ウィザーズ シンフォニー

【うぃざーずしんふぉにー】

ジャンル ドラマチックダンジョンRPG

対応機種 PlayStation 4
Nintendo Switch
発売元 アークシステムワークス
開発元 アークシステムワークス
ブリッジ
他14社*1
発売日 2019年2月28日
定価 パッケージ版:6,800円(税別)
ダウンロード版:6,296円(税別)
プレイ人数 1人
セーブデータ 72箇所・オートセーブ方式
レーティング CERO:C(15歳以上対象)
判定 良作
ポイント キャラゲー要素を持った3DダンジョンRPG
DRPGとしてのやり込み要素は薄いがその分キャラゲー要素は濃い

概要

アークシステムワークス30周年記念として発売された3DダンジョンRPG。
一部用語やキャラクターが『ウィザーズハーモニー』から登場しているが、ストーリーとしては一切繋がりはない。
キャラクターデザインも『ウィザーズハーモニー』同様moo氏が担当している。


プロローグ

かつて、戦争があった。
暴力と悲しみの連鎖は、世界を包み込み―、
人々は、多くの血と涙を流した。
しかし、そんな戦乱の世も、今は昔。
世界から争いは去り、人々は平和を謳歌していた。
そんな平和な世の中にあってこそ、
刺激を求めるのが人の性というもの……
人々は未発見の遺跡や太古のロマンに魅せられ、
世界中を駆け回っていた。
「冒険者たちの時代」の幕開けである。
そんな中、冒険者としてのスキルを活用し、
ダンジョン探索のサポートを生業とする者たちが現れた。
彼らはダンジョン内の道案内からモンスターの討伐まで、
ありとあらゆる仕事を請け負っていく。
たとえるなら「ダンジョンの便利屋」―
いわゆる「コンダクター」の登場であった。

(ゲームプロローグより)


システム

基本システム

  • 基本は『Wizardryシリーズ』のように、ダンジョンでアイテムを集め、街で装備を整え、再度ダンジョンへ潜るというオーソドックスな3DダンジョンRPG。
    • マッピングや地図は用意しなくても自動で書き込まれ、いつでも確認可能となっている。
    • キャラクターメイキング要素はなく、ゲーム側で用意されている11人のプレイヤーを使っていくことになる。

