【くいずせかいはしょうばいしょーばい】
ジャンル | クイズ | ![]() |
対応機種 | ゲームボーイ | |
発売元 | タカラ | |
開発元 |
さんえる 港技研 |
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発売日 | 1992年8月7日 | |
定価 | 3,980円 | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
判定 | シリーズファンから不評 | |
ポイント |
番組と内容違いすぎ 出演者はある程度再現 |
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日本テレビ関連作品リンク |
1992年8月にタカラから発売されたクイズゲーム。
当時を含む1988年10月~1996年9月と8年に亘り日本テレビで放送されていた同名の人気クイズ番組とタイアップしたゲーム。
番組レギュラー解答者が実名で登場しており、名前は名乗らないが司会の逸見政孝、渡辺正行なども登場している。
逸見政孝
渡辺正行
ジャイアント馬場
岡本彩
高田純次
山瀬まみ
山城新伍
クイズゲームとしてはそれなりの出来で、ただ淡々と選択式のクイズをするだけでなく特殊な問題も用意されているなど、当時のゲームとしては比較的よくできている方ではある。
だが、その一方でCPU解答者のお粗末な解答、ウソつき四択に関しては自分がリードしている場合、問題無関係で相手と同じものを選べばそのまま逃げ切れてしまったりなど粗も多い。
そして最大の難点は「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」と冠していながら、実際の番組のように5人で対戦するわけでなく、まったく架空の視聴者参加番組に改変している点で、あの番組の雰囲気は味わえたものではない。
クイズの内容自身においても、元番組のコンセプトである「商売」に関係ない問題もかなり目立っている。番組で行った問題をそのままゲーム化するのは無理とは言え、せめてここは商売に関するもので統一してもらわないと何のために番組をゲーム化したのかよくわからない。
ゲームボーイレベルでは番組らしい再現を望むこと自体無理筋なので、やむを得ないといえばやむを得ないが、番組ファンからしてみれば期待外れな感も否めない内容になっている。
*1 番組では「萬」表記だが本稿ではゲーム内表記に合わせ「万」とする。
*2 因みに実際の番組では20万が一番出やすく作られている。
*3 正解しても一度外した場合は、また単発(20万)からカウントされる。
*4 番組では「売り上げNO.1」と称するトップ賞とは別に100萬に到達した時点で「ゴールドプレート」を獲得できた。たとえ最終問題前まで全問不正解でも、ラストスロットで100萬を出せば獲得でき逆転トップ賞のチャンスもあった。
*5 同番組のEDスタッフロールにタイトーの名が出てくる。
*6 9月6日に本番組を含め仕事を全てキャンセルして闘病専念宣言をした会見を開いたことは現在も有名な話。もちろん当時は完治後の復帰が前提だったが、すでに末期の状態だったにも係わらず大手術を受けたことは死後に物議を醸した。
*7 先述の逸見不在時の臨時単発登板として司会を4度行っており逸見健在の時代には解答者として出たこともある。
*8 ただし1990年から春・秋の年2度行われていた2~4時間構成による日本テレビの番組対抗戦「スーパークイズスペシャル」は「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」が基本ベースで作られており(他に「マジカル頭脳パワー」「世界まる見えテレビ特捜部」「どちら様も笑ってヨロシク」など様々なクイズ番組のものも混ぜ込まれた連合クイズ番組)、この特別番組は1999年秋季分まで放送され「SHOW by ショーバイ」終了後もそれを母体としたスタイルは最後まで変わらなかった(後番組の「速報!歌の大辞テン」とも変則的な共演をしている)。
*9 理論的にはそうなのだが、馬場の妻にあたる元子夫人が「勝手に使わないでください」とクレームをつけたことで次の続編からグレート司馬が出なくなったというエピソードがある。