本稿はソーシャルゲームであるアプリ版が原作のゲームを扱っています。
本Wikiはソーシャルゲームの執筆が一切認められていないため、3DS版の詳細に関する記述に限定し
アプリ版に関する情報は割愛しています。
【ぱずどらくろす かみのしょう/りゅうのしょう】
ジャンル | 冒険パズルRPG | ![]() ![]() |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
メディア | 1Gbyte3DSカード | |
発売・開発元 | ガンホー・オンライン・エンターテイメント | |
発売日 | 2016年7月28日 | |
定価 |
パッケージ版:5,280円 ダウンロード版:4,481円 |
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プレイ人数 | 1〜2人 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
RPG、ストーリー面の強化 対人戦システムの実装 メディアミックスやホビー連動が多数 収集要素は一部不完全 |
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パズル&ドラゴンズシリーズ |
物語とパズルがクロスする冒険パズルRPG
スマートフォン向けソーシャルゲーム「パズル&ドラゴンズ」を原作とした3DS版のパズルRPG。タイトルは『パズドラクロス』のほか『パズドラX』と表記されることもある。 『神の章』と『龍の章』の2バージョンが同時にリリースされており、ストーリーは同じだが登場モンスターが異なる。 ミリオンヒットを記録した3DS『パズドラZ』の続編に当たり、パズルRPGとしてのゲームシステムも類似しているが、ストーリーや登場キャラクターは前作とは独立している。
また今作は2人プレイに対応しており、ストーリーモードを2人で協力して攻略することができるほか、育てたチーム同士で1対1の対人戦を行うことができる新たなモードが搭載されている。
TVアニメを主とするメディアミックスが盛んであったほか、ホビーとの連動機能も有している。
大まかなパズルのルールは前作『パズドラZ』と同様。変更点を中心に述べる。
今作で新たに登場したモード。育てたチーム同士で1対1の対人戦が可能である。インターネット対戦にも対応。
ミリオンヒットの前作『パズドラZ』から正統進化を遂げた、家庭用パズルRPGとしての続編。
前作からビジュアル面とストーリー面が大きく増強され、小さな子供だけでなく万人に受け入れられる作風になっている。
原作パズドラのモンスターも多数登場するようになり、育成におけるカスタマイズ要素も増えたためお気に入りのモンスターを連れた冒険がしやすくなっている。
また、新たな試みとして対人戦の機能を搭載しており、初発ながらルールの完成度はなかなか高い。
自分の得意な戦略を組み立て、それに見合ったチームを育ててライバルとの対戦に臨む、1対1の真剣勝負を楽しむゲームとしても申し分はない出来である。
なお、課金がないのは前作同様だが、ホビー連動などでの集金要素は前作より増えているきらいがある。図鑑のコンプリートも仕様上不可能なため、モンスター収集コンテンツに関しては前作と比べて不親切になっているのは否めない。
パズドラの社会的ブームは既に過ぎていたこともあり、2バージョン合わせた販売数は25万本と、残念ながら前作には届かなかった。
とはいえ、パズルRPGの金字塔としてのパズドラの魅力は今作にも余す所なく発揮されているのは間違いない。
今作の機能をベースにした展開は継続しており、パズドラシリーズにおける重要な位置を占める良作になったということが出来るだろう。
*1 図鑑枠は595だが、没モンスターが4体いる。
*2 ヌシが他のシンボルにチェインして消失することはない。
*3 ゲーム内データではパズドラレーダーとの連動で登場するグランドボス5種類の色違いがそれぞれ用意され、アーマードロップ連動での入手が予定されていたようだが、「煌雷神・ヘラ=ドラゴン」以外の4体が公開されずお蔵入りになってしまった。
*4 他シリーズとは異なり上限を超えたダメージを完全に0にはせず、受けるダメージ量を上限値まで引き下げるという効果。
*5 HPゲージが4本になったほか、相手の操作時間を短縮したり相手の盤面を勝手に変換したりといった干渉スキルの種類が増えた。また相打ち時の勝敗に相手の攻撃を上回った属性数が加味されるようになり、多色編成が有利になった。
*6 アーケードゲーム『パズドラバトルトーナメント』とは関係がない。