キャラクター

+ メインキャラクター
  • 「新進気鋭のコンダクター」アルト・トラヴァース(CV:河西健吾)
    • 失踪した社長に代わって社長代行をしている主人公。巻き込まれ体質。
    • 攻撃、回復、補助魔法をバランスよくこなせる万能タイプ。
    • どのステータスも平均的だが、STRとLUCがやや高めで特に アレ なイベントが多いためかLUCは全キャラクター中トップ。
  • 「難攻不落のムードメーカー」スピカ・セレスト(CV:東城日沙子)
    • アルトの同僚でディフェンダーの少女。脳筋その1。
    • 巨大な盾を使った防御スキルでパーティを守るボス戦での要。
    • 攻撃力は低くはないが、前衛アタッカーと比べるとそこまで高くもない。また、防御スキルの消費MPが多いのが難点。
  • 「思慮深きスペルキャスター」メラク・ユルディズ(CV:島田武幸)
    • アルトの同僚で親友の魔術師。怒ると怖い。
    • ほぼ全ての攻撃魔法が単体な代わりに威力が高い。
    • また固有能力で魔法を使うたびに威力が上昇するボス戦向きキャラ。
  • 「謎多きゴーレムの少女」アステル(CV:田澤茉純)
    • アルトをマスターと呼ぶ謎の少女。脳筋その2。
    • 打属性攻撃のほか無属性攻撃による安定した攻撃力を発揮する。
    • 通常攻撃の際に相手をスタンにすることがあるが、SPDはかなり低く、ほぼおまけ程度。
  • 「傍若無人の天才魔道士」エルリック・メオーラ(CV:酒井広大)
    • スキルアンドウィズダム所属のヒーラー魔道士。トラブルメーカーその1。
    • 人としての性格面は問題だらけだが、ヒーラーとしての腕前は高く、攻撃魔法もそれなりに使える。
    • また通常攻撃の際、後列からでもダメージ減衰がない。
  • 「可憐なる魔法剣士」シルヴィア・ミルスティーン(CV:岩井映美里)
    • 真面目でおしとやかなエルフの魔法剣士。努力の方向音痴。
    • 前衛キャラとしては攻撃力は控えめだが、4属性を使い分けて戦うスタイル。
    • 属性付与、耐性操作などはシルヴィアにしかできないため、いっそ後列にしてサポート特化にしてもいい。
  • 「愛と情熱の熱血ファイター」ヴォルク・ダートファング(CV:山下大毅)
    • 豪快な性格のライカンスロープ族の青年。脳筋その3。
    • アステル同様打属性主体で、こちらは範囲は狭いが吸収能力を持つ。
    • その他高い素早さと攻撃デバフを持つ。
  • 「不撓不屈の夢追い人」ニナ・レイジーデイジー(CV:赤星真衣子)
    • トップアイドルになる夢を追い続けるヒーラー。みんなのお姉さん。
    • エルリックほどの回復量はなく、スキルのほとんどがアイドルパワーを必要としているが、その分効果は高い。
    • 特にMPリジェネによる継戦能力の維持はエルリックにはできない。
  • 「真理を追い求めし錬金術師」フィーライン・ソラ(CV:桃河りか)
    • 旅をしながら錬金術の研究をしているハーフキャットの少女なのです。トラブルメーカーその2なのです。
    • メラク同様魔法使いであり範囲魔法に特化しているのです。
    • その他使い勝手はヒーラーに劣りますが錬金術を応用して回復も出来るのです。
  • 「瞬足のトリックスター」グレイ・スウィフト(CV:前田聡馬)
    • 自由気ままで悪戯好きな冒険者。トラブルメーカーその3。
    • 高い回避力と多彩な状態異常攻撃を使うサポーター。
    • 素早さに特化した能力なので撃たれ弱い点には注意。
  • 「紫電清霜の剣客」紅 柴翠(CV:室元気)
    • 東方の武家出身の義と規律を重んじる剣客。剣術料理華道茶道なんでもござれ。
    • 納刀抜刀スキルの使い分けがあるものの、単純な火力は非常に高い。
    • 属性攻撃に対する追撃スキルも持つため、魔法キャラとも相性がいい。
  • 一部キャラクターには固有能力があり、戦闘中に発動できる。
+ 固有能力一覧
  • アルト、エルリック、シルヴィア、フィーにはない。
  • スピカ(リベンジスマッシュ):敵から物理攻撃を受けると反撃する。
  • メラク(スペルトークン):魔法スキルを使用すると数値が上昇し、魔法攻撃が強くなる(最大10)。
  • アステル(ノックダウン):通常攻撃時に確率でスタンが発動する。
  • ヴォルク(ソウルドレイン):通常攻撃時に与えたダメージの1/10HPを回復する。
  • ニナ(アイドルパワー):防御、エール以外の行動時に数字が上昇し、強力なスキルが発動できる(最大5。ただしダメージを受けるとランダムで0~2減少する)。数値はダンジョンを抜けるまで継続する。
  • グレイ(ドッジアサルト):敵からの攻撃を回避するとカウンター攻撃を行い、ダメージ&確率で即死させる。
  • 柴翠(紅流剣技):「納刀」「抜刀」それぞれで使用可能なスキルが変化する。

