂々戦うことを誓うが、1ゲーム負けてみると薬をやっていることをカミングアウトする。
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「おさだ はるお」は「世界のホームラン王」として有名で前年まで巨人軍の監督を務めていた王貞治。ちゃんと巨人軍のマークのついた帽子を被っている。
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「レオ・タード」は前年ソウルオリンピック金メダリストで、女子100m走では10秒49という30年以上経過した現在も破られていない記録を持っているフローレンス・ジョイナー。
「ミスター・フー」と同じく名前が全然違うので陸上に全然興味のない人にとっては分かりにくいがジョイナー自身はつい最近まで時の人だったことや色黒な肌とコスチュームの特徴は捉えられているので大抵の人は分かりそうではある。
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「さいこう ゆき」は当時の人気アイドルであり女優の斉藤由貴。
あまり似ていないが、その服装は元ネタの斉藤由貴が主演でこの年の3月まで放送されたドラマ『はいすくーる落書』(TBS)で演じた教師風になっている。
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「みなみの よいこ」はこれまた当時の人気アイドル「ナンノ」こと南野陽子。
こちらも前述の「さいこう ゆき」以上に似ていないが彼女の象徴的だった特徴のほくろは再現されている。「昔はスケバンだった」という設定は元ネタの南野陽子が主演した1985年11月~1986年10月放送のドラマ作品『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(フジテレビ)から取られている。
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「クイーン・リツコ」は女子プロボウラー初のパーフェクトを達成した中山律子だがこれも名前だけで全然似ていない。
どころか、モロに年寄りのキャラになっている。当時中山律子本人はまだ46歳だというのに、こんなキャラにされるなんて本人からしたら文句ブーブーだろう。
総評
直感的でない操作方法に加えて、その操作を覚えたとしてもイメージ通りの投球もままならず、特定の狭いポイントでしかストライクが取れないのはムダに難度を上げすぎており爽快感が感じられず、このようなバランスでは満足に楽しめない。
「トラックボール使用が前提のゲーム」と仮定してコントローラー操作の劣悪さには目をつぶっても、貧弱なグラフィックでピンアクションに不自然な挙動が多くダイナミックさがないなどボウリングそのものの面白さをまるで引き出せていない。
対戦相手のキャラがいろいろネタ要素満載なのは面白い部分ではあるが、ゲームとしての出来を問われると返す言葉もないレベル。
結果的に「ビッグチャレンジシリーズ」の最終作となったが、よりにもよって最後の大トリをシリーズ一番のクソゲーで締めくくるという形となった。
余談
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翌月に同じボウリングのゲームとしてロムカセットで『パーフェクトボウリング』というゲームが発売されている。
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とりわけ名作というわけではないが、ボウリングゲームとして無難な仕上がりで本作の後にプレイすれば、まるで良質なゲームに感じられてしまうほどだろう。
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ムダに高難度のボウリングゲームは後にゲームボーイで発売された『ワールドボウリング』が挙げられる。
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とはいえ、上記作の高難度はムダに高すぎるノルマとコンティニューできない仕様によるものが大きく、「ストライクが取りにくい」「カーソルが速すぎてパワーや方向が決めにくい」という点では共通するが本作ほどひどいものではないし、方向(変化)とパワーで分かれているのでまだ操作自体は直感的なものに近い。
しかもプレイヤー操作で狙いをつけるまで勝手に確定しないのでタイミングを計ることはできるため、本作を思えばプレイヤーの意思通りの投球はそれほど難しくなくスペア程度ならさして苦もなく簡単に取れるようになる。また狙いを外した場合でも、本作ほどドハズレな投球にはなりにくいことなどもあって150スコアを取るぐらいならさほど難しくない。
また、ピンアクションもあまり違和感なく、本作のような不自然なピンの残り方はほとんどしない。
最終更新:2024年01月06日 06:02