【ばとるふぃーるど にーぜろよんにー】
ジャンル | FPS | ![]() ![]() |
対応機種 |
プレイステーション5 プレイステーション4 Xbox Series X/S Xbox One Windows10/11 |
|
発売元 | エレクトロニック・アーツ | |
開発元 | DICE | |
発売日 | 2021年11月19日 | |
定価 |
スタンダードエディション 【PS5/XSX】9,700円 【PS4/One/Win】8,700円 ゴールドエディション 【PS5/XSX/PS4/One】13,000円 【Win】12,000円 アルティメットエディション 【PS5/XSX/PS4/One】16,000円 【Win】14,500円 |
|
プレイ人数 | 1~128人 | |
レーティング | CERO:D(17才以上対象) | |
備考 | PS4/Oneの最大プレイ人数は64人 | |
判定 | シリーズファンから不評 | |
ポイント |
『BF4』以来の現代戦 最大128人対戦による大規模な戦闘が楽しめる しかし数多くの問題点が存在し評価は過去最低 |
|
バトルフィールドシリーズ |
『バトルフィールド』シリーズの14作目。
異常気象や世界恐慌によって混迷を極める西暦2042年を舞台としており、『バトルフィールド4』以来の現代戦がテーマである。
登場人物など『BF4』の後年を思わせる描写も多く、事実上の後継作としての意味合いも強い。
本作は『バトルフィールド バッドカンパニー』以降導入されていたキャンペーンモードが存在せず、マルチプレイのみ実装されている。
ちなみに、舞台である2042年は初代『BF1942』とシリーズ唯一の未来戦作品『BF2142』の丁度中間地点にあたる。
All-out Warfare(以下AoW)
ハザードゾーン
バトルフィールド ポータル(以下ポータル)
その他の新しいシステム
+ | アップデートで改善・緩和した問題 |
『BF4』以来の現代戦という特徴や、過去最大のプレイ人数など、発売前は多くの期待を受けた作品。
ところが蓋を開けてみると、多数の不具合や劣悪なマップデザインなどの問題点が数多く指摘され、前評判とは裏腹にかなり厳しい評価を下されている。
特にこれまで評価されてきた味方との連携要素など、『バトルフィールド』の特徴的なゲーム性が損なわれており、シリーズファンから「過去最低の出来」と評されることも少なくない。
開発側も本作の低評価を認識しており、品質改善に向けた継続的なアップデートを行っている。
当初は発売から3か月間隔で配信される予定だったシーズンコンテンツの開始を半年延期する、2022年3月時点で同時接続数が過去作を一時下回るといった状況もあり、本作の行く末に暗雲が立ち込めていた(参照)。
アップデートを重ねた現在は、進行に支障の出る不具合も改善が見られ、発売当初の悲惨な状態から持ち直しつつある。
しかし問題点は依然として残っており、残念ながら「過去最低」の汚名を返上できるほどの評価は得られていない。
近年の『バトルフィールド』シリーズは発売されてすぐは評価が低いが、アップデートにより徐々に高評価になっていく傾向があるため、今後に期待したいところではある。
*1 最大ヘルスは100+アーマー増加分のため、ショットガンが全く使い物にならない状況となってしまった。
*2 韓国のソンドを舞台としたマップ。マップ名は英語で「万華鏡」を意味する。
*3 『BFV』のマップと比較して2~5倍の広さ。
*4 『BF4』に導入されたシステムで、地形を変化させるほどの大規模な破壊を引き起こし、拠点配置や侵攻ルートを大きく変化させる。
*5 ポータル武器はミッションをクリアすることでアンロックされるが、ミッションに必要な武器はレベルを上げてアンロックしなければならない。
*6 当時もソ連やレジスタンス等に女性兵士は居たが、あらゆる戦線に投下されるほど存在したわけではない。時代背景から考えて、女性兵士がいたるところで戦っている状況はおかしい、という批判が少なくなかった。これに対し開発元であるDICEは「我々には女性兵士を出す信念がある。受け入れられないなら買わなくていい(意訳)」と発言し大炎上した。
*7 アップデートにより分隊ボーナスが追加されたが経験値が多く獲得出来るだけでスコアには影響しない。
*8 体の男女に関わらず性自認が男性でも女性でもない人のこと。日本では歌手の宇多田ヒカル氏がこのノンバイナリーであることを公表している。