ダンジョン探索

  • 『Wizardryシリーズ』のように20×20のマップを歩いて埋めていき、奥までたどり着くのが目的となる。
  • 画面にはミニマップが表示されるほか、R2ボタン(スイッチ版はZRボタン)で地図を見ることができる。
    • また、歩いた場所であれば自動移動も可。
  • ダンジョン内を歩いていると、エンカウントゲージが溜まっていき最大まで溜まると戦闘開始となる。
  • 各階層に1つは「セーフエリア」が設置されており、ここではセーブ、ダンジョン脱出、セーフエリア同士のワープができる。
  • ダンジョン内にいる赤黒いモヤのような丸いのは「エリートモンスター」で触れると戦闘になる。通常エンカウントモンスターと比べて非常に強い。
    • 撃破後は一時的に消滅し、何度か街とダンジョンを出入りすることで復活する。
    • 逃走した場合は一歩前に戻る。『世界樹の迷宮シリーズ』とは異なり背後が壁だったとしても逃げることができる。
  • その他3Dダンジョンゲームらしく一方通行や移動床、ワープなど様々な仕掛けが用意されている。
    • ワープはどこに仕掛けられているかは画面に表示されているので分かりやすいが、落とし穴は一度落ちるまで画面上に表示されない。また、ダークゾーンは突入した瞬間暗くなるので、入るまでどこに仕掛けられているか分からない。

戦闘

  • 戦闘5人後方待機6人で行う。ターン開始時に自由に入れ替え可能。戦闘自体はオーソドックスなターン制バトル。
    • ただし、戦闘不能者やアルトは後方待機不可。
    • 戦闘参加者は更に前列後列があり、物理攻撃のダメージに影響する。こちらも自由に入れ替え可能。
  • 戦闘中キャラクター同士で「エンハンスリンク」という連携状態になることがあり、エンハンスリンク状態だと追撃やかばう*2が発動することがある。
    • 上述の交代や前列後列移動を行うと解除される。
    • 全員がリンクすると「リンクバースト」が発動でき、敵全体に大ダメージを与えることができる。
      • ただし、発動後はエンハンスリンクが解除される。
  • 防御以外の行動時にキャラクターの右下に後方待機者のイラストが表示されている場合は「チェインアシスト」が発動し、通常攻撃やスペシャルアシスト*3、かばうが発動する。
+ キャラクター別スペシャルアシスト
  • スピカ:戦闘5名全員にダメージカット
  • メラク:4属性単体魔法攻撃
  • アステル:1列打攻撃
  • エルリック:アシスト発動者のHP回復
  • シルヴィア:4属性単体突攻撃
  • ヴォルク:単体打攻撃&確率でスタン
  • ニナ:アシスト発動者にHPリジェネ
  • フィー:風属性1列魔法攻撃
  • グレイ:単体斬攻撃&確率で毒、麻痺
  • 柴翠:単体斬攻撃&確率で即死
  • ある程度ストーリーが進むと「ハーモニクス」が使えるようになり、左上の数字が100以上の場合発動できる。
    • 敵全体にリンクバーストを超える大ダメージを与え、更に数字が200の場合戦闘参加者全員の状態異常、戦闘不能、HPを完全回復する。
    • ただし、発動できるのはアルトのみのため、アルトが行動できないと発動出来ない。

