【ちょうじげんげいむ ねぷてゅーぬ しすたーず ばーさす しすたーず】
ジャンル | RPG | ![]() ![]() ![]() |
対応機種 |
プレイステーション5 プレイステーション4 Windows(Steam/GOG.com/Microsoft Store) Nintendo Switch Xbox Series X/S Xbox One |
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メディア |
【PS5/PS4】BD-ROM/ダウンロード 【Win/XSX/One】ダウンロード 【Switch】ゲームカード/ダウンロード |
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発売元 |
【PS5/PS4/Switch】アイディアファクトリー 【Win/XSX/One】Idea Factory International |
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開発元 | コンパイルハート | |
発売日 |
【PS5/PS4】2022年4月21日 【Steam】2023年1月25日 【Switch】2023年8月10日 【GOG】2023年9月26日 【MS Store】2024年5月22日 |
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定価 |
【PS5/PS4】8,580円 【Steam】5,150円 【Switch】8,580円 【MS Store】4,650円 【GOG】$49.99 |
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プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:C(15才以上対象) | |
判定 | なし | |
ポイント |
『四女神オンライン』以来となる女神候補生再登場 重厚なメインストーリーと高品質なLive2Dは高評価 ネタ提供にテコ入れが施された 戦闘アクションの説明不足で評価を落とす |
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ネプテューヌシリーズ |
すぐにわかる。ネプギア。私は、あなたのーーー
『ネプテューヌ』シリーズの正当スピンオフ(*1)。『新次元ゲイム ネプテューヌVII(R)』の続編に当たる。 『超次元ゲイム ネプテューヌmk2』とそのリメイク『超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth2 SISTERS GENERATION』以来となる、女神候補生たちが主役を務める。
以後、『新次元ゲイム ネプテューヌVII(R)』を『VII(R)』と、『超次元ゲイム ネプテューヌmk2』を『mk2』と表記する。また、この記事では前作を『VII(R)』のこととする。
遥か海の先【ぴーしー大陸】からの救援要請を受け、四女神が旅立ったその日、残ったネプギアたち女神候補生は、とある研究施設に足を運んでいた。
そこで出会った【灰色の女神】によってカプセルに閉じ込められ、深い眠りに陥ってしまった女神候補生たちが目覚めたのは、2年後のゲイムギョウ界。
人々は【マジフォン】と呼ばれる最新モデルのスマホを手にし、世界は【スマホ】によってシェア率が占有されていた。
ネプギアは突如大量のモンスターが出現する【バズール現象】によってプラネテューヌが陥落したこと、 姉のネプテューヌが行方不明になったことを告げられる。
帰る場所や姉を失い、絶望に虐げられるネプギア。
これは絶望から希望の未来へ切り開く、女神による女神のための破壊と再生の物語──
(公式サイトより引用)
シリーズ物のため、過去作と同じ点は簡潔に留め、過去作から変わった点と本作からの新しい要素を中心に紹介する。
ゲームの流れ
戦闘
「アクション」と「戦術」を融合させたバトルシステム。様々なコマンドを駆使して、モンスターを撃破する。シンボルエンカウントの形式で戦闘を開始する。
既存のキャラクター(公式サイトより引用)
新キャラクター(公式サイトより引用)
システム
女神候補生の再登場
重厚なメインストーリー
+ | ※ネタバレを含む |
ネタ提供に対してのテコ入れ
魅力的なキャラクター
高品質なLive2D
豪華な声優陣
進化したグラフィック
良質なBGM
イベントアーカイブの存在
戦闘アクション
普通に楽しめるという声と全然楽しめないという声が両方ある。以下が賛否両論となった主な原因である。
シリーズウリのバカゲーらしさが減少
戦闘アクションの作りの甘さ
賛否両論点で述べた通り、「戦術」の要素が強いアクションと理解してプレイしていることを前提に問題点を述べる。
マップ探索・構図
操作可能なキャラクター数
プレイ環境の快適さ
あるトロフィーの獲得難易度
その他の問題点
+ | ストーリーのネタバレを少し含む |
ネプテューヌシリーズのスピンオフは近年作品から評価の悪い部分が目立ち始め、特に『勇者ネプテューヌ』や『ブイブイブイテューヌ』は完成度の低さにファン離れや炎上まで発展している。
それゆえ、「スピンオフはハズレ枠」という認識が定着していたがこれらの問題はさすがにテコ入れが施され、本作は良質なストーリーとLive2Dがプレイヤーの心に刺さり、一定の評価を得ることに成功した。
また、何より長らく出番がなかった女神候補生の再登場が話題を呼び、候補生推しのプレイヤーは復活を大いに喜んだ。
戦闘アクションやマップ探索の問題点を許容できるかどうかはプレイヤーに依るところが多く、世間一般での良ゲーとは言いにくい。
だが、ストーリーの完成度やキャラクターの魅せ方はかなりのものであり、それらを重視するプレイヤーにとっては満足のゆく仕上がりとなっているだろう。
*1 公式の呼び方。クリアすると正当スピンオフの意味が大体分かる。
*2 公式サイトでは、エグゼドライブとエグゼドライヴの2通りの表記がある。本サイトでは、エグゼドライブとして統一する。
*3 『東方Project』を手掛ける同人サークル「上海アリス幻樂団」とのコラボキャラで、モチーフは博麗霊夢。
*4 『ひぐらしのなく頃に』とのコラボキャラで、モチーフは竜宮レナ、あるいは竜騎士レナと思われる。
*5 過去にディレクターの私情でお気に入りであるネプギアとユニの贔屓が目立ち、その理由も含まれる。
*6 国名と「バズール現象」「マジフォン」や、上で述べた剣や地域くらいである。
*7 例えば、マリカー訴訟・PS5品薄問題やワクチンに関する陰謀論等。
*8 元ネタは『シェンムーIII』。全体的に時代錯誤な点が目立っていた作品。
*9 タクティカルスキルとエグゼドライブの演出の簡素化はアクションゲームとしてのテンポを重要視した結果とも考えられるので、必ずしも問題点とは言えない。
*10 ここでは、「硬直が長い」を「ボタン操作を受け付けない時間が長い」と定義する
*11 例えば、「もたもたしているから、追い抜いちゃったじゃない」などがある。
*12 1周目クリアで10に増える
*13 Steam版の実績については2000体に緩和されている。