【ちょうじげんげいむ ねぷてゅーぬ げーむ めーかー れぼりゅーしょん】
ジャンル | RPG | ![]() ![]() ![]() |
対応機種 |
Nintendo Switch プレイステーション5 プレイステーション4 Xbox Series X/S Windows(Microsoft Store) |
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発売元 |
【Switch/PS5/PS4】アイディアファクトリー 【XSX/Win】Idea Factory International |
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開発元 | コンパイルハート | |
発売日 |
【Switch/PS5/PS4】2023年8月10日 【XSX/Win】2024年10月30日 |
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定価 |
【Switch/PS5/PS4】8,580円 【XSX/Win】5,850円 |
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プレイ人数 | 1人 | |
レーティング |
【Switch/PS5/PS4】CERO:C(15才以上対象) 【XSX/Win】IARC 12+ |
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判定 | なし | |
ポイント |
『VII(R)』以来の大人ネプ再登場&主人公初抜粋 シリーズの強みは十分に表現 戦闘システムの品質は前作から向上するが難易度も上昇 新要素の部分は問題が多い |
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ネプテューヌシリーズ |
『ネプテューヌシリーズ』のスピンオフ作品。略称は『ネプ社長』、『ネプgame』あるいは『GMRE』。
大人ネプテューヌが再登場し、本作の主人公を務める。
システムの大元は『超次元ゲイム ネプテューヌ Sisters vs Sisters』(以下『SvS』)と同様で、本作独自の特徴はゲーム会社を経営する「経営システム」になっている。
本記事では便宜上、主にシステム面が共通する『SvS』を「前作」として比較解説する。ただし、両作品にストーリーのつながりはほとんどない。
また、本記事では、バージョン1.07時点での説明を行う。
ゲームメーカー群雄割拠の世界…
ゲームメーカー世界は【シェア】を獲得するために、
ゲームメーカーたちが覇権争いの戦いを広げていた。
そして、 新たなゲームメーカー が、
ゲイムギョウ界の生き残りをかけた戦いに、
足を踏み入れようとしていた。
(公式サイトより引用)
システムの大元は前作『SvS』と同様なので、同じ点は簡潔に留め、前作から変わった点と本作からの新しい要素を中心に紹介する。
ゲームの流れ
戦闘
「アクション」と「戦術」を融合させたバトルシステム。様々なコマンドを駆使して、モンスターを撃破する。シンボルエンカウントの形式で戦闘を開始する。『SvS』からの大きな変更点は詳しく説明する。
既存のキャラクター(公式サイトより引用)
新キャラクター(公式サイトより引用)
システム
ストーリー
魅力的なキャラクター
新キャラの失敗女神、コピー三人衆やエフーシャらも全員キャラが立っている。
ゲームやネットのネタをモチーフにしたギャグの数々
高品質なLive2D
戦闘アクション
『SvS』と大元は一緒。『SvS』の時点で光るところはあったが、同時に粗が多く完成度が高いとは言えなかった。しかし、今作は改善点が多くみられ(改善点の詳細は下記に記載)、総合的に見て良いものになっている。以下にコンセプトとその良い点を説明する。
『SvS』から改善された点が多い
その他の評価点
ストーリー面
戦闘面
経営システム、ディスク開発システム関連
戦闘面、バランス関連
システム、UI関連
経営システム、ディスク開発システム関連
マップ探索面
ショップの品揃え
決算報告
その他の問題点
アップデートで改善された問題点
本シリーズの購買層の性質上、発売日すぐにプレイするユーザーが多いので、ネット上ではこれらに関して否定的な意見が見られる。アップデートを経ずども、快適なプレイができる作品が望まれるところである。
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戦闘アクションを中心に前作『SvS』から良くなっている点は多く、全体的な品質は前作よりも向上したと言える。
また、本シリーズの特徴かつ特長である魅力的なキャラクターとゲームやネットミームをモチーフにしたギャグの数々は健在であり、アクションもなかなかの出来映え。
総合的な出来は本シリーズの中で上位といったところで、本作を評価するプレイヤーは多い。
しかしながら戦闘、システム、ストーリー全て『SvS』の特徴とは対極にあるといっても過言ではなく、また、本作の特徴である経営システムやバイクといった新要素に関しては粗も目立ち、それゆえに特に前作ファンからは厳しい評価を下されることも少なくない。
やや賛否両論の傾向が見られる本作だが、シリーズの強みはしっかり表現できているので興味があるプレイヤーは手にとってみる価値はあるだろう。
*1 ゲームのコピーツールの総称として使われる単語「マジコン」が由来。ネットの普及とともに2000年代頃に大きな問題となった。なお「マジコン」という名前自体は台湾製スーパーファミコン用コピーツール「スーパーマジコン」が由来といわれているが、主に任天堂製の携帯機に(GBAやDSなど)おいて問題となった。
*2 モチーフはバンダイナムコ
*3 モチーフはカプコン
*4 モチーフはコナミ
*5 モチーフはスクウェア・エニックス
*6 モチーフはバンダイとAppleが共同開発したゲーム機「ピピンアットマーク」。世界で最も売れなかったゲーム機とされている。
*7 モチーフはアタリが開発したゲーム機「アタリジャガー」。世界で3番目に売れなかったゲーム機とされている。
*8 モチーフはThe 3DO Companyが開発し、旧松下電器産業などから販売されたゲーム機「3DO」。世界で6番目に売れなかったゲーム機とされている。
*9 モチーフはゲームソフト開発会社フロム・ソフトウェア。
*10 『四女神オンライン』や『SvS』で存在は確認できる。
*11 一部「ヤギになるゲームのが多分おもろい」など面白いものはある。
*12 『テイルズオブアライズ』など他作品で、似たようなシステムが見られる。
*13 コロシアムでは、そのような敵と戦うことができる。
*14 ゴールドサァドは4人で、こちらのパーティーメンバーは12人。3人ずつ割り振って戦う。
*15 過去シリーズにおいてネプテューヌ達が女神化して「格好良くキメる」シーンの曲。今作の失敗女神達にも噛み合いそうなシーンは有るのだが。
*16 『VII』におけるゴールドサァド4人共通のバトル曲。2015年の同作から8年ぶりの再登場なのでBGMも再現してほしかったところである。
*17 リザルト画面とは別。