その他システム

  • 好感度
    • クエスト達成やバトルに勝利すると好感度が変化する。
    • 好感度は相互に用意されており、例としてアルト→スピカとスピカ→アルトで好感度は別になっている。
      • バトルに勝利する、クエストクリア、スキル「エールを送る」を受けると上昇し、戦闘終了時に戦闘不能になっている(逃げた場合は増減なし)、全滅などで減少する。
    • 好感度は10段階あり、好感度が高いとキャラクタークエスト(後述)の発生や、エンハンスリンク、チェインアシストに影響する。
    • 難易度ベーシックの場合は普通にプレイすれば自然と上昇していくので特別意識する必要はないが、難易度ハードの場合は敵が強い分減少しやすくなっている。
  • クエスト
    • クエストには3種類あり、物語に関わる「メインクエスト」、街の人々の依頼になる「サブクエスト」、キャラクターとの好感度によって解放される「キャラクタークエスト」がある。
    • クエスト達成後はアイテムやお金といった報酬が貰える。
    • キャラクタークエストは本編とは異なり、そのキャラクターにまつわる特別な話が展開される。
      • また、キャラクタークエスト受注中は特定のダンジョンにしか行けなくなる。
      • キャラクターごとに6種類あり、全部クリアしてエンディングを迎えると後日談のアフターストーリーが解放される。
  • スキルカスタム
    • SPを消費して、キャラクターそれぞれの固有スキルを自由に付けることができる。
      • エム・ツアーズ事務所に行くと有料で初期化可能。
    • SPはレベルアップで200増えるほか、スキルポーションを使うことで上昇させられる。
      • スキル初期化した場合、スキルポーションで上昇した分もそのまま残るため、どんどん使っていい。
  • レムナント
    • 戦闘終了時や宝箱からドロップすることがある、ダンジョン内の古代のアーティファクト。
    • 武器や防具に装備することでステータスアップや耐性アップなどの効果が発動する。
    • 装備可能なレムナントは色によって変わり、赤は武器、青は防具、緑はどちらでも可となる。
  • 武器防具強化
    • 他作品RPGでいう武器防具購入はこのゲームにないため、ダンジョン内で集めた素材を使って武器と防具を強化することになる。
    • 強化段階によってレムナントが装備できる数が増えていく。
    • ダンジョンで集めるのが大変な場合でも商店で前の章の敵が落とす素材を購入できるので、そちらで買い集めて強化することもできる。
  • エクストラ
    • タイトル画面から閲覧できるやり込み要素のうちの一つ。
    • CGギャラリー、アフターストーリー、ダンジョントークの3種類があり、それぞれ画面右上に達成率が表示されている。
      • CGギャラリーはゲーム内に表示された1枚絵を差分込みで確認できる。ゲーム内ではメッセージエリアのため見にくかった画面下も確認可能。
      • ダンジョントークはゲーム画面ではキャラクターの表情が表現されていたが、こちらではボイスのみとなる。

評価点

キャラゲー要素

  • 全会話がフルボイスで展開され、戦闘中も1行動ごとに全てセリフが用意されている。
    • 混乱による味方攻撃時のボイスは一聞の価値あり。
  • また、ダンジョン探索中もキャラクターが雑談やダンジョンにまつわる話をすることでマップ埋め作業も苦になりにくい。
    • ダンジョン内会話はやり込み要素としてタイトルから自由に閲覧できるようになっている。
  • キャラクター固定であるがゆえにイベントでは様々なキャラクターがストーリー展開をしていき、特定の場面では1枚絵も用意されているなど、それぞれのキャラクターたちによる楽しさがある。
    • 1枚絵はタイトルから閲覧可能。枚数にして差分込みで200枚以上用意されている。

初心者向けの3Dダンジョン

  • まずダンジョンに入るとヒールボトルという回復アイテムが10個支給される。
    • 効果は味方単体のHP50%回復(戦闘中不可)と強力。
  • 一方通行は外見上は扉であり、マップ上にも一方通行表示がされているため通路だと思って歩いたら帰れないという状況は起こりにくい。
  • その他、ダークゾーン以外は画面上に表示され、ダークゾーンもミニマップと自動移動があるため迷いにくくなっている。
  • ただし、いわゆるワープ魔法はなく、帰還魔法も中盤以降になるため、ワープで飛ばされたり、通らざるを得ない一方通行で塞がれたりして帰れないなど一筋縄では行かないようになっている場所もある。
    • 帰還魔法もスキルレベルが低いと消費MPが高いのでこれ一つで安心とはならない。
    • 仮に全滅しても街かセーフエリアに戻されるだけなので、大きなデメリットはない。
  • 一部ダンジョンでは突入後クリアまで帰還できない場所もあるが、回復アイテムのドロップや全回復アイテムの無制限入手など詰まないように設定されている。
  • 戦闘勝利時の経験値も後方待機者にも経験値が半分ほど入るので、よほど放置しているとかでもない限りはレベルが置いていかれるということもない。
  • 以上のアイテムやマップ画面など初心者でも遊びやすくなっている。
    • ただし戦闘に関しては別であり、他DRPG同様油断すると一瞬で壊滅する場面も多々ある。

賛否両論点

DRPGとしてのやり込み要素の薄さ

  • 例として『Wizardryシリーズ』であればダンジョン潜る→敵を倒しアイテムを集め鑑定→パーティの強化を繰り返すのだが、本作ではアイテムはほぼ装備強化用の素材のみであり、レアアイテムを拾って一喜一憂という場面はほぼ起こりえない。
    • レムナントは低確率でドロップし、効果はランダムなためこちらが一応の収集要素ではあるか。
    • エンディング後のやり込み要素はストーリーもなくダンジョンも1階層1つだけとほぼないに等しい。
  • ただしこれらはDRPGとして見たらであり、ストーリーは悪いものではなくキャラゲーとしては十分楽しめるためそちら目線で楽しめている人はいる。

問題点

難易度調整

  • 難易度は「ベーシック」「ハード」の二つがあるが、ハードにしても敵が強くなること以外に違いはない。そのため、「ハード」はより歯ごたえのある戦闘を楽しみたいプレイヤー以外が選ぶ理由はほとんどない。
    • もっとも、ザコ戦に関しては後半に行くほど苛烈になるので、ベーシックだとしても奇襲→1ターン全滅は普通に起こりえる。ハードならなおさら。

アルトが戦闘メンバーから外せない

  • 上述の通り攻撃回復補助一通りこなせるのは確かだが、やはり特化メンバーと比べると劣っている感は否めず、何も考えないでスキル振りをするとただの器用貧乏になってしまう。
    • にもかかわらず、絶対にパーティから外せず結局は様々な場面で戦えるようにしないとならないスキル振りにせざるをえず、器用だが意外と扱いに困るということに。
  • もちろんアルトにも長所はあり、「ラスティクラウド」「メルトクラウド」という敵全体デバフはアルトにしか使えず*4、またパーティから外せない=レベルが一回り高くなる=それなりにステータスが高いということでスピカと共に壁役に徹したりと器用な立ち回りができる。

テンポの悪さ

  • 移動や戦闘中の行動は遅く、早送り機能はあるがそれでも遅く感じてしまうほど。
    • なおアップデートにより改善され、戦闘に関しては早送りをすれば一部のスキルを使用した場合を除き1行動3秒ほどで終わるようになった。

総評

キャラゲーに重きを置いたDRPGであり、メインキャラサブキャラ共に濃いメンバーとの掛け合いを楽しめる作品。
が、純粋にDRPGを楽しみたいという人にはやり込みが薄い点には物足りなさを感じてしまう。
その分メインストーリーとキャラクタークエストは充実しておりキャラゲーとしては上質と言える。

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最終更新:2023年03月08日 14:20

*1 日本アートメディア、サクシード、アソビノスピリッツ、プランタゴゲームス、アイエヌオー、クリープ、カラッカ、サイクロンエンターテイメント、萌楽科技、奥空科技、キューン・プラント、インターワン、エープラス、ポールトゥウィン

*2 単体攻撃のみだが、受けるダメージが0になる。スキルによるかばうを隣限定にした代わりに強化したようなもの

*3 キャラクターによって様々な行動を起こす。

*4 ヴォルクの「ビーストアイズ」は全体デバフだが攻撃のみで、アルトは魔攻も一緒に下げられると違いがある。ただしビーストアイズのほうが減少率が高く、麻痺付与もあるので単純劣化とは言